05年度HWV記録
沢トレモミソ沢遡行
1.メンバー
CL:高野(3) SL・装備・記録:清水(2) 気象:小幡(2) 医療:真船(2) 新人:居波・安井
2.行程概要
7月23日 渋沢st~大倉―1:10-新萱橋(入渓準備0:35)―0:40―②3段11m(休憩15分)―0:55―④大棚―0:50-④上―1:00-大倉尾根(休憩30分)―1:30(休憩15分)―大倉BS 7:40(3:25+1:35+2:40)
3.問題点と対処
携帯電話…大倉尾根では入る。
新萱橋へのアプローチ…車も通れる林道。
・モミソ沢遡行
②前までの小滝…直登簡単。どの滝でどのコースを登ったかを覚えていないほど簡単。場所によっては軽い巻きあり。ただし、一年生は所々で多少苦戦していた。
②…1・2段目は直登。三段目は右から巻き気味。中間支点があるので、リードも可能だと思われる。
③…突っ張りでも、体を入れても登れる。ガバもあるがカチ持ちができるとなお良い。
④…全員で左巻き。ただし、ルートが二通り。最初は同じで、ルンゼ状を登って行く。ここから①左にトラバースして再び右にトラバース。と②そのまま落ち口へトラバース。①はCL、小幡、居波、清水(ロープ回収のため仕方なく)が通った。通過は危険ではないが、落石が起きやすい。②は真船と安井が通った。もし、落ちたときはやばいが、階段状で上部の木からロープを出せるのでこちらも大きな問題はない。ただし、新人連れなので全体的に慎重に行った。
ツメ…本流を行った。しかし、前回とは微妙に違うところだった。途中から左の枝尾根のふみ跡に入った。ガレガレで落石が起こりやすいが、慎重に行けば問題なし。前日までの天候次第で、泥が崩れやすいので、キックステップを使う。
4.状況・感想
紆余曲折あってこの時期に沢トレモミソへ。
オーダーは、CL-小幡―居波―真船-安井―SL。入渓は橋の横から。一年生への読図講習のため新茅ノ沢を読図で確認。すぐに新茅ノ沢を少し下降すると、懸垂岩で蜂にさされ下山するという人に出会う。慎重に行かなくては。水無川に着いたら懸垂岩があるので、その中の割れ目(?)から水がちょろちょろでているのでそれがモミソ沢。ここも読図で確認。これからずっとV字のゴルジュみたいな感じ。序盤の小滝は直登良し、軽い巻き良しで特に問題なく超えていく。②まで来たところで10人くらいの団体さんに会う。その待ち時間を利用して休憩。休憩中の注意なども教える。団体さんは剱へのプレとのこと。このPをチムニーで追い越した。②は所々でPロープをだし、問題なく突破。③までの小滝も一年生はやや慎重に行ったが問題なし。で③に到着。そもそも巻き対処だが、大棚は濡れており、登攀はきついだろう。詳しい対処は上記なので略。ここを過ぎるとゴーロになり、そうこうしている間にツメに突入。そのまま駆け上がる。稜線に出たところで沢装備解除。お楽しみ王居波のおはぎ&杏仁豆腐&水鉄砲炸裂。下山はさくっと。割と早い時間についてので大倉からのバスが空いていて良かった。
反省会はアジャリがやっていないのでなんつっ亭へ。多少の行列は覚悟していたが、そんなにならばずに年内へ。ここの評価は分かれていた。
帰りの電車では地震があった。
5.リーダーズコメント
CL…
SL…巻きといい登攀といい一年生にとっては良い釜ノ沢へのプレになったと思う。
一年生に「新歓でどうかな?」と聞いたら「きついと思う。」といわれたので、モミソは沢トレ以上で使用するのが望ましいと思う。