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2023年 - 積雪期登山 - 谷川岳(天神尾根)


谷川岳天神尾根・積雪期登山

日時 2023.12.9

山域 谷川岳

文責 辻

メンバー CL:辻(W3)、SL:大内(W3)、医療:長尾(W3)、無職:山口(W3)、生田(W2)

天気 快晴、積雪量少

地図資料 25,000分の1地形図 「水上」

コースタイム
天神平(9:20)-0:40-熊穴沢避難小屋(10:00)-0:45-天狗の溜まり場(10:45)-0:35-肩の小屋(11:20-11:40)-0:10-トマの耳(11:50)-0:10-オキノ耳(12:00)-0:15-トマの耳(12:15)-0:10-肩の小屋(12:25)-0:25-天狗の溜まり場(12:50)-0:25-熊穴沢避難小屋(13:15)-0:55-天神平(14:10) 合計4:30

コース記録(YAMAP)


【詳細】
毎年恒例谷川岳雪上訓練…の予定だったが辻の授業発表課題の都合で日帰りの雪山体験となった。大量の荷物を持ってこさせたというのに、申し訳ない。
とはいえエルニーニョの影響で暖冬ともあり、昨年以上の雪不足。正直訓練にもならないので、日帰りでちょうど良かったと思う。


当日は深夜2時発。タイムズカーシェアよりスタッドレスオプション使用。行けるところまで下道で行って、最後800円くらいは高速道路を使って20分ほど短縮した。
谷川岳ベースプラザは登山客がいたが、大勢というほどでもない。今年は行列もなくすんなりロープウェイに乗れた。ロープウェイの中からも見るからに雪不足が伺える。
訓練は中止ということで他大生を横目に装備確認してさっさと登り始める。なおこの日は暑すぎてここから下着一枚で登った。

熊穴沢避難小屋までは特にいうこともない。が、途中崖の上をトラバースするところがあり中々ヒヤッとする。どうせタイム変わらないなら天神平でアイゼンを着けておけばよかった。
避難小屋は普通に夏用口から入れる。とてもじゃないがテント泊するほどの雪じゃない。
ここでアイゼンを装着し、ピッケルを握って登り始める。ここから肩の小屋まで岩場が点々とあるが、そこまで苦労することもないだろう。今年は薮も出ていて雪山感がない。
肩の小屋からは絶景。先日行った苗場山までよく見晴らせる。なおW1生田はここまでのアイゼン歩行で結構バテたようだ。まあ慣れですよ慣れ。

トマの耳まで10分。トマの耳からオキの耳が今年はよく見えた。こうしてみるとすぐ近くなものである。雪庇も少しは出ていたが、薮も見えているしトレース豊富なので心配はない。20分ほどで往復した。オキノ耳はあまり広くなかったので早めに退散する。
肩の小屋で一息ついてそのまま下山する。肩の小屋直下はゲレンデ状の斜面なので滑落停止の訓練と思って滑ってみたが、すぐ止まるので練習にならなかった。
しかしこの辺りで各々ちょくちょくこけてたので、やはりアイゼン歩行に慣れないのだろう。かくいう私も数回踏み抜いたあげくアイゼンが外れて皆を待たせてしまった。
そして熊穴沢避難小屋を発つときには生田がピッケルを忘れるポカ。アホか。お節介の山口君が走って取りに行ってくれた。その後何事もなく天神平に到着。時間も余ったので斜面で滑落停止訓練をしてから帰路についた。

湯テルメ谷川はすばらしかったですね。

【総評】
当日になって予定を変更して申し訳なかった…が、にしたって積雪が少なすぎる。これからもうこの時期には雪上訓練できないんじゃなかろうか。後々1月上旬には50~60mの積雪になってました。
ロープウェイ代も高いので折角来るなら膝ラッセルくらいさせてほしいが、まあ晴れてて楽しめたのでよかったか。生田もトレーニングにはなっただろう。
訓練はまた今度どこかでやろうね。




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