通常山行 瑞牆山・金峰山文責:薮田
日程:2022/11/5-6
山域:瑞牆山、金峰山
天気:晴れ
参考エアリア:山と高原地図「金峰山・甲武信」2019年
メンバー:CL食当:大島(W1) SL食当:薮田(W1) 天気:前川(W1) 医療:辻(W2) 無職:長尾(W2)、山田(W2)
コースタイム
一日目:瑞牆山荘(9:38)-0:29-富士見平小屋(10:08~12)-1:44-瑞牆山-1:09-富士見平小屋▲
二日目:▲富士見平小屋(5:40)-0:33-大日小屋-0:41-丸山(7:06~11)-0:23-砂払ノ頭(7:34~40)-0:38-金峰山(8:18~9:14)-0:33-砂払ノ頭(9:47~54)-0:09-丸山(10:03~07)-0:46-大日小屋(10:53)-0:32-富士見平小屋(11:25~12:08)-0:25-瑞牆山荘(12:33)
合計 一日目:4:16 二日目7:04
電波:富士見平小屋、各山頂でどのキャリアもおおむね通じる。
【詳細】
一日目
遅刻者数名により30分以上遅れて出発、さらに中央自動車道において八王子付近で渋滞に巻き込まれたため到着は大幅に遅れたが、一日目の行動時間がそれほど長くないため影響はなし。
富士見平小屋でテントの設営を行い、登山に必要でない荷物をテント内に置いていく。トイレ使用料は宿泊料1000円に含まれているためトイレに設置されている箱に硬貨を入れる必要はない。水場はテン場から少し下ったところ。
瑞牆山頂まで目立った難所はなく、桃太郎岩後の岩場や鎖場も特に問題なく登れた。人気の山であるためか、山頂はかなり混雑していた印象。下山後天気の聴取及び食事準備前に一部メンバーが富士見平小屋で販売されている鹿肉うどんを購入。1500円。
食事はテン場に設置されている小さい木製の机を利用できたが、数はかなり限られていた。メニューは米:約8~9合、クリームシチュー8人前、カレーライス3人前とやや多めに用意したが、分量としてはちょうどくらいに感じた。
二日目
5:30の出発を目指して4:30頃起床。綺麗な星空を拝むことができた。日の出よりやや前に出発。大日小屋のトイレの表示はあったが使用は不可能な様子であった。砂払ノ頭直前までは目立った難所はなかったが、砂払ノ頭直前~山頂にかけて陽の当らないところは積雪もしくは登山道が凍結していた。特に対策装備なしで登り、メンバー全員滑転による目立ったけがなどはなかったが、かなり注意を要したため、チェーンスパイクや軽アイゼンがあると心強いか(ないよりはあったほうがいい)。ちなみに富士見平小屋で1000円でチェンスパの貸し出しを行っていた。稜線歩きは運よく風がほとんど吹いていなかったためあまり寒さを感じなかったが、手袋も含め防寒は必須。金峰山山頂の五丈岩に登っている人はみられなかった。
【総評】
山行自体よりも山行計画の時点での課題が大きい活動となった。論点の一つとなったヘルメットは結果的に使用しなかったが、過去の記録をよく参照して丁寧に議論する必要があると感じた。実際の山行時について、食当に関しては自他ともにかなり良い評価であった。CL,SLの振る舞いとしては後方のメンバーとの連携や距離感の把握などが課題点として挙げられる。トップ、セカンドでコミュニケーションが取れていてもそれ以後のメンバーに情報が伝わっていないことや、無意識のうちに後方のメンバーとかなり距離をあけてしまっていたことがしばしばあったため、まめな確認と声による連携の強化によって改善していきたい。また、遺失物の多い山行であったため、入念な準備と物品管理が必要であると感じた。