Home / 2022年 - 沢登り(沢初め) - 真名井沢

2022年 - 沢登り(沢初め) - 真名井沢


真名井沢(途中撤退)・沢登り(沢初め)

日時 2022.4.9

山域 奥多摩

文責 宮川

メンバー CL:清野(W3)、SL:宮川(W2)、医療:藤田(W2)、無職:若田(W3)、辻(W1)

天気 晴れ・水量普通

地図資料 25000分の1地形図 「武蔵御岳」「原市場」「武蔵日原」

     山と高原地図 「奥多摩」(2021年)

     遡行図 『東京起点沢登りルート120』「真名井沢」


コースタイム 上日向バス停~0:28~入渓点(準備:0:15)~0:53~(1)手前(休憩:0:11)~0:53~二俣(休憩:0:10)~0:02~魚止めの滝下~1:25~魚止めの滝上~0:10~魚止めの滝下(休憩:0:20)~0:23~ツメ~1:16~ツメ終了(休憩:0:16)~1:09~上日向バス停

計7:59

コース記録(YAMAP)

 

【詳細】

  • 入渓地点

    • 対処表通りに行けば簡単に場所は把握可能。以下念のため対処表の部分を記載。

    • 1.上日向バス停の崎の大丹波川にかかる橋を渡り、林道真名井線に入って、林道が右岸に渡るとりがや橋まで徒歩約30分

    • 2.入渓点の目安とりがや橋を渡って右へ。

    • 2.林道は左手につづき、細い道が右手にあります。右手にすすみます。

    • 3.真名井沢、入渓地点。モノレールの起点があります。ここの木橋を渡って河床に降ります。

    • 4.この踏み跡を通っていき、橋を渡った左側に沢へ降りる踏み跡がありそこから入渓

  • 砂防ダム

    • 最初の2つは右岸巻き。3つ目は一度下がって左岸巻き。最後はまた右岸巻き。予定通り。3つ目の時に一度下がるので、高くなりすぎないように注意。

  • 小滝の連続(二俣まで)

    • 対処に時間がかかった滝が2つあったのでYAMAPの写真を参照されたい。また確かに基本水流直登だが、巻いた滝も多かったように思う。

    • (1)はへつりに挑戦し、若田先輩は成功していたが、厳しそうだった。他の4人は巻いた。

    • (2)は最初水量も多く感じたため、巻いたが宮川が失敗し、少しずり落ちた。結局水流直登が一番楽だった。

  • 二俣(630m)

    • 左へ向かう。10時までには二俣に着きたかったが、30分ほど遅れ、リミットが間に合わなそうなことを意識。魚止めの滝を確保なしで時間短縮を行おうと試みたが、結果としては不可能だった。

  • 魚止めの滝 6m

    • 予定の通り、右壁をフリーで宮川、若田、清野の順に登り、辻と藤田を確保した。支点は少し離れた左岸の奥の立木。右壁をフリーで登ったものの、高さもあり私は危険に感じた。少なくともW1を確保なしで登らせてはならない。計画書には巻いた過去の記録も参照していたので、巻きをもう少し考慮してもよかったかもしれないが、そちらも難しそうではあった。コンディションによっても変わると思うので、適宜判断が必要と思われる。

    • その後リミットを過ぎたため懸垂下降を開始。ロープは支点が少し離れていたので、40mと50mを連結。

  • ツメ

    • 魚止めの滝から少し下降したところに、林道につながるポイントがある。傾斜、距離ともになかなか難しいポイントであった。そのまま下降するか、詰めるか迷いどころではあったが、林道が遠目に見えていたため、行けると判断。ガレがひどく、途中の落石も多かったがひとまず無事に登り終わった。

    • 電波が林道上でつながると思われたが、つながらず、在京への連絡は結果バス停付近となった。

    • ツメは高度とガレ具合双方を考えると危険なことは確か。ただ、すんなり下降ができるか怪しい滝があったため、詰める方が時間的にはやい、という判断だったと思う。


【総評】

リミットやエスケープなどの事前の計画が不十分であったため、現場での判断がかなり多くなってしまった。時間ロスを避けるためにも、しっかりと行っておくべきだった。そしてリミットギリギリの集合時間の設定も避けるべきである。




     RSS of this page