2016年10月15日
奥多摩 日向和田駅
永喜要次
新しい岩トレ場所の開拓 W2のリード練習
JR日向和田から西へ徒歩5分 洋館チックなティーハウスの門を潜って河原へ
W2 葉玉 安陪 W3永喜 W4小池
トポはhttp://caramba-02.sakura.ne.jp/okutama/?page_id=243 を参照。岩場に印刷されたものが置いてある。電波も通じるのでその場で見ることも可能だろう。 アプローチの詳細は、駅を降りて青梅街道を川沿いに奥多摩方面へ、饅頭屋を過ぎると白い洋館が現れる。門をくぐって河原へ。検索すると情報はいろいろ出てくる。
使用料が¥500/人
8時ごろ到着。
まずプレイヤー5.9を永喜が登る。ボルトは打たれてあるが、ヌンチャクなどはなく、ヌンがけしながら登るマスタースタイル。
また、中間で出っ張った部分をトラバースするところと、上部のスラブがホールド探しが難しい。
終了点はカラビナ2枚。よって外岩クライミングに慣れているか、インドアでもそこそこ登れないと厳しいかもしれない。
その後ヌンチャクを残置したままトップロープ状態にし、葉玉と安陪が練習。次のリードの練習は、トラバースが危ないと判断、そこまではトップロープ状態でそのあと3ピン目以上を外して行った。事実一名が一回落ちた。
その後セント・フローリア5.10aを同様の方法で永喜がトライ。あとでトップロープ状態で他が登る。W2にマスタートライはさせていない。
乗り越しがしんどいが、核心は上部。レイバック気味に保持して終了点にかけた。ほかのムーブの可能性はあるかも。
つぎにへそまん5.10cをトライ。これは終了点上部に回り込んでトップロープ状態にすることができる。ハングなので空中懸垂になる。そこまで難しくはないが、初心者ではムリ。
岩場としては小さく、クライマーからすれば高い難度がないので、あまり人は入っていない様子。
だが、一番簡単な5.9でもリードトライは緊張が求められ、しかしトップロープ状態にするにはそれしかないので、岩トレするには多少技術のある上級生が必要。ヘルメットはあったほうがいいだろう。
スラブがあるものの、懸垂下降にも不向きではないかと思われる。ハング状態のところでの空中懸垂は練習する価値はあるかもしれない。
結論としては、岩トレが基本的に懸垂下降の練習主体の一橋ワンゲルでは、この岩場は不向きであるといえる。クライミングがそこそこできる部員がいれば、アプローチも短いく、磨かれてない石灰岩を触るいい機会になるだろう。