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2016年 沢トレ 軍刀利沢 遡行


日程 7/4 前夜発日帰り
山域 奥多摩 南秋川水系 軍刀利沢
文責 Hukins
目的 W1・W2の沢の遡行と下降の練習(のはずであった。)
メンバー CL:弥永(W3) SL:Hukins(W2) 医療:安陪(W2) 永喜(W3) 
コースタイム 林道分岐(5:06)-0:36-入渓点(5:42-52)-0:50-③逆くの字滝下(6:32)-0:32-⑤大滝2段15m下(7:04-14)-1:26-⑥CS5m上(8:40-50)-0:36-⑦6m上出発(懸垂下降して登った後)(9:26?)-0:52-⑧10m下(10:18-29)-1:36-三国山頂上(12:05)-山頂出発(13:05)-0:35-軍刀利神社(13:40-49)-井戸バス停(14:11)
合計9:06 沢中6:13 (いずれも休憩含む 山頂一時間など)

参考遡行図 東京起点120ルート「軍刀利沢」
参考地形図 「五日市」 「与瀬」 「上野原」
参考エアリア 「高尾・陣馬」2011
参考部内記録 2014勝見P 2013佐藤P 2010山田P

電波 南郷 au〇 林道分岐 docomo× au× 入渓点 au× 10m下 au × 三国山山頂 au 〇
水 10m下あたりで汲むのが良いかと。 二俣あたりからは水が非常に少ない
登山届提出場所 武蔵五日市駅構内(改築され、改札前に移っていたが、改札内)

対処
入渓 林道分岐から早めに歩き35分程度で、右に赤テープと明瞭なふみ跡がある。かなり急ではあるが、ロープはいらない。テープは見つかりにくいので、読図して、大体の場所になったら見逃さないように。
入渓後はすぐにゴルジュとなる。水量判断はここでするべきだろう。今回は少なかった。

①幅広2m滝:沢が急カーブするところにある。左から登れる。CLは右から登っていた。下降時はCDできるはず。

②3×4m:左から水流中にわたる。スタンス豊富。下降時はCD。

2条4m:右から登る。あまり記憶にない。詳しい対処は過去記録を参照。

2条4mの次の滝 左から。

5m逆くの字滝:左から登る。問題なく登れるが、くの字で曲がるところのみはスタンスがあまり安定しない。経験の少ないW1ならロープも考慮するべき。

④CS滝 直登を試みたが、高さのわりに厳しい。SLとCLは左岸から高巻きした。巻きは踏み跡があるが、トラバース気味のところは左落ち注意。巻きの初めと終わりの木にはテープがある。8mナメ滝の上に出る。クライミング力のある永喜さんは直登し、安陪は滝上の永喜さんの力を借りて登っていた。

8mナメ滝:下部は右水流、途中から水流中を直登。上で全員合流。水流多い場合はこの二つの滝は厳しいだろう。

3m:左から。記憶にない。

⑤大滝2段15m:右から巻く。フィックスロープは今のところ信用できる。一応フィックスでセルフをとったが、それほど問題はない。

名無しの滝 右から巻き気味に行った気がする。

5×6mナメ:SLがフリー登ったが、滑りやすい、三点支持必須。後続には、右岸の立木からPRだす。登りは、途中から右岸に上がることもできる。W3二人は右岸から巻いた。巻道は明瞭。

CS5m(チョックウッド):CL、SLは右岸巻き。後続は確保して直登。右岸を巻くが、泥で滑りやすいため、少し左目から巻く。巻きから沢上に降りるのに、PRを使った。確保の支点は、降りるのに使った立ち木からのPRと、もう一つ立ち木からPR。(どちらも右岸、PRの長さ調整必要。)直登は最初が厳しいが、思い切りいくしかない。

⑦6m:右巻きにロープもあり安全。落石起こさないように。直登は厳しめ。残置ハーケンを使って弥永さん登るが、滝上から、枯れ木でPR出す。永喜さんはフリーで直登。

その後練習のため、懸垂下降をW2でした。支点は右岸立ち木を使ったが、左岸立ち木(巻きの途中)のほうが良いだろう。懸垂後は巻道を使って再び、上へ。

2mナメ 水流中直登。記憶があいまい

3m:へつりで滝下まで。滝自体は余裕。

4m:「7」の形で登る。残置ロープ使って右を巻き気味にのぼり、途中から水流に戻った。

⑧10m:左岸まき。落ち口付近で沢に戻る(W3)と少し先で沢に降りる(W2)に分かれた。落ち口付近の方がおりやすいが、スリップすると危険なので注意。

ここから枝沢が次々と入るので、水流の多い方へ。とくに二俣前の右から入る沢は大きいので、読図慎重に。二俣からCSまでが長い。明らかに沢線のようなものでも2.5万では明瞭でないものもあるので、沢線が入ったかだけで、現在地を把握しないように。

CS:容易に登れる。

沢線がいくつか入った後、ルンゼ状の小滝群が出る。直登。段差が大きいので、スタンスをしっかりと決めながら。

ツメはちょうど沢線になっているところを進んでいく。最後の最後に数メートルの登りで二つに分かれ、真ん中に尾根があるがどこを登っても三国峠に上がれる。左の沢線から尾根に入るのが踏み跡もありベストかと。

バスの時間の関係で、山頂でゆったりと休憩。

下山は軍刀利神社経由で、井戸バス停へ。笹尾根から降りた最初の下りは右落ち注意で。井戸の一般車道に出てから地図だとみにくいが、直感で下っていくと、井戸バス停まで300mの標識がある。そこから大きめの通りを歩いていくとバス停。(300m以上ある)


その他

アプローチは参加者の変更もあり、急遽タクシーになった。武蔵五日市駅のタクシーに電話はしたが、予約はできないので、駅で10分程度待った。タクシーだと林道分岐まで入れる。事前に入渓連絡を忘れないように。

橋の上で、テントで寝たが、暑かった。ちなみに変な笛のような音が聞こえるが、ふじのもりのクマよけか?とにかく心配する必要はない。

沢自体はよかった。蜘蛛の巣と倒木の多さを除けば。トップの人はクモの巣払い頑張ってください。下山も短いので良い沢かと。懸垂の訓練などしなければ、当日発もできるはずだ。




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