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2017 新歓 葛葉


日時 2017/6/3
山域 表丹沢葛葉川本谷
文責 葉玉
目的 新歓沢として
コースタイム
(6:15)入渓-(6:55)F1下-(8:00)F1上出発-(8:30)F3上-(10:00)板立の滝上出発-(10:20)太平橋着-(10:30)太平橋発-(12:25)富士型の滝上-(13:20)最後の二俣-(14:00)ツメ終了&10分休憩-(14:20)三の塔着-(15:00)三の塔発-(16:50)葛葉の泉
※CTに記載していない休憩が数回ある
メンバー CL:葉玉(W3) SL:弥永(W4) 医療:松永(W1) 無職:布勢(W1)
遡行図 関東周辺沢登りベスト50コース(pp.100-101) 標高データは東京起点120ルートを参考
地形図 「大山」
エアリア 「丹沢」2016
部内資料 16森P 
13木内P 12佐藤P 05高野P―Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
登山届は秦野駅
記録
アプローチは車。部室を3時に出発し、葛葉の泉に5:20頃着。それから各々朝食とって入渓準備。W1が入渓準備に(例年通り)手間取り、6時入渓予定のはずが15分遅れる。
対処は基本的に16年森P(と葛葉3年連続3回目の弥永さんの記憶)を参照した。文責の2年前の記憶は他の沢で上書きされていたようであまり役に立たなかった……
対処の記録で書かれていない部分は森Pのを参考にしてもらって問題ない。

F1 1,2段目は右壁から。3段目はCLが左岸巻きし、W1を確保。確保支点は右岸落ち口の残置ハーケン。残置は計4個あり、流動分散が2セットとれる。下側の2つには新しめのスリングが掛かっており、今回はそちらを支点にした。巻き道は明瞭で危険箇所もない。
F3 水流中下部はヌメるので左壁の乾いたところを登り、上部で水流中に移る。水流上部はぬめらない。
板立の滝前の5m滝と1:3分岐は同じ(=右壁を登れば右俣、左壁を登れば左俣に行く)。今回は左壁を登って左俣に入ったあと、すぐに右俣に移った。左俣から右俣への踏み後は明瞭で安全なので、5m滝は好きなほうを登ると良い。
板立の滝 CLが右壁を直登後、W1を確保。支点は左岸立木からPRでとった。ラストのSLが左岸巻きしてそのままPR回収。最初、右壁を水流中のことだと勘違いし、CLが登ろうと四苦八苦した為時間をロスする。右壁とは水流よりも右の乾いたとこのことであって、断じて水流中ではない。因みに、水流中を直登するのならリードで登るか確保が必要。勿論、W1には厳しい。
太平橋から林道への踏み後は明瞭。実際に行っていないので断言はできないが、おそらく簡単に上がれるはず。
太平橋から2つ目の滝 CLのみ左壁を直登。セカンド以下は左岸巻き。巻き道は明瞭でピンクテープあり。
富士型の滝 CLが右壁のv字の部分を直登。W1は確保して右壁を直登。SLは確保して2段目から流芯を直登。確保支点は左岸立木をPRで延長。落ち口付近でビレイした。右壁はルート上に3か所ほど残置ハーケンがあった。
最後の二俣 昨年あったという沢靴はなくなっていたが、代わりにスニーカーがタオルで吊るされていた。
ツメ 始めの登りは滑りやすい泥+少ないホールドで厳しいが、そこさえクリアすれば明瞭な踏み後があり、問題ない。今回は最初だけPRを出した。ツメはしばらく沢を忠実にツメるルートと、すぐに右岸尾根に上がるルートがあるが、今回は後者を選択した。二俣後、CSぽい滝を右岸巻きする必要があるが、巻いた後沢に戻れば前者、そのまま右岸尾根をツメれば後者になるはずだ。前述の”始めの登り”というのはCSぽい滝の巻きの部分のみ。CSと同じ位の高さまで来ればホールドにできそうな立木や草が豊富にある。

下山 1回表丹沢林道に出た後、砂利道→登山道→砂利道→登山道というルートになっているが、2回目の砂利道から登山道への入口がロープで塞がれており見落とした。砂利道をそのまま下っていくと唐突に道がなくなるので、そこで間違いに気付いた。ロープに「登山道はこちら」という目立たない看板がぶら下がっているので、注意しておかないと見落としやすい。



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