秋沢トレ マスキ嵐沢遡行
※この記録は一橋大学ワンダーフォーゲル部(以下HWV)の部員が記録・作成したものです。主たる対象はHWVの後輩であり、レベルに関する表記などはHWV基準で書かれています。
また、記録対象が「自然」であるため、ここに書かれている記録通りの状態が永続することを保証するものではありません。
1.メンバー
CL:真船(3) SL・装備・記録:清水(3) 小幡(3) 安井(2)
2.行程概要
10月14日 立川st~(car)~▲丹沢記念館P
10月15日 ▲(car)大滝橋―0:30-マスキ嵐沢入渓点(0720/0753)―0:15-(元)F1―0:10-F3-0:30-1:1枝沢(0850/0905)―0:26-F7-0:55(F7登攀時間含む)―稜線―1:00-西丹沢自然教室
3.問題点と対処
携帯電話…大滝橋アウト。つめ上がり場所入る。西丹沢自然教室アウト(公衆電話あり)
以下は滝の対処であり、丹沢110より。下降は~とあるのは下降するなら~という意味
F1:崩壊していて簡単。下降もクライムダウンで。
F2:水線を行く。簡単。下降もクライムダウンで。
F3:下段楽勝。上段は右にトラバってから巻き気味に越える。確保は水線を行かない限り必要ないが、巻き気味に越える場合でもPRは出した方が無難。支点は木でも良いし、人工もある。一年生がいれば下降は懸垂になると思う。
F4:水流左がガバガバ。詳しいルートは真船が登っている画像か、安井が登っている動画で。支点は滝上に木がある。下降はここから懸垂
F5:右側を巻き気味に。楽勝。下降は同ルートを巻き降り。
F6:階段状で楽勝。支点は打たないとないが、確保の必要なし。下降はクライムダウン。
F7:CLと安井が右のルンゼから巻いて後続を確保。巻きは落石注意。滝は水が無いので岩トレみたい。随所に残置ハーケン(頼れない)がある。ナッツも決まりそうだし、良いリードポイントだと思われる。
ツメ…かなりがらがら、ぐずぐず。ひたすらまっすぐ。
読図に関して:
- 遡行図(110ルート)に関してはかなり正確。今回は渇水だったので水料比はあてにならないが。ただし、最初の4mの後に一本正面から入った。
- この沢で03年に読図でもめたのは遡行図の「二俣」という表記に問題があるためだろう。910の分岐を二俣と呼んでいるが、実際に見ても、ニゴマンズで見ても870の方が二俣に見える。これは遡行図では単なる1:1になっている。
- 840から右に伸びる枝沢は1:5の上の涸沢。