前日、東京は雨降りでしたが丹沢は大丈夫。翌日も持ちそうだと言うことで、決行です。
大学に5時集合。今日は佐藤んちの車でいくというレアケース。2時間ちょいで県民の森駐車場着。ここは電波入りません。事前に入渓連絡を済ませましょう。
若干の読図タイムをはさみ、早足で二俣に到着。ポストに計画書提出。
ここから入渓までがうまくいったり行かなかったりするんで、心してかかる。
登山道に乗り、これじゃ山登っちゃうんじゃない?ってくらい高めに行き、そこから沢に並行する登山道を進む。途中に「丹沢自然供養林」の看板アリ。10分くらい歩くと、立ち入り禁止のテープが貼られた小草入渓点に無事到着。これで危険な堰堤左巻きもしなくて良いというわけですね。ちなみにこの登山道をさらに行けば、たしか勘七のF2(?)上まで行けるはず。
以下、滝対処
①5m:右壁。落ち口下部に短めの残置シュリンゲあり。滝上部に強固な人工支点×3。これを流動分散させて後続は確保。やはりやや水量多く感じた。
3段12m(4m、3m、5m):1段目は後続に岩からPR。2段目は左をいけば問題無し。3段目は左巻きもできるが、水流右を直登も可。3段目上右岸にリングボルト。
②4mスダレ状:壁の中央から取り付き、上部に抜ける。ルートの取り方は左右どちらも可。右の巻き道がラク。
3条3m:右巻きができなくはないだろうがかなりきびしめ。去年の印象からすると直登は難しそうだったが、滝の水流左を若干水に濡れながらゼンツすると案外簡単。右岸にあるガッチリした人工支点からPR。今回は確保しなかったが、左岸やや遠目の立ち木から確保して登らせるのが一般的みたい。
小滝連続:問題なし。
7m(明記されてない滝。7mもない):右あるいは壁中央直登。右巻きもアリ。
④3m:右を簡単に巻いた。
3mCS:左側のチムニーを直登し、落ち口へトラバース。トラバース開始地点にはシュリンゲのかかった残置と、ただの残置の2つの人工支点があり、FIXロープを張るときの開始点はどちらにかけても問題ない。CS上にはシュリンゲを束ねた感じの残置があり、そこにFIXの末端を固定。 長さ的にはPRで十分。
⑥6m:トップ・セカンドは右巻き。左岸やや遠目の立ち木に支点をとり後続を確保。滝上にはリングボルトがあるものの、これだけでは確保に使えない。PRのみで登れるパーティとバックアップ向けか。後続は水流右を直登、上部で巻き終わり地点と合流する。シャワークライムになる。
<下降>
⑥6m:遡行時と同じ支点から懸垂。
3mCS:遡行時と逆手順。下りにこそFIXの必要性。長めのPRで張れば、割合回収も容易。
④3m:遡行時と同じく左岸巻き下り。
7m:直登に使った右壁をクライムダウンできる。今回は左岸まきをした。その際やや足場悪くPR。回収悪い。
小滝連続:迷ったらクライムダウン。
3条3m:左岸やや遠めの立ち木を支点に懸垂。クライムダウンは無理だろう。
②4mスダレ状:クライムダウン。他の選択肢としては左岸巻き下りあるいは両岸に立ち木が豊富なので懸垂。
3段12m:3段目は普通に右岸まき。意外に簡単。2段目はSL佐藤がゼンツしてクライムダウン突破。足場を探ればかなりしっかりしたスタンスがあるので、最初さえ突破できれば容易。滝落ち口少し上の右岸にシュリンゲの束があったので、そこから懸垂してもいいんではないだろうか。1段目は遡行時同様、岩にPRをかけて突破。PRなしのクライムダウンは危険。
①5m:左岸立ち木を支点に懸垂。
下山:もと来た道を忠実に。すぐ駐車場つく。
【メンバー各自の反省点】
佐藤:計画書関連で細かいミス。環締め忘れ多い。半クローブ。対処のスピード