Home / 2021上州武尊

2021上州武尊


【日時】2/27
【メンバー】小川さんR2卒 中浜W3
【コースタイム】川場スキー場リフトトップー0:30ー剣が峰ー1:30ー上州武尊山頂ー1:30ー川場スキー場リフトトップ(記憶に基づくかなりざっくりなタイム。スキーで山頂から降り尾根に登り返す予定であったが、後述するように中止した。)
【総評】小川さんの足慣らしという目的で突如計画が決まった。私もアイゼン歩き今シーズン行ってなかったのでぜひということで参加。AM5:15に小川さんが自宅から迎えに来てくれた。田園プラザに車を止めて、無料シャトルバスで30分弱でスキー場。一番苦戦したのがチケット購入であったことはまぎれもないであろう。想像以上に混んでいたし、必ず登山届とココヘリの申し込みを行ってからチケットを買いましょう。この結果として行動開始が11:00になり、山頂踏めるかが怪しくなった。
 リフトトップから剣ヶ峰周辺は急登になっている。剣ヶ峰は狭い山頂であるうえ、東面はかなり雪庇が発達しているため、注意されたい。剣ヶ峰から降りる際は風に板が煽られ、苦戦した。久しぶりに体が危険を察知するくらいの風を受けたが、この時期の上州武尊は大体これくらいの風が吹くらしい。とにかく前進してある程度風がよけられそうなところで休憩。ここで谷川岳警備隊の方に声を掛けられ、スキーでの滑走はやめたほうがいいとのアドバイスを受けた。確かに、一週間天気を見れば弱層ができる条件は整っていた(事実弱層が確認された)。下はスキー場であるし大事をとって今回はあきらめた。今後板はただの風を受ける重りになった。
 このあたりから小川さんのスイッチが入り、山頂を踏む気概がみられた。平地ではほぼ早歩きになった。リミットを13:00としとにかく前進。山頂をメンバーに踏ませることがリーダーの役割の一つであるということを再び体現させたのである。途中風が強くなったので、山頂アタック手前で板をデポした。山頂を楽しんでいる暇はとてもなく、スタスタと下山した。滑走予定地は確かに素晴らしい斜面であるように見えたので、今度リベンジしたい。途中常に目に入る剣ヶ峰を見ながらゲレンデへ。小川さんの滑走技術が衰えていないことを確認した。結局我々の板は帰りのリフト券1000円を節約するために使われたのである。
 上州武尊は初めてであったが、決して難易度が高いわけでもなく基礎的知識があれば苦にせず山頂を踏めるかと思う。雪上歩行の練習にもなるので今後の参考にされたい。
 小川さん招待ありがとうございました。将来の日本のために。



     RSS of this page