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2022年 夏山登山 富士山


夏山登山 富士山

日時 2022.08.25~26

山域 富士山

文責 山田

メンバー CL:山田(W1) SL/医療:荒井(W1)

天気 両日ともに晴れ

コースタイム
<1日目>
富士宮口五合目(12:38)-0:09-六合目(12:47)-0:35-新七合目(13:26)-0:28-元祖七合目(14:12)-0:24-八合目(14:57)
合計:2:31
<2日目>
八合目(01:40)-0:22-九合目(02:02)-0:24-九合五勺(02:52)-0:14-富士宮口頂上(03:24)-0:05-剣ヶ峰(03:33)-(休息)-
富士宮口頂上(05:53)-0:12-九合五勺(06:05)-0:10-九合目(06:19)-0:20-八合目(06:48)-0:25-元祖七合目(07:15)-0:14-新七合目(07:33)-0:22-六合目(08:14)-0:07-五合目(08:25)
合計:6:51

詳細
1日目。鈍行を乗り継ぎ、富士宮駅からバスで富士宮口五合目到着。高度順応を意識しつつちんたら準備するものの、30分後には行動開始(最低でも1時間程度そこに留まるのがよいとされる)。天気が大変よく、エアリアよりもかなり速いペースで登る。途中何度も数十人規模も団体に追いついたが、山小屋の休憩時間などを見計らってその都度追い抜いた。高山病対策のために携帯酸素をもってきており、休憩ごとに吸引。とはいえ八合目(高度3000m)では軽い頭痛がした。もっとも食欲などは変わらず、頭痛も一晩寝たら治った。宿泊地は八合目池田館。夕食はカレー。量は少なくおかわりもできなかったので、寝床でパンやお楽しみをむしゃむしゃ食べた。炭水化物を多めに持ってきててラッキー。寝床はシュラフ(モンベルの3番)とマットが用意してあり、かなり快適。トイレも(宿泊者限定で)無料で使えた。朝食はチェックイン時にビニール袋に入れて渡される。中身は天然酵母パン×2+ソイジョイ+パックのコーヒー。おにぎりじゃないのがやや残念。20時就寝。
2日目。1時半に山小屋スタッフが声かけてくれるとのことだったが、混雑を避けるため1時に起床し1時半行動開始。雨は降っていなかったが、常に強風が吹いている上霧がかかったり晴れたりの繰り返しだった(星空は綺麗)。雨具や手袋、防寒着は必須。九合目あたりからは岩場が多く、ストックがかなり重宝した(ちなみに荒井はもってくるのを忘れた)。かなり早くに出たため、懸念していた団体パーティの列に巻き込まれ進めなくなる事態は回避できたものの、その反動で頂上に早く着きすぎてしまう。まだ星空が見える時間帯だったためあまりに寒く、防寒着隊の最大戦力を出動させることに。このときはちゃんと準備してきてよかった…とひしひし感じた。日の出時刻は05:13だったが、30分前には空の色が変わり始めたため、最高峰剣ヶ峰へ。我々が場所を確保したときはまだ人はまばらだったが、その後すぐに人がわんさか集まってきたため、結果的に早く着いたのは正解だったと思う。やっぱり寒かったけど。多少雲はあったが、綺麗な御来光を望むことができた。その後、浅間大社奥宮にお参りしたり売店であったかいコーヒーをすすったりしてから下山開始。富士宮ルートは岩場が多く、下りでの怪我が多そうな道だった。9時発のバスに間に合わせるためにやや(かなり)ハイペースで駆け下りたが、なんとか怪我無く下山。

総括
天候に恵まれ、星空や御来光などを満喫することができた良い山行になった。しかし同時に、もし大雨や暴風に見舞われた場合は相当ハードな山行になるだろうな…とも思わされた。富士登山の難易度は比較的易しいとされるが、もし目指される際は防寒、防風、そして紫外線対策を徹底してほしい。高尾のごとく人が集まる山だが、3000m級であることを忘れてはならない。



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