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2016年 新歓沢 葛葉川本谷 遡行


日時 2016/5/28
山域 葛葉川本谷 三ノ塔 二ノ塔
文責 Hukins
目的 一年生に沢を楽しんでもらう W2のレベルアップ

コースタイム 入渓(6:11)-0:39-F1下(6:50)-0:50-F1上(7:40)-0:15-F2上(7:55)-0:20-F4上(8:15)-0:15₋F5下(8:30)-1:00₋太平橋(9:30-40)-0:20-F8上(10:00)-0:30-F10下(10:30-40)-1:10-二俣分岐(11:50-12:05)
         -0:47-三ノ塔頂上(12:52-13:30)-2:10-葛葉の泉(15:40?)

メンバー   リーダー CL 森(W3) SL 安陪(W2) 
       医療 正木(W3)  無職 弥永(W3) Hukins(W2) 小川(W1)

遡行図 関東周辺沢登りベスト50コース(pp.100-101) 標高データは東京起点120ルートを参考
地形図 「大山」
エアリア 「丹沢」2013
部内資料 
13木内P 12佐藤P 05高野P―Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
登山届は秦野駅北口。
電波 葛葉の泉 〇 F1下 au × 太平橋 au 〇 三ノ塔 〇

記録 
(前置き) 当日朝3時に車で出発した。(警察に注意されて西の正門前に止めることができなかったよう、以降注意する必要あり。)大学出て反対車線に入りそうになり、ヒヤッとしたが、無事に葛葉の泉へ5:20頃着くことができた。水を汲んでいる業者などもいたが先に汲ましていただいた。またここに塩も置いてある。優秀。
朝食を食べ、沢装をセットしたが、ここでW3正木さんが沢靴を忘れたことが発覚、共同装備をわけ、5人で遡行することに決定。正木さんは登山道を使って山を登られるとのこと。

(対処) 確保以外の滝の記憶が一部曖昧になっているのでご了承ください。
6:00過ぎに駐車場の目の前で入渓。少し河原歩きをし(へつりをするような箇所もあり)、堰堤を左の梯子から、乗り越える。

最初のゴルジュの小滝は問題なく超えられる。直登。
F1の前にあるちょっとした滝は右から、初めての滝にしてはW1はサポートがいるかも。
F1 一段目は右壁の乾いたところを直登。二段目も右からいける。三段目はCLとSLが左岸から巻く(巻くのは3段目だけ、巻き容易) Hukinsと小川は確保されて直登。前が見えないので、足場、ホールドを探すのが難しいが水流中にある。直登は濡れて寒いので、弥永さんは最後に左岸から巻く。右岸落ち口に人工支点×2。低めの位置にある。
F2は対処では右水流からとあった。問題なし。左の水なしのところからもいける。
F3は全員左から直登。あまり記憶に残っていない。
F4は左から階段状を登る。ホールドなど豊富。
F5。巻道は左岸に明瞭。全員右壁を直登した。W1だけ確保。他は全員フリー。支点の立木が少し遠くなってしまい大変なようだが、スリングなどを使えば問題ない。右壁の最後のほうには、人工支点(ぺツル)があり、スリングが一つにかかっているのでホールドはそこも使える。
F6。記憶になし。問題はなかったはず。
F7。普通に直登できる。遡行図の対処では巻き方が書いてあるが、巻く必要なし。高度計合わせる(690m)。ちなみに太平橋から入渓しているパーティにあった。
F8。左からいける。
F9。大きく沢が入る滝は左から。ここから読図を慎重に。高度計合わせる(770m)
F10(富士形の滝)巻きは左からも右から大きくもいける。直登は厳しいが、CLはだいぶ無理をしながら直登していた。(森さんの滝という新たな名称が生まれた。)確保をして登る予定ではあったが、確保があっても特にとりつき付近は難しいだろう。
F11 トイ状のところはなかなかシビア。直登するとホールドがなくて厳しい。右からは容易。
F12 ここら辺の滝はみんな直登したりした。二段目は真ん中から行くと滑りやすい。SLが一度こける。パンツは履きましょう 右は落ちると滑落しかねないので注意が必要だがホールドスタンス豊富で登ることができる。
F13 左から。一番最初は水がないが滑るので注意。いったん左に抜ける感じになる。

二俣 分岐は左に。テープがあり、あとなぜか靴が垂れ下がっている。読図もきちんとすれば大丈夫。
  そこから後は踏み跡をたどる。落石に注意が必要。踏み跡が二つに分かれていたりするが合流する。
  ツメの後半は踏み跡非常に明瞭。泥で滑らないようにだけ注意。一頑張りで尾根に乗り上げる。
 尾根(登山道)は階段があって意外と時間はかかる。頂上には小屋みたいなものあり。(トイレはない)

下山 道を間違えていて、15分ほど無駄にした。時間に余裕があったからいいが、読図はきちんとしてから登山道も進むべき。
下山道は意外とだるい。雨が降ったら滑るだろう。最後のほうに何回か林道に出るが、意外と滑りやすいので注意。転んで機嫌悪くなっている人もいた。林道から登山道に戻るところはロ-プがあるがそこを通る。

下降の対処F1三段目は懸垂が厳しい場合巻きのほうをクライムダウンできる(こちらのほうが良いか) 他は予定対処のままでよいだろう。

感想 新歓沢としてはとても良い沢ではないか。ほとんどの滝を直登でき、シャワークライム、ちょっとしたツメもあって沢を味わえるかと。



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