山域:奥秩父小川山
〈文責〉藤田
〈日程〉5/28
〈メンバー〉藤田(W3)、Iさん
〈天気〉晴れ
以前、連れて行ってもらった小川山へ再び。ほとんどの部員が空いてない日で誘った人には来てもらえず(´;ω;`)
小川山は基本スラブ。自分もまだまだ下手くそだが手の力を使わず如何にスメアリングで登るかの良い練習になった。
やっぱり沢が好きなので、沢ではフリクションを利かせ辛いが、、、。アブやらブヨやらが鬱陶しかった。
金曜日の夜出て、塩川ダムにテントを張った。朝起きると日が差してめちゃめちゃ綺麗だった。
〈姉岩〉
キャンプ場から川を渡って30分くらいの所にある。小川山の中ではアクセスが良いわけではないため私たちのみ。
・僕の場所(5.9)
1ピン目から2ピン目が多分核心。少し右に回りながらヌンチャクをかける。3ピン目から4ピン目も結構難しかった。右も使いながら左のリッジから登っていくイメージ。ボルトが左に打ってあるので右に行き過ぎると振られて危ない。40分間文句をいいながら完遂。頂上からの眺めは絶景。残置のチェーン有り。
・Ka-Ching!(5.10a)
1ピン目までが核心。スメアリングが出来ず敗退。やはり難しい。スラブに共通して言えるがホールドがないので如何に利かせるかが鍵。でも1ピン目までいければ以降はそこまで難しくなさそうだったし、ヨセミテにも複数回行っているベテランのIさんもそう言っていた。残置のチェーン有り。
・ジャングルフィールガイド(5.10a)
優しい10a。基本的に階段状になっている。一番最後が若干難しいかもしれないが左右の足で突っ張っていく。残置のチェーン有り。
〈妹岩〉
姉岩から川の方に少し降りると大人気マラ岩・妹岩スポットが。こちらには3組ほどいた。13bを登っている人はすごかった。
・屋根の上のタジヤン(5.9)
1ピン目から2ピン目までのトラバースしながらの所が核心。しかし、そこを越えても基本気は抜けられずにずっとスメアリングで登っていく。傾斜は緩やかになっていくが精神的にものすごく疲れた。40分くらい格闘。無理すぎて2ピン目から3ピン目まではゴボウ。5ピン目までは頑張っていった。なんとなくスメアリングの感覚はつかめてきた。上には残置のカラビナが二つある。
〈スラブ状岩壁〉
川を渡って戻り、駐車場を直進。途中で右に曲がると10分くらいで着く。
着いてすぐ、Iさんが5.9の名前は憶えていない何かに挑戦し、1ピン目までが取れず敗退。
・かわいい女(5.8)
結論からいうと全くかわいくない。「感じ悪い男」であった。
1ピン目までは大きいくぼみが2カ所あり比較的スムーズに行ける。(1ピン目までは10mほどあるので注意)しかし、2ピン目(終了点)までが問題。1ピン目までを取った後の次の2,3手が難しかった。これもスメアリング。もう嫌だ(笑)。格闘するも敗退。
小川山は広くまだまだ色んなところがあった。レベルの高いところは難しいが、登攀力をつけたり如何に親指に力を入れ、どこでレストをするかというのを判断する良い練習になったのではないかと思う。