山行記録 多摩川水系泉水谷大黒茂谷
〈文責〉
〈目的〉山岳会の人に沢技術を教えてもらう。
〈日程〉5/14,15
〈メンバー〉やまづとの会メンバー3名、藤田(ラスト)
〈天気〉雨のち曇り
〈コースタイム〉三条新橋▲(5:40)-0:45-入渓点(6:25)-4:45-15m(11:10)-2:20-ツメ終わり(13:30)-3:00-三条新橋(16:30)
計10:50
〈電波〉ソフトバンクは沢中通じない
〈計画書提出〉やまづとの会で提出
〈地図・資料〉25000分の1地形図 「大菩薩峠」
東京起点沢登りルート120
〈対処〉
・入渓点
三条大橋から早めに歩いて40分くらいで入渓点につく。入渓点には「大黒茂谷」との表記アリ。少し奥へ進んでから沢に下る。
・F1
問題なし
・堰てい
左岸巻き。若干危ないためPRを出していたが確実に行けば全然大丈夫。
・F2(5mと4×6m)
問題なし
・F3
ナメ床。綺麗。
・F4(3mと2条6mと6m幅広)
3mでは右岸の丸太をへつっていくが、かっこつけて落ちた。
6m幅広はナメで水流中直登したがマジで滑りやすかった。
・F5
ナメ。綺麗
・二俣
枝沢が何本か入っており、ここで一度迷った。読図は難しかった。
・15m
トップがブッシュを中間支点にリードで左岸を直登。以降を中間エイトで確保。勉強になった。
・F6(斜滝12m)
水流左直登。滑りやすい
・F7(8m)
藤田がトップで水流左直登。滑りやすいが楽しい。やまづとの会の人は一人がフリーで登り、後続を確保。
・F8
特になし
・F9
奥二俣を左に進み、早めに尾根に上がり登山道に詰めた。大菩薩嶺直下に出られ、楽しい。
〈コメント〉
沢歴40年の方と山行を行えたとても有意義な機会であった。この場を借りてやまづとの会の皆さんには感謝を申し上げたい。本当にありがとうございました!!
沢登りは自由であるということを再認識できた。どうして沢に行くのか(一般的な登山ではなく)を考えたときに登山道と違いルートが固定されていないバリエーションだから面白いというのがある。
審議で一つ一つの滝の対処を決めるのは確かに安全かもしれないが、つまらない。何が出てくるのか予めわかってしまうし、状況判断能力や機転性を培うことができない。確かに、実力がある程度つくまではそうする必要はあるのかもしれないし、勿論、今後も計画書ではコースタイムやエスケープを予め決めていく(この時点である程度計画者は何が出てくるのかわかるし、様々なソースは確認する。そして、必要な情報は審議で出すべき)。しかし、それ以外はやらなくてもいいのではないか。不安なら決めていってもいいが。これは計画者の負担軽減にもつながる。
また、如何に教えていただいたことを記載しておく。参考にされたい。
焚火
・薪は腐ってないもの。山にあるより河原にあるものの方が良かったりする。濡れていても大丈夫。
・薪を置く方向を合わせる。風が流れる向きと平行になるように。
・上からどんどんのせていく(勿論、方向をそろえて)
沢中
・中間エイト、簡易エイトの有用性
・左右からロープを束ねると時間短縮になる(50mの時)
・登るときは予め決まっているとやっぱりつまらない