2008年 沢トレ 月夜見沢


【08新歓沢 月夜見沢遡行】

※この記録は一橋大学ワンダーフォーゲル部(以下HWV)の部員が記録・作成したものです。主たる対象はHWVの後輩であり、レベルに関する表記などはHWV基準で書かれています。
また、記録対象が「自然」であるため、ここに書かれている記録通りの状態が永続することを保証するものではありません。

日時:
2008年5月17日(土)日帰り 

山域:
 奥多摩 北秋川 月夜見沢 

メンバー: 
CL:安井(W4) SL:加藤(W2) 顧問:清水(W5) 竹川(W2) 
新人:木村(法) 寿栄松(社) 藤井(経) 森田(社)

コースタイム:
入渓点-0:17-F1前-0:30-休息(0:12)-0:13-F2前-0:24-F3前-0:07-F4前-0:06-F5前-0:22-F6前-0:18-休息(0:10)-0:40-遡行終了点-0:20-入渓点 
【遡行時間 3:19】【遡行外時間 0:20】【合計タイム3:39】 

記録 
F1 : 右からへつる。へつり自体はW1でも問題ないが、最後の登りはホールドが心もとなくSLひよる。思ったよりは難しい印象。 
F2 : まず遡行図以上にF1からの距離が長く、SLを不機嫌にさせる。二つの堰堤とも右から巻き下りる。怖がる新入生がいても、上級生がフォローすれば全く問題ないレベル。技術的な難度はないが、飛び降りるという感じになるため精神的な難度は新人にはありえる。 
F3 : ゴルジュの入り口、左からへつっていくが所々足場が不安定になり体重移動が重要になる場所がある。落ちてもなんてことはない場所だが新入生のフォローはしっかりした方が良い。ただし、ロープは出せない。 
F4 : 左壁をへつる。ここの滝下で右に渡り登る…はずだったが、滝に倒木が良い感じに倒れ掛かっており、倒木と滝下の左壁を頼りに一気によじ登る 
F5 : 釜の右側がうまっており、このことを考慮すると左巻きは大きすぎるということで、ここは少し水に浸り右壁から越した。 
F6 or F7 : おそらくF6だと思うが、左から巻く。それなりに大きく巻いたがロープを出せば問題ない。ちなみにシュリンゲの回収に満足しきったSLが落ち口のクライムダウンで地味に滑り落ちる。(おそらく)F7は気付かず突破。 
F7~ツメ : 倒木帯をガシガシ進む。ツメに関しては、問題ない。もしこれが登れないなら日常生活に支障が出る。 


全体を通しての感想 : やはり景色は良い。新勧向きの沢である。ただし、難易度や確保が無いなど上級生の練習としては物足りないと思われる。しかしそれ故に、大人数を連れてくるにはこの沢は適しているだろう。本来は新入生同士の親睦を深める予定であったが、既に仲が良いという状況にSLはアンニュイな気持ちであったが、楽しんでくれたみたいでよかった。 
あと、ラストは難しいよね。         byなぜか焦ってしくじることの多かったSL

文責 W2加藤




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