Home / 2022軍刀利沢(初リー)

2022軍刀利沢(初リー)


山行記録 奥多摩・軍刀利沢

〈文責〉 藤田
〈目的〉 藤田初リー。また軍刀利沢の遡行時間によっては今後、熊倉沢下降も出来るのでそれも確認できれば確認したい。
〈日程〉 5/1
〈メンバー〉 CL藤田(W2)、SL辻(W2)、無職山田(W1)、監督・医療若田(W3)、監督清野(W3)
〈天気〉 曇りのち雨
〈コースタイム〉
南郷バス停7:20-0:50-入渓点8:10-0:50-CS3m下9:00-0:20-8mナメ滝上9:20-0:50-5mCS下10:10-0:35-5mCS上10:45-0:40-6m下11:25-1:45-登山道に出る13:10-0:50-軍刀利神社14:00-0:20-井戸バス停14:20
沢中4:30 沢外2:30 合計7:00

〈電波〉 三社とも入渓までの林道途中までと軍刀利神社以降。softbankはピーク付近でも通じる?(確認はしていない)
〈計画書提出〉 コンパス
〈地図・資料〉25000分の1地形図 「五日市」

      山と高原地図 「高尾・陣馬2020

      東京起点100


〈対処〉
・入渓
ワンゲルの標準タイムは林道分岐から30分ほどと過去の記録に書いてあるが、南郷バス停からは結構いいペースで45分ほどかかる。今回は行き過ぎではないかと途中引き返したが、結果はもっと先であった。時間は五分強ロスった。ピンクテープはやたらあるので目印にはならない。入渓点にはオレンジテープがある。熊倉沢との分岐以降は小さな沢が右手に見え、ぐにゃっとした大きなカーブがあり、左手から水流が入り、小さな橋を渡って歩いた先にオレンジテープと明瞭な軍刀利沢が入る。すぐゴルジュがある。
①幅広2m 左壁直登、CD可
②3mナメ 左壁直登、CD可
 2条4m 右壁直登、左岸巻き
③5m 左壁直登、CDでも行けると思うが、左岸立ち木懸垂下降も考慮

・CS3m 水流が多かったが突っ張って直登した。水流中に微妙な足場がある。CLがトップで流木にセルフをかけ、セカンドの山田君にお助け紐を出し、下から清野先輩が押し上げていた。W1は確かに渋いかもしれないが、助けがあれば行ける。左岸巻きなら次の8mナメ滝も巻くことになる。
④8mナメ滝 左からとりつき直登。確かにホールドがびみょいが水流中にある。濡れる。CLがフリーで登り、滝上の人口支点二つからなる残置スリングからPRをだした。ただ、比較的経験のある人ならフリーでいける。

⑤2段15m 残置fixは使えた。ただfixに行くまでは少し気を付ける必要がある。トップがルートを選ぶべし。、下降時は左岸立ち木から懸垂下降

⑥5×6m 左壁直登(よく覚えてないが最後だけ少々山田君がてこずっていた。2019年中浜Pの記録でも清野先輩がてこずっていた模様。)、下降時は右岸立ち木から懸垂下降

・5mCS 濡れる。CLと清野先輩が途中まで水流直登し、途中の段で左へ逃げて左壁を直登。水流中をそのまま登るのは少し渋いと感じた。
後続確保のために、過去の記録を見て右岸立ち木から支点二本取りでトラバース時の振られを減らそうと考えていた。審議でも議論になった。しかし、行ってみて清野先輩と相談して直線になるように支点を探していたら丁度良い岩が。PR二本を連結し、後続を確保。簡易エイトで中段まで登ってきた後は簡易エイトを外し、左へ逃げて左壁直登。ここは難しくないためにフリーで登れる。

・4m 対処通り左壁直登をしようとしたが案の定藤田は4m落ちた。左岸巻きからいった。
水流が強いというのもあって左壁からいったが、水流中右壁直登の方が登りやすいと感じた。ただここは直登は渋い。なんで過去の記録では直登になっているかがよくわからん。

⑦6m 残置ロープで右壁を途中まで直登し、途中で水流中に入るのが正解。トップが左岸巻きをしたが少々危ない。右壁は余裕があったら登りたかった。
⑧10m 左岸巻き。残置fixありで使えた。降りやすい落ち口のもう一つ先で降りる。落ち口は危ない。
⑨ツメ 沢線に忠実に進む。だが、途中で地形図上の予定ルート上の東側にある尾根にすぐ出て、最終的に三国峠に通じる登山道に出た。いずれにせよ三国峠には出るが尾根に早めに上がった方が楽であると思う。

・下山
三国山の頂上に出たらコンパスで方向を合わせながら進めば大丈夫。一応すべての分岐で井戸バス停行きという道標はある。ただ途中の少し広い尾根は少し注意。一応赤テープはあるが踏み跡が若干わかりにくくなる。尾根をたどっていけば軍刀利神社につく。

コメント
まず辻ちゃんが一本電車を乗り過ごし、バスは一時間後。前代未聞のアクシデントに武蔵五日市で待つか南郷で待つか考えたが南郷で待つことに。こういう時のためにある程度考えた方が良いかもしれない。しかし、今回辻ちゃんがエアリアとロープ、PRを持っていたため待つことに。急展開、6000円をかけタクシーで重役出勤(笑)予定より10分程度遅れて入渓点へ。カードで払った模様。辻ちゃんはワンゲルで学生証は落とすわ、鍵を落とすわ、眼鏡を落とすわ、6000円も落とす。気を付けましょう。入渓までは思っている以上に長い。注意点は〈対処〉に書いたのでお気を付けて。

2019年中浜Pの記録は相当早かったが、今回も4時間30分と良い記録であった。特にセカンドの山田君は前週の葛葉に続き二回目の沢なのに速いペースについてきていてすごい!!登攀力も結構あるしこのまま経験を積んでいってほしい。
辻ちゃんは信頼できるSLになりつつある。このまま一緒に頑張っていきましょう。うるさいのが難。
藤田は無事にW3に慣れたが課題も見えた。無理に登りにいかない。特に水に被った後は筋肉も収縮しているために特に注意。
あとジップロックに入れたにもかかわらず地形図をすべて濡らし、山田君から借りることに。今後は二重にする。

清野先輩と若田先輩は本当にありがとうございました。方向だけでなく周りの地形を、地形図上で確認する大切さを学びました。これからは特にW3として頑張っていきます!!





     RSS of this page