2023 合宿 西表島


春合宿 西表
2023年 2月28日~3月8日
文責:荒井

2月27日
今日は出発日前日。
辻先輩からイランの差し入れもらう。
美味しそうなものもよくわからないものもある。薮田と分けよう笑

2月28日
羽田発石垣に無事着く
薮田がマットに釣竿刺してるのがなんかおもろい
石垣島寒暖差なくて過ごしやすいけど暑くはない
えみっくすでは和歌山出身のおじさん(60歳くらい?)と和歌山出身阪大3年生のお兄さんと会った。おじさんは石垣によく来るらしい。今回は45日滞在したとか。お兄さんは和歌山から自転車で日本一周中、1年休学するらしい。行動力すごい。
おじさん曰く、波照間島で買える「泡波」とかいうお酒がプレミアがつくから持って帰るといいらしい。絶対買おう。
お兄さんとは夜ご飯食べに行った。あらかわ食堂で牛汁を食べる。豚汁の牛版?結構うまいのとご飯が進む。コンビニでアイスとかご当地グルメを色々奢ってくれた。
夜はお兄さんとあともう1人26歳のお兄さんと話してた。名古屋から移住しにきたらしい。名古屋のお兄さんは会社経営者らしく色々語ってくれた。1500万の借金を1年で返したらしい。ほんとかそれ笑お兄さん曰く、仕事は人のためになることをすることでお金が返ってくる。お金を目的にしちゃいけない。
それにしてもみんな話すのが好きだし得意なものだ。
1500円で泊まれるえみっくす、色んな人の話聞けるのと、安いしおすすめ。

3月1日
9時起床 朝ごはんは昨日日本一周お兄さんに買ってもらった、タコライス。普通にうまい。
薮田が遅くまで起きなかったので、荒井が1人で散歩。近くの神社に行ったが、風情があって良い。でも、全体的に観光地化が進んでおり石垣島も開発されていると感じる。
11時前くらいにえみっくすを出て、A &Wを食べに行く。値段が高い気もしたが肉厚でうまい。
食後はガスを取り置きしていたK MAXにいく。割高だが、いろんなものが売ってるホームセンターだった。マックスバリューで食料などの買い出しをしてフェリー乗り場に行こうとしたところ、タクシーが運良く通ったのでタクシー利用。格段に楽だった。後で分かったことだが、西表の玉盛スーパーで十分に食材等、揃う。
13時発のフェリーに搭乗。波に揺られるので船酔いする人もいるかも知れない。西表に到着。思ってるより寒いのは風が強いから。この時期は気温は低くないが、風のせいで寒いらしい。
西表レンタカーを借りる。1日4000円(初日だけ5000円)という破格。そのまましまおとやに向かった。1泊2500円でとても綺麗なゲストハウス。夫婦での経営みたいだが、日中は奥さんがおり、おすすめの飲食店や観光スポット、この時期だけ見られる隠れたホタルスポットも教えてくれた。ホタルスポットは運が良いと1面カーテンみたいになるらしい。三線やウクレレ、漫画、本、炊飯器、洗濯機などなんでもある。荒井は三線で涙そうそうを弾けるようになった。夜はゴーヤチャンプルー、我ながら美味しい。

3月2日
6時半起床
今日は西表でのメインである、トレッキング。人数が2人になったため、縦走は断念したが9時発の浦内川観光のクルーズ船を利用して下流船着場から上流船着場へ30分ほどで移動。乗船中は船長がマングローブの説明をしてくれるなど手厚いサービス。
到着後は往復5時間程度のトレッキング。基本的にピンクテープがあるので迷うこともないだろう。マリュウド、カンピレー、マヤグスクの滝はどれも素晴らしく、感動したが、圧巻なのはマヤグスク。カンピレーより先は入山届が必要だが、ぜひマヤグスクまで行ってほしい。マヤグスクに到達するまでの遡行もとても雰囲気がいい。マヤグスクの登攀はとても簡単で、水を浴びるのが気持ちいい。水量が少ないとさらに奥まで行けるらしいが断念。道中は大きな渡渉はないが、泥のような道や、マヤグスクの遡行で十分に濡れるため、沢靴は必須。ヘルメットは必須ではないがあると安心。ロープ類は不要。横断道ではリュウキュウイノシシと何羽かの鳥に出会った。あと、見つけた糞がイリオモテヤマネコの糞だと信じている。帰りは14時半、上流船着場発のクルーズ船に乗ることができた。修学旅行生がいっぱいいる中、大荷物を抱えてきて少し恥ずかしい。
帰りは時間ができたので、車で船浮などの島内西部と上原に行った。いくつかスポットを回ったが寒いのですぐ帰った。おすすめはうなりざき公園展望台。
夜はホタルを見に行ったが、あまり見えなかったので、帰って外食へ。刺身とイノシシチャンプルーとチャーハンという豪華な食事をした。どれも地元の食材らしい。不味くはないが、それほど美味しいわけでもない。

