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2022米子沢


山行記録 魚野川水系登川米子沢(2級)

〈文責〉藤田
〈目的〉今年度前期の目標を達成する。ワンゲルの母なる沢に赴く。
〈日程〉10/22
〈メンバー〉CL:藤田(W3)、SL:清野(W3)、救急:長尾(W2)、無職:小野(W2)、辻(W2)
〈天気〉晴れのち曇り
〈コースタイム〉威守松小屋-0:20-最後の堰てい下-0:40-ナメ沢出合-1:20-17m滝下-2:00-大ナメ前-1:00-奥二俣-0:20-脱渓ポイント-0:05-避難小屋-2:35-威守松小屋
合計8:20 沢中5:45 沢外2:35
〈写真〉https://yamap.com/activities/20411785
〈電波〉沢中✕。桜坂駐車場までdocomoあり。
〈計画書提出〉コンパス
〈地図・資料〉遡行図 「東京起点沢登りルート100」

       25000分の1地形図 「巻機山」

       山と高原地図 「巻機山2016」


〈対処〉
・入渓まで
桜坂駐車場手前から、右手に「米子沢」の表記が。ずんずん林道終点まで進み、もう一度「米子沢」の表記があり堰ていに出る。水量が多いときはこの時点で水が少しあるが、今回は全くなく、20分くらい歩いてやっと水の音がしてきた。ここで沢装を装着。

・2段25m
対処:左岸巻き
下降:右壁クライムダウン

・ナメ沢出合

・F1(大滝多段40m)
対処:右岸巻き
下降:右岸巻き道をクライムダウン
出合いの中州(右岸)から巻く。2019小川Pの記録に「入口、復帰点等に赤テープ豊富だった。」との記述があったが、入り口では確認できなかった。道中はたびたび赤テープがある。巻道から見える滝は壮観。

・7×10m
特にない。

F2(幅広10m+ヒョングリの滝15×25m)
対処:右壁直登
下降:クライムダウン可
何にも難しくない。

・2段ナメ滝
気づいたら過ぎていた。

・栂ノ沢出合

・F3(トイ状5m)
対処:水流中直登
下降:懸垂下降
人工支点あり。水流中には足場があり、ホールドもあるためそんなに苦ではなく、事実PRなしでみんな直登した。

・F4(スダレ状17m)
対処:中央リッジを直登
何にも難しくない。下降は考えるべきだが、左岸の草付きから懸垂下降などで降りられるか。

・多段15m

何にも難しくない。

・F5(5m+5m+2段10m)

対処:日影沢から入り、トラバースして滝口へ復帰。
下降:慎重に同じルートからクライムダウンできるかと。難しそうならPR。
そんなに難しくない。復帰後は人口支点からスリングがありそれを使う。

・F6(2段8m)
対処:左壁直登。
一段目は余裕。二段目は少し右へそれるようにしてから滝口へ。途中片足おけるテラスのようなところを伝っていく。高度感はなかなか。しかし、ホールドもスタンスもあり、そこまで難しいわけではない。ここもみんなフリー。

・F7(チムニー状7m+5m+2条20m)

対処:左岸巻き
F6から直接ここへ出る。赤テープがあるためそこへ進む。高度感はあるが、それだけ。決して高巻きしてはいけない。

・F8(2段15m)
対処:下段直登、上段右岸巻き
上段では練習がてら立ち木からPRを出した。あんまり要らないが、結構登りにくかった。

・F9(3段15m)
対処:左壁直登、PRを出す
上部に古いハーケンが打ってある場所がある。正直、ハーケンだけは心配。CLがトップで登り岩を支点に古いハーケンとでフィックスを張った。下級生がいるならここは張るべき。フリーでCLは行ったとはいえ、ここが一番大変であった。

・F10(大ナメ帯)
誰も転んでいない。乾いているところ、苔がないところを選んで慎重に進む。

・F11(6m+2条3×5m+2条8m+5×8m+6m)
何にも難しくない。

・二俣
対処:左へ。
右には虎ロープが。景色は最高、水はきれい。

・脱渓
対処:右に大きく曲がるところで台地があり、赤テープがある。
その赤テープの階段を登り切ったら5分で避難小屋へ出る。

〈コメント〉
2022年三月にみんなで行くことを最終目標として2022年度の沢の活動を行ってきた。時期や時間、天気を鑑みて2,3,4年生だけで山行へ行った。1年生と行くことが出来なかったことは無念だったが達成できて良かった。ナメがきれいでとても楽しかった。沢のレベル的にも全員が楽しむことができ、みんなほとんどフリーで登ることができ一年間の集大成としては良かったのではないか。今の一年生を見ていても来年十分に行ける実力はついているように感じる。
コースタイムに関しては来年の新歓用の写真撮影などで結局2時間ほど休憩時間を入れたので、メンバーが十分であれば8時間ほどで行ける。
何がともあれ、2022年度は終了。以降、1,2年を中心に頑張って欲しい。

小屋に帰ってくると車の事故がありてんやわんや。警察が来るも住所がわからない、言い合いになるわで大変だった。
夜はビールと蛙君のたこ焼きがなかなか良かったのではないか。朝まで宴会だと思っていたが、みんな疲れて22:30就寝。なんて健全なんだ。



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