甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳(北沢峠ピストン)
日時 2024/9/2~3
山域 南アルプス北部
文責 辻
メンバー CL・医療:辻(W3)、SL・:生田(W2)、食当:河口(W1)、天気:市村(W1)
天気 ガスガスの曇り
地図資料 山と高原地図「北岳・甲斐駒」2022
コースタイム
【1日目】
北沢峠(8:50)-1:40-双児山(10:30)-0:50-駒津峰(11:20)-1:10-甲斐駒ヶ岳(12:30~13:00)-1:00-駒津峰(14:00)-1:00-仙水峠(15:00)-0:30-仙水小屋(15:30)
合計6:10
【2日目】
仙水小屋△(4:10)-0:20-長衛小屋(4:30)-0:15-北沢峠(4:45~9:20)-1:20-藪沢・小仙丈ヶ岳分岐(10:40)-0:40-小仙丈ヶ岳(11:20)-1:00-仙丈ヶ岳(12:20)-0:35-小仙丈ヶ岳(12:55)-0:35-藪沢・小仙丈ヶ岳分岐(13:30)-0:55-北沢峠(14:25)
合計5:40
【詳細】
<アプローチ>
国立を2時半に出発、国立府中ICから諏訪ICで高速を降りて、戸台パーク5:30着。というのは戸台パーク6:05発のバスに乗りたかったのだが、実はこの便は8/31で終了しており、結局8:05発の便まで待たされることとなった。8:50北沢峠着。
<1日目>
少し天気の心配をしながら甲斐駒を目指して北沢峠を出発。北沢峠のトイレは大変綺麗で、長尾君でも安心だ。双児山までは何でもない樹林帯の登りが続いて退屈。双児山を過ぎるあたりで少しずつ視界が開けてきて、いよいよ高山らしくなってくる。しかしこのあたりからガスがかかりはじめ、風も強くなってきた。
駒津峰から先は岩場の連続。登ったり降りたりの繰り返しで大変だが、難しくはない。駒ヶ岳までは破線の岩場ルートもあるが、この日は風も強かったので回避して、トラバースルートをとる。トラバースルートは砂地の歩きが主で、滑落には注意したい。途中で河口が水分補給をしていたが、ザックを降ろすのも多少危険を伴うので、出来れば余裕のあるうちに済ませておきたい。その後強風に耐えつつ登頂。相変わらずガスガスで何も見えなかった。
下山ルートは、駒津峰から仙水峠を経て仙水小屋・長者小屋を目指す。しかし仙水峠への下りはかなりの急坂で、かなり体力を削られた。膝を痛めるので時間に余裕があれば途中休憩をはさみたいところだった。また、下る途中で振り返って見えた晴れ間の甲斐駒はかっこよかった。仙水峠から30分ほど下って仙水小屋。この日は一本遅い便で来たこともあり、長者小屋まで行かずここでテント泊とした。仙水小屋は水が豊富でかつ大変美味しかった。管理人のおばさまが優しくしてくださってありがたかった。
<2日目>
早朝ぽつぽつとにわか雨に振られながら出発。ヘッテンで長者小屋まで歩いたが、なかなかスリリングなクサリ場もあり緊張した。
北沢峠で雨宿りしつつ作戦会議。だんだん雨足が強くなってきて、もう朝の便で帰ろうかと弱気モードになり始める。そしたら目の前のこもれび山荘が空いたのでしばらく(2時間ほど)雨宿りさせていただいた。めっちゃ綺麗だったのでオススメ(各自シャツやおでんを購入するなどしてお金は落とした)。
その後バス停で引き続き雨宿りしていたが、雨が止んできたのでCLと市村の二人は仙丈ヶ岳までピストンすることに。宿泊の荷物は全てバス停にデポして、ほぼ空身で登ってきた。
仙丈ヶ岳のルートについては特に岩場もないので言うことはない。小仙丈ヶ岳~仙丈ヶ岳の間では5,6匹ライチョウが見れたのでこれは嬉しかった。ゲキカワ。
【総評】
白馬三山同様、下級生のテント泊練習のための合宿。特にW1に食当と天気を経験させることが目的だった(天気はラジオの不調で実施できなかったが…)。終始ガスガスで大満足とは行かなかったが、一年生二人に3000m級登山を一度経験させられたのはよかったのではないかと思う。
河口は食当のメニューはあまり凝ったものにしないようにしようにぇ。