3月3日
9時起床。10時チェックアウト。
今日は晴天だったため、由布島に向かった。水牛で行ったが、想像以上に遅いのとよく止まる。歩いた方がいいのではないかとも思ったが、これもひとつの観光。由布島は小さいながらもリゾート感あふれる島でワンゲルらしからぬ楽しい旅行だった。
その後、西表野生生物保護センターに行く。西表の生物、特にイリオモテヤマネコについての展示が多かった。イリオモテヤマネコの糞の匂いはあまり臭くない。あと、動物の事故死を減らすためのドライブシュミレーターあり熱中してしまった。
昼ご飯は
カレーとサラダとカボチャケーキと紅茶をいただいた。値段は1200円と高いが、十分に美味しい。おすすめ。
その後、キャンプ場へ移動。南風見田キャンプ場は文句のつけどころがないくらい良かった。薮田の念願のゆるキャン。すぐ近くに綺麗な砂浜があり、汐が満ちれば、釣りができる。キャンプ場には調理場、焚き火場、五右衛門風呂、魚を捌くところなど設備がしっかりしている。フライパンや鍋などの料理道具やガスコンロ用のガス、薪もあり、管理人さんはその使い方、風呂の沸かし方など丁寧に教えてくれた。これで1泊700円。なんていいところだ。新歓をここでやりたい。夜は五右衛門風呂に入った。とても気持ちいい。鳥やカエル、たまにネコ?の鳴き声が聞こえるのも心地いい。

3月4日
今日はテント場を拠点に浜歩きと釣りに行った。朝は薮田が寝てるそうなので、1人で豆腐岩まで浜歩き。行きは潮がまだ引いてなかったため、岩場も歩いたが、帰りは干潮の時間だったため、ほとんどリーフ歩き。疲れが全然違う。絶対に大潮の干潮の時間に行くべき。途中途中で小さい魚と大量の蟹がいたが、動きが早く何匹かだけ捕まえた。食糧としては貝を大量に持って帰った。めちゃくちゃ美味しい。豆腐岩はただただ大きいが、特に大したことない。海岸は途中でネットも通じた。ソフトバンク。
昼頃に戻り、薮田と2人で大原まで釣りに行く。岩場にルアーが引っかかり断念。テント場にピザ窯があったので、コンビニでピザを買い、焼く。美味しい。辻先輩にもらったビーフンもいただいた。
夜になると、焚き火の周りをテント宿泊者で囲んで楽しく話した。早稲田探検部の2人がいたが、とにかく冒険心がすごい。西表の西海岸をぐるっと一周するらしい。3週間西表に滞在して、縦走などもするとか。船浮の方でサバイバルもやったことがあるみたい。早稲田探検部曰く、海外遠征で台湾やインドネシアの沢がおすすめだとか。現地調査は1度行ってみて現地で話を聞くのが大事。早稲田探検部は海外調査のノウハウがある。3年杉原さんにコンタクトを取るのも良いかもしれない。早稲田探検部はネジが飛んでる気もする笑新歓合宿は神津島で4泊5日らしく、テントなし笑小麦粉の代わりになる土を食べたり、北アフリカを歩いたりするらしい。楽しそう。
日本一周してる人もいた。あまり話す人ではなかったが、良い人。

3月5日
今日は大原→波照間→石垣だった。
大原12時30発にのる。波照間では最南端を見るとともに、泡波を買う。直売所で買うと2合500円くらいで買える。レア物らしいから買うべき。レンタルサイクルで一周したが、良いのは西ハマビーチ。なんかずっと西の方まで歩けるらしい。そんなことも知らず、荒井は海に飛び込み泳いでいた。3便で石垣に帰る。フェリーは就航時間の1時間前から販売開始だった。
石垣ではholoholoというゲストハウスへ。一泊2000円くらいだったが、南国の雰囲気がある良いところ。洗濯もできたので満足。夜は近くのお好み焼きKへ。900円くらいで食べられた。

3月6日
今日はえみっくすに滞在。朝から石垣港周辺に釣りに行くが、釣れる気配なし。結局今回の旅では釣果はゼロ。何のために釣竿を持ってたのか笑笑まぁ、良い時間潰しにはなった。フェリー近くの中村釣具店はさまざまな釣具が揃ってたのでおすすめ。夜はカレーを自炊。安くで済ませたかった。リビングにいると、宿泊者たちが集まってきて飲み会になった。おじさんたちが、泡盛を3種類くらいくれた。宿の人が、ゴーヤとか海ぶどうとかの郷土料理を作ってくれて美味しいし、楽しかった。ゲストハウスの人は面白いから絶対話すべき。元気なおじさんばっか。案外一橋の知名度は高く、気持ち良かった。

3月7日
朝早めに起き、フェリーよなくにで与那国へ。前評判は悪い船だったが、天気も良くあまり揺られずつくことができた。学割証があれば安く行けるので、持ってる方は持参すべき。
14時過ぎに着港。民宿もすらに向かう。歩いても行けるが送迎があった。与那国は1時間に1便くらいで無料のバスがあるのでおすすめ。最西端に行ったが、日の入りまで待つことができず帰宅。真実は置いといて、気持ち的には台湾は見えた。
夜は漁港食堂で食べようとしたが、まさかの定休日。そんなの聞いてない笑水曜と日曜って書いてあったのに、、与那国での食事は自炊を持って行くか、外食かがおすすめ。商店の自炊系は割高。外食をするにも予約でいっぱいなところばっかだった。島中に電話をかけたが、結局何処も入れず自炊。パスタを食べまくった。

3月8日
ついに帰京の日。帰りたくない。帰ればバイトが待ってる。この島の生活があまりに楽しく快適でまた来たいと思った。島を楽しむコツは宿泊先や食事先で地元の人や旅人と話すこと。その人たちから島のおすすめを聞くのが1番いい。学生の特権を使えば、おじさんたちはお酒を奢ってくれ、お姉さんたちは料理を作ってくれるかも笑


≪反省、留意点≫
・飛行機はANAやJALの期間限定格安セールがおすすめ(往復14000くらい)
・南風見田キャンプ場は料理器具とかの設備が良い
・レンタカーおすすめ
・人数が減ったことでの縦走を中止してしまったのと、浜歩きを決行できなかったのが心残り。
・舟浮の方で無人島生活できるのかも



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