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2022年 通常山行 イソツネ山


通常山行 イソツネ山

日時 2022.11.13

山域 奥多摩

文責 山田

メンバー CL:山田 SL/医療:大島 無職:小野、藤田

天気 晴れのち曇り

コースタイム
水根バス停前-0:12-六ツ石山登山口-2:02-沖ノ指山-0:30-イソツネ山-1:16-境橋バス停
合計4:41

詳細
読図の訓練を目的に計画した。当日は水根バス停から行動開始。バス停周辺は道がやや複雑なため、入山口を探すのに地図とにらめっこ。そこから六ツ石山登山口まではアスファルトで看板も随所にあるため迷わない。六ツ石山登山口を入ると、急な山道が続く。正直めちゃくちゃきつかった。低山だからと言ってナメてかかると痛い目を見る。休憩もいつもより頻繁にとる。折り返し点となるトオノクボは開けているため、行けばそれとわかる。矢印看板もあるが、イソツネ方面を指してはいない。トオノクボからはコンパスと地形図(必須。エアリアのみは絶対にダメ)を片手にルーファイ。地形図には事前に尾根線を引き、間違えやすそうなところを共有しつつ現在地を確認しながら進んだ。地形図上の登山道は南東方面へ尾根を下りある場所で南に進路を変え尾根から離脱するが、その転換ポイントは発見できず。もっとも、そのまま南東方面に尾根を下ると反射板(写真参照)を見つけることが出来たため、問題はなかった。というのも、反射板のある南側の斜面は木が伐採されておりそこからダムが見えるが、その斜面を下りると地図上の登山道へ合流できたのだ。但し、これはあくまで偶然の産物である。踏み跡を進むと右手に沖ノ指山が。さらに進むと、幕営地になりそうな開けたところに出る。ここからは登山道から離脱し、コンパスを頼りにイソツネ山方面へ。途中地形図上には載らない小さなピークがあるが、山頂の看板はない。もう一度下ると再びピークが見える。これが正解だった。もっとも山頂の看板はあまりに小さく、発見に手間取ったが。帰りはイソツネ山から北に下りるコースも考えたが、登山道を発見できないで進み過ぎてしまうリスクを考慮し、大人しく幕営地もどきまで戻る。幕営地もどきからは踏み跡が見つからなかったため、コンパスで方角を合わせながら緩やかな斜面を下りる。すると、私有地を囲うフェンスにぶつかる。山頂で会った二人組のアドバイスに従いフェンスに沿って下りると、農業用モノレールの跡を発見。ちなみにこの周辺にはゲルみたいな形をした小屋跡があった。その小屋跡の上部に登山道らしき明瞭な踏み跡があったため、少し迷ったが、これは不適と判断。散策しつつルートを漁っていると小屋の下の方にも踏み跡を見つける。これに従って進むと無事登山道に合流できた。どうやらフェンスを進んだ先はモノレールに沿って下りるのが正解だったよう。登山道に入ってからは問題なし。境橋バス停も下山してすぐのところにある。

総括
今回のルートをかなり詳細に記録したつもりだが、ここに記載しているポイントはあくまで特に重要なところのみであり、他にも道を間違えそうなポイントがいくつもあったことを、注釈しておく。
見所の少ない低山ではあるものの、我ながら読図の良い訓練になったのではないかと回想している。アクセスのしやすさや読図の難易度という点で、新入部員の訓練にはもってこいの山ではないだろうか。
なお、今後イソツネ山でルーファイをする際は、境橋からイソツネへ上るのではなく、この山行のように任意の地点からイソツネに向かって”下る”ことを強く推奨したい。



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