2023年 - 沢登り - 毒水沢


毒水沢

<日時> 2023.07.08

<山域> 大沢川水系毒水沢

<文責> 前川

<目的> ずっと行きたかった野湯に入る!!(香草温泉)

<メンバー> CL:藤田(W3)、SL:前川(W2)、医療:生田(W1)、無職:荒井(W2)、秦(W1)、田中(W1)

<天気> 曇り時々雨。水量普通。

<地図資料> 25000分の1「上津草津

 山と高原地図 「志賀高原」

<電波> docomoは沢中でも大部分で通信可能。他社もかなり通じるよう。

<コースタイム>

駐車場-0:10-登山道入り口-0:40-香草-0:40-毒水橋(入渓点)-0:40-大滝-1:00-野湯-1:30-登山道-0:40-芳ヶ平ヒュッテ-1:40-駐車場


合計 7:00 沢中 3:10  沢外 3:50

コース記録(YAMAP)


【詳細】

野湯に入るため毒水へ。何気に私前川は沢でのSLとしての参加は初。

入渓:駐車場から一時間ほど歩いて入渓。登山道として整備もされており、地図や標識も各所に。こんなん迷うはずもね~~~という感じにもかかわらず地図の確認不足から違う道に突き進む失態をやらかしました。地図はちゃんと見ましょう。

・入渓点からの小滝
橋を降りて入渓しナメと小滝を進む。とても綺麗で飽きずに進めた。
水は最初から硫黄っぽい。口に入ると臭い。登れそうな滝は直登して進んだが、水流中を直登した際には目に酸性の水が当たり痛かった。一年生も目つぶしを喰らっていた。
・大滝
ちゃんと対処通りな左岸巻き。足場は安定しているものの巻き道は急で結構怖い。かつ上ったのちちょっとした藪漕ぎが必要でダルい。
・温泉スポット(6~8)
沢の水があったかくなってきた!大滝を超えたあたりからの温泉スポットでも温泉の湧き出た箇所は見受けられ、硫黄の結晶もあったりと目を楽しませてくれていた。6~8は連続しており入るのに適当な場所を探すため&温泉卵を作るべく長めの休憩。使ったのは7の本流からちょっと離れたところ。しっかり硫黄泉で酸性も強いのでずっと浸かっていると肌がひりひりしてくる。しかしお湯加減もちょうど良くとても楽しめた。8の脇から湧いていた温泉で温泉卵を作成。30分程度は出来上がりまでかかったか。出来はかなりいい感じ。今度からは塩とかしょうゆを用意しよう。
・6mCS
対処はトラロープを使っての左岸巻き、小滝を超えた上にCSが存在していたがロープはその小滝の前に。視野狭窄でロープを見つけられないままにCS下までそのまま行ってしまった。しっかり周囲の確認はしなければ。自分は巻いたが荒井たちは直登。元気やね~。
・ツメ
少し進んだ小滝で左岸の方に逸れて沢を脱出。そのまま開けた平原を歩いて登山道に出ました。ツメと書いたものの全く登りはせず、とても楽でした。稜線の風を体に受け気分は爽快。沢装を解除して下山路へと向かいました。

【総評】

大変良い沢でした。行動時間も短めで沢の景色も良く、適度に登れる滝もある。今までで最高の沢だったかもしれない。秦くんや生田くんも楽しめたようで、来年はここを自分の初計画沢にするんだと息巻いていました。特に秦くんは初沢で勘七、その次が鳥屋待と中々ハードな沢続きなのでいいリフレッシュになったのではないでしょうか。自分にとっては初SLで、ロープワークを行う機会はなかったものの述べたように反省点も見受けられた山行でした。経験を積んで技術を高めたいものですね。




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