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2022年巻機山


日時 2022.5.21~22

山域 巻機山

文責 宮川

メンバー CL:藤田(3年)、SL:宮川(3年)、無職:石川(1年)、大内(1年)、前川(1年)

天気 一日目:曇りのち雨、二日目:雨のち曇り

地図資料 山と高原地図 「越後三山・巻機」2016年

 

コースタイム

(1日目 雪囲いを外す、小屋で遊ぶ)

 

 2日目 巻機山登山

威守松小屋(4:39)-1:00-五合目(5:40)-2:05-ニセ巻機山(7:45-7:55)-0:46-巻機山ピーク(8:41-8:56)-0:10-牛ヶ岳(9:06-9:11)-0:52-前巻機山(10:03-10:19)-2:40-桜坂駐車場(13:00)

合計 8:21

 

コース記録(YAMAP)

 

【詳細】

(1日目)

8:30頃に国立をレンタカーで出発し、特に問題なく山小屋に到着。雪はほぼなく小屋まで問題なく車で行けた。小屋に着いてからは掃除と雪囲い外しを行い、藤田が持ってきたよくわからないボードゲーム(面白かった)とトランプを楽しんだ。冬の山小屋しか行ったことがなかったので、水道から水が出ることに感動した。20:00頃に就寝。

雪囲いの外し方を事前に教えていただいたので、以下に一応載せておく。

 

安全第一。脚立(ハシゴ)を使う必要があるのは、トイレの窓2つだけ(脚立を下で支える係を必ず配置)。それ以外は屋内側から作業する。

階段踊り場の非常口はそのままでOK。高所作業厳禁。

2階ホールの窓)外した板は、その板が付いていた窓の下に重ねておく(1階倉庫にまで運ぶ必要なし)。

1階寝室の窓)外した板は、寝室に入ったところの板の間スペースに重ねておく。

トイレ・洗面の窓)玄関の黒板の下あたりに適当に積む。

倉庫の窓)倉庫に置く

棘が刺さるので軍手はしたほうがよい。

 

(2日目)

3:30起床、4:30に山小屋を出発した。雨が降っていたが決行。桜坂駐車場の奥から登山道に入る。五合目あたりまで一気に登り、少し歩いたくらいのところから雪が現れ始める。事前の計画書にあった、6合目の登山道をショートカットして雪道を行くルートを取ったが、どこから尾根に上がればよいのかわからず苦戦し、急なルートをひたすら登ることになった。ワンゲルに入って初めての山行がいきなりこれとは可哀そうだと思いながら、登山道に戻り、開けたところで虹が見えたのが今回のハイライト。(ちなみに1年生によるとこれが入部前であったら入部はしなかったかもしれないとのことで、来年以降も入部後に山小屋に行くのが正解かと思われる。)

ニセ巻機までの急登は問題なく、そこから巻機山ピークまでのルートがガスっていてルート取りが怖かったがおおよそ問題なく登れた。当初の予定よりもかなり早く歩いていたので、牛ヶ岳を踏んで下山した。問題はここからで、すっかり油断していたことが今回の一番の反省点である。6合目のショートカットがどこから始まるのかしっかり理解しないまま、踏み跡らしきものをたどっていったが、危うく別の尾根に乗って帰宅困難になるところであった。地形図をしっかり持ってくるべきだった。同時に行きに帰りを意識した場所の把握をする必要があった。予定通り13:00に下山できたが、残雪期の巻機山はしっかりとした準備が必要である。ストックはあった方がよい。(1年生用)

また20:00のレンタカー返却のために、金城の里に寄るには12:00下山13:00出発の予定にしておくと、余裕をもって国立に帰れるだろう。渋滞につかまり、わりとギリギリであった。

 

【総評】

1年生は全く問題なく登ってくれ、心強い限りでした。頂上からは何も見えなかったのが大変残念でしたが、残雪期の美しい巻機山を楽しむことが出来ました。下りの際みんな雪の上を楽しそうに滑り降りていたので、きっと山スキーも楽しんでくれる事でしょう。山小屋もとても快適に使え、大変楽しかったです。





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