新茅ノ沢
文責:薮田
日程:2023/10/21
山域:表丹沢水無川新茅ノ沢
天気:晴れ
地形図:1/25000「大山」
メンバー:CL:山口(W2) SL:薮田(W2) 医療:生田(W1) 無職:滝沢(W1)
電波(docomo):新茅山荘前でつながる
【コースタイム】(休憩時間含む)
新茅山荘(6:00)-0:15-F1(6:15)-0:30-F2(6:45)-0:45-F4(7:30)-0:25-F5(7:55)-0:35-F10(8:30)-1:45-つめ終わり(10:15)-0:55-新茅山荘(11:10)
合計:5:10
【詳細】
新茅山荘までの林道は悪路のイデア。道幅も割と狭い。駐車場には問題なく停められる。
入渓:山荘から歩いて10分前後の橋の手前から入渓する。「新茅ノ沢」の看板があるのでわかりやすい。
F1:入渓してまもなく。左壁から。薮田は確保の支点構築に自信がなかったので山口先輩に直登してもらい後続を確保。支点は左壁を登った先の立ち木。
F2:F1を登ってすぐ見えるところにある。右岸にF2とF3を纏めて越えられる巻き道がある。薮田がリードで登り、巻き道から登ってきた山口先輩に支点構築を教えてもらった。支点は残置のアンカーとロープ。左壁に残置が3か所ほどあり、カムなどを使う必要はなかった。リードの練習には適当な難易度だと思う。
F3:F2のすぐ上にある。特に問題なし
F4:右壁直登
F5:左岸巻き。巻き終わりまでロープが張ってあり、踏み跡もそこそこ明瞭だったため迷うこともなく難易度も想定していたほど高くはなかった。
F6:左壁でも右壁でも直登できたと思う
F7・F8・F9:看板のみだったりしてあまり印象に残っていない。申し訳ございません。前後で特に問題はなかった。
F10:水流中直登
F10~CSチムニー状5m:小さめの滝が連続するが特に問題はなかった。ややホールドがもろいか
CSチムニー状5m:山口先輩以外は空身で登り、PRでザックを引き上げた。ザック破れた。中間にある残置スリングを使えば登れる。人為的な落石に注意。
ツメ:CSチムニー状5mを登った先のCS2mのちょっと奥にある登れそうなところから脱渓を試みる。ホールドの岩が大小拘わらずとても脆く、木の根や幹もあまり頼りにならない。PRを出した。後続に別パーティがいたら事故になってたかもしれないくらいには岩を落としたし、滑落の危険性も十分にあったと思う。距離はそこまで長くなく、烏尾尾根にトラバースして登山道に合流する。ツメ途中で蛭に手を咬まれた。下山してから気づいたが新茅山荘の前に無料の塩が置いてあったので利用してもいいかもしれない。
下山:40分ほど。そこそこ整備されていて歩きやすかった
【総評】
前半に登れる滝が集中していて後半は登り応えがあるところは少ないかもしれないが、コンパクトに纏まっていてリードなどの練習にも適当な沢だと感じた。ツメはもう少し安全なルートがあるのかもしれない。