富士山麓二ツ塚
日時 2023.2.25
山域 富士山
文責 辻
メンバー CL:辻(W3)、SL:長尾(W2)、医療:前川(W1)、小野(W2)
天気 曇りのち雪、積雪量少
地図資料 25000分の1地図「印野」
山スキールート212「富士山周辺①」
コースタイム
太郎坊トンネル(11:20)-0:25-御殿場口駐車場(11:45)ー1:00-二ツ塚分岐標識(12:45)-0:25-二ツ塚下塚(13:10)-0:55-御殿場口駐車場(14:05)-0:20-太郎坊トンネル(14:25) 合計3:05
コース記録(YAMAP)
【詳細】
春合宿も明けて2023年の初山スキー。メンバー・リーダーのレベル、スケジュール、財布の紐具合を勘案して昨年永井さんに連れて行って頂いた富士山麓の二ツ塚を選んだ。
ニコニコレンタカー国分寺より8時に車を借りて、中央道⇒河口湖方面へ。しかし案の定渋滞にあい、予定を1時間オーバーして太郎坊トンネルに着。あまり無理なスケジュールは組まない方がいい。
2週間前には駐車スペースからスキーが履けたようだが、今回は昨年と同じくシートラでアプローチする。トンネルを抜けてすぐの橋の横から柵を超えられるので、そのまま踏み跡にしたがって歩く。
30分ほどで樹林帯を抜け御殿場口の駐車場が見えてくる。昨年はこのあたりでスキーを履いたが、今年はさらに雪が少なく、さらにシートラ。谷に入り込むあたりでスキー装着。
スキーを履いてからは快適。たまに雪の薄いところもあるが、うまく避ければ脱がずに行ける。二ツ塚の上塚が見えてきたあたりで分岐標識(標柱)が見えてくるので、それを目安に進む。
標識のあたりがちょうど上塚と下塚の中間。当初は上塚ののちに下塚と踏む予定だったが、雪が降ってきたため運転への支障を考慮して上塚をカット。クトーだけ履いて下塚に登った。
この日はたまに晴れ間もあったが後半はガスガスで、眺望はゼロ。写真もほどほどにそそくさと降りる。
ピークからは北東方向に滑走し、そのまま谷に入る。この斜面はブッシュはあるが斜度もきつくなく、さらにこの日はパウダースノーで最高の斜面だった。動画もとりつつ、思い思いに滑る。
谷に入ると、谷の真ん中のあたりはしばしば砂利が露出していたため極力端のツリーの合間を縫っていく。一度だけやむを得ずスキーを脱いだが。
上述の理由で谷に入りたくなかったので、最後は横の壁を斜滑降と横滑りでトラバースしながら降りてきた。御殿場口駐車場が見えたあたりで流石に雪も足りず、再度シートラ。20分ほどで車に到着。
【総評】
昨年私が行った数少ない山スキールートの一つ。積雪は少なくアプローチが辛いが、上部の滑りは中々気持ちよかった。短いルートなので、ルート本のように宝永山を目指すのも面白いか。とはいえ朝発日帰りで行けるスキーというのも貴重。
メンバーは登りも降りもよくできていた。ほとんど初山スキー(小野先輩は経験ありだが長ブランク)としては上出来だったとおもう。特にシートラであれだけ速く歩けるのは頼もしい。
しかしもう少し時間に余裕をもって、ルートの取り方や滑り方の指導ができればよかったか。やはりニコニコよりタイムズカーシェアに限る。