日程 11/12 当日発日帰り
山域 奥多摩 丹波川水系 真名井沢
文責 Hukins
目的 初リーダー。遡下降の練習
天気:曇りのち晴れ
メンバー CL:Hukins(W2) SL:安陪(W2 初リー済み) 医療:小川(W1) 顧問:永喜(W3)
コースタイム 上日向バス停(6:55)-0:30-入渓点(7:25-7:45)-1:20-二俣(9:05-15)-1:05-①F1上(10:20出発)-0:45-②取水パイプ5m上(11:05-11:15)-0:21-下降開始(奥の二俣手前)(11:36-42)-1:00-
②取水パイプ5m下(12:42-12:52)-1:38-F1下出発(14:30)-0:55-(休憩15:25-30)-0:30-入渓点(16:00-16:15)-0:30-上日向バス停(16:45)
合計9:50 沢中8:30 (いずれも休憩含む)
参考遡行図 東京起点120ルート「真名井沢」
参考地形図 「武蔵御岳」 「原市場」 「武蔵日原」
参考エアリア 「奥多摩」2014
参考部内記録 なし
電波 上日向バス停 au△(連絡はできる) 入渓点付近(とりかや橋) au△(連絡はできる) 魚止めの滝下 docomo × 取水パイプ5m上 au ×
水 少なくとも奥の二俣まではあった。入渓点後少しするといったん伏流となる。
登山届提出場所 川井駅構内(改札内)
対処
入渓 バス停から少し林道を歩くと真名井橋を渡る。そこからしばらく歩くととりがや橋。とりがや橋の横のスペースで入渓準備し、右岸の道をたどる。明瞭なふみ跡をたどっていく、2回木橋を渡り入渓。
砂防ダム 遡行図には載っていないが5つほど新しいものがある。最初のいくつかはまとめて右岸の踏み跡で巻く。次は左岸のトラロープを使って巻く。最後は右岸巻き。
二俣までは問題のない小滝が多く続く。どれが遡行図の滝かは判断しにくい。基本的に水流直登だが、一部左側の乾いたところを登った。
二俣(630m)
①魚止めの滝 6m
始めCLがフリーで登ろうとしたが、かなり厳しい。左岸から巻いたが巻きも悪いので注意。SLも巻き後続は確保。
水流の右側を直登。確保支点は左岸の少し離れた立木。PRで伸ばした。特に水流で手が冷たくなり苦労しているようだった。W1が行く場合は巻きではなく、確保必須。
魚止めの滝と取水パイプの間には多くの滝があった。問題はないが、一部水流を外して進んだ
②古い取水パイプのある 5m 2段のようになっている。最初は問題なし。後半は左の乾いた岩から慎重に行く
②2段4m どれが2段4mかわからなかった。似たような滝がいくつかある。問題なし
②5m 右壁からとりつき水流のちょうどない右のところを登る。最後だけホールドがあまりないので、重心をうまく利用して登る
4m 水線沿いに行ける 水流が二つに分かれていたが、右から行った。どちらもいける
4m 左の倒木を使って登る。倒木の下などにいい感じに足場があった。行く前にきちんと倒木が残っているか確認すること
3m-2m-2m-3m 直登できる。PR出している記録もあったが必要ないと感じた。最後は奥の二俣が見えたので登っていない
奥の二俣(820m)
<下降の対処> 特に記載のない滝についてはクライムダウン
4m(倒木) 巻道があまり明瞭でなかったため、倒木を利用して左壁をクライムダウンした。足場はたくさんあるので慎重に。W1には下からアドバイスをするといい。
4m クライムダウン
②5m 右岸の巻道を降りた。あまり良い道ではないが、トラバース気味にまき降りれば大丈夫。滝下に戻ろうとするルートをとると危ない(顧問は滑っていた) PR を使うことも検討するべき。
②古い取水パイプのある滝 右岸の乾いたところを巻き降りる。高く巻くと途中まで道が明瞭だが、最後一枚岩でかなり危険。筆者はかなりの距離を滑り落ちた。巻く途中で右に曲がるような意識で。PRをだした。
①魚止めの滝 左岸立ち木支点 懸垂下降 支点を回収のことを考え落ち口近くの立木に変えた。ロープを投げると木に引っかかりやすいので注意
ナメ滝のようなところ 筆者は滑り台で降りたが濡れたくない場合は結構厳しい。状況次第ではスリングを出す。
まとめ
初リーにしてはレベルが優しすぎる(筆者はロープワークで何度もミスをしたが)6-7月ごろにW1の体力づくり、遡下降練習に行くのにちょうどよい沢だと感じた
その他
バスの運転手が上日向のアナウンスで降車ボタンを押したら驚いていたので、事前に言うとよいだろう。(川井駅のバス停は坂を下りて、信号を少し進んだところ)
前日の雨のせいか真名井沢林道はかなり濡れていたので、濡れても良い靴でアプローチを。