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2023年 沢登り 小草平ノ沢 遡下降


小草平ノ沢

日時 2023年4月6日
山域 丹沢四十八瀬川水系小草平ノ沢(1級上)
文責 小野
メンバー CL:藤田(W3) SL:小野(W2) 医療:山田(W2) 無職: 荒井(W1)
天気 曇り時々小雨
地図資料 25000分の1地図「大山」及び 山と高原地図「丹沢」
電波 表丹沢県民の森駐車場では通じない。
コースタイム (休憩含む)
駐車場(5:30)--二俣(塩のある分岐)(5:55)--勘七と小草の分岐(6:20)--F1下(6:30)--F1上(6:40)--F2上(7:05)--4mすだれ状上(7:15)--F3 4m下(7:40)--F3上(8:25)--4mドーム状(8:40)--3mCS上(9:00)--6m下(9:10)--
下降後の6m下(10:50)--4mすだれ状下(12:00)--F1下(13:50)--駐車場(14:30)

YAMAP: https://yamap.com/activities/23396718

詳細
・入渓
林道の車で入れる最終地点に駐車場がある。駐車後、車で入れないその先を歩いていく。寝不足の体ではややきついかったが、運動靴で十分歩ける。
勘七橋を渡ったあとに分岐があるが、看板を頼りに鍋割山方面へ進む(ちなみに、道としてはほぼ180度曲がるイメージ)。
その後、5分ほどでヒル用の塩が置いてある場所に到着した(ちなみに箱は空で塩はなかった)。
左には勘七の沢が流れている。その位置関係で、左奥にその沢を渡るための木橋がある。今回はその辺りで沢装をつけ、入渓した。
なお、右にある登っていく道からも入渓可能(下山パートを参照)。

・入渓からF1まで
しばらく行くと、左に勘七の沢が見えてくる。そちらに近づくと、勘七の沢と書かれた白い看板を見つけられるだろう。
もちろん、小草に行くには右に進む。
YAMAP写真は4/28 & 5/28

・F1
2021年の記録通り意外と渋い。上の方にホールドが少ない。荒井はそのまま登ったが、山田にはPRを出す。
YAMAP写真は6/28 ~13/28

・F2
1段目と2段目は正面左側直登。正直好きなところから登って問題なさそう。
3段目は左壁から少し登り、中央へ移動し、直登した。
YAMAP写真は14/28 & 15/28 (15枚目は三段目)

・すだれ状滝
藤田と荒井は直登。
小野と山田は左岸巻き。

・F34m
確保。落ち口から奥に数mの立木を支点にした。

・ドーム状
直登。正面右(右壁)から。

・3mCS
左壁を直登し、落ち口へトラバース。トラバース後半の箇所に人口支点があったので、そこへスリングを設置し、持ち手とした。
YAMAP写真は22/28 & 23/28

・6m
ここまでの滝はその場の判断でルートを選んでもそこまで問題はないが、ここは異なる。
トップで小野が取りつき、正面、岩場部分の右側を登っていったが、途中で身動きが取れなくなる。
そこから直登は断念し、上からPRを出すために藤田が左岸巻きで登ってくれた。しかし、正直巻きも渋いそう。
正解は、正面右側、岩と巻きの間の辺りを登るのが正解と思われる。
なお、水流中を躊躇なく進める時期であれば、話は少し異なるかもしれない。

SLCL以外の2人は確保した。支点は右岸の立木。

滝上はは広くなく、休憩を取れそうになかったため、すぐに下降を開始した。

【以下、下降】
・6m
確保に使った立ち木をそのまま使用し下降。

・3mCS
遡行時にスリングをかけた人口支点に、PRを設置し、それを持ち手として、クライムダウンした。

・F2
3つまとめて下降できるようにロープを出す。
実際は、一番上の段は巻きで降りて、40mと50mの連結部分を避け、その後、残りの2段を懸垂下降した。
40mと50mを連結したが、それなりにロープは余った。
もしかすると、50m1本でも足りるかもしれない。(過去の記録によると、ぎりぎり足りるとの記述があり、それを否定するイメージは得られなかった)

・F1
比較的新しそうな人工支点と残置のロープがあった。
それを使用して、懸垂下降。
なお、2021年の記述通り、立ち木は確かに渋め。岩の支点は出来なくはない印象であったが、積極的に使いたいほど良い形状ではない。

・下山
F1を下降後はゴーロ歩きで下山予定だったが、堰堤を通りたくなかったのと偵察をかねて登山道を歩いた。
エアリアで渡渉箇所ありとなっている登山道である。渡渉箇所が沢と交わっているため、そこから登山道に入る。場所は、勘七との出会い前(F1から勘七との出会いのあいだ)である。
やや崩れ、道が細くなっている箇所もあるが、十分通行可能である。行き着く先は、塩が置いてある例の場所である。
よって、右の登山道を進み、渡渉ポイントから入渓することも可能であると思われる。



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