沢初め 小草平ノ沢遡下降
文責 小川理士
・山行実施日 4/8(土)
・実施日天候 雨のち曇り
・山域 丹沢四十八瀬川水系
・リーダー CL:W3葉玉 SL:W2小川
・メンバー W3安陪、W3Hukins W1任
・参考遡行図
・参考地形図 「大山」
・コースとコースタイム
3:00 学校発
6:30 県民の森駐車場着~
8:10 県民の森発~
8:25 入渓~
8:50 勘七分岐~
9:00 F1(2段5M)下~
10:15 F1(2段5M)上~
11:00 F2(3段12M)上~
11:45 4Mスダレ状上(下降開始)~
15:40 登山道合流点~
16:15 駐車場着~
・対処・注意点・補筆
・登山届は大倉どんぐりハウスに提出
・県民の森駐車場へはみくるべ(三廻部)病院の先の林道を行く。舗装されており走りやすいがすれ違いは難しい。
・県民の森駐車場付近は電波ゼロ
・県民の森駐車場には公衆トイレ、水場(泥落とし用?)、等がありベースとしては快適
・車で来た林道をそのまま先へと進むとゲートあり。越えて暫く行くと林道分岐あり。分岐は鍋割山方向、沢沿いの道を選ぶ。
・橋横の作業道を暫く進むと入渓できる。
・石堤は三つほどあったが全て右岸から
・二俣からは勘七側のF1がみえているので間違える心配なし。小草沢には登山道用の木橋もかかっている。
・二俣を過ぎるとF1はすぐ。ここから沢がゴルジュ状になり雰囲気ががらりと変わる。
<遡行>
・F1(2段5M)
右壁を直登。トップ小川とセカンド安陪はフリーで登り後続確保。(*時短のためラスト葉玉もフリー)
確保支点は部内記録では左岸の立ち木だったが、やや遠かったため左岸の人口支点2つを利用した。
登攀はホールドスタンスともに豊富で普通に出来るが、上部の乗り越えでややてこずった。
・F2(3段12M)
F1後すぐ。1段目、2段目は全員で左壁をフリーで直登。確保支点はなかったし、正直確保するほどではなかったが1段目はW1を引っ張って助けた。
3段は対処表上では右壁だったがとりつきまで釜に浸からなければならないのとシャワークライム必至だったので右岸をまいた。
この巻きは滑りやすい斜面をかなり登る必要があり予想以上にてこずった。途中後続にパワーロープを出せばよかったと反省。
・4Mスダレ状
左壁を直登。ここも上部の乗り越えが思ったより厳しい。あまりよくないが巨大な倒木にパワーロープをかけて後続にも直登させる。
<下降>
・4Mスダレ状
登ったところからクライムダウン。トップはパワーロープを使いつつ下りたが後続はパワーロープにプルージックを巻いてクライムダウン。
・F2
3段まとめて懸垂下降右岸の立ち木(根元から幹が4,5本に分かれているやつ)を支点とした。ロープの長さは3段でちょうどぴったり。
W1は沢での懸垂は初めてだったので大きく振られてしまう場面もあった。3段でそれぞれ振られないように少しずつ下りる方向を変えていく必要あり。
・F1
左岸の立ち木を支点に懸垂下降。立ち木は上部にあるためトップとラスト以外はセルフを遡行時の人口支点にとってそこから懸垂すると時短になった。
ロープを畳むのに時間がかかってしまったがそれ以外懸垂では特に問題なし。
<沢外>
・時間が押していたため迷わず登山道から戻ることに。
・途中で林道に出たがここで焦っていたために駐車場への林道入り口をトップ小川が見逃してしまう。(実際は三叉路になっていたが2方向しか認識できていなかった)
しばらく歩いたところでW3が道間違いに気づいたのと、気づいた地点から駐車場に抜ける散策路があったため無事に駐車場まで戻ることができた。
焦りが道迷いに繋がることをわが身をもって体感した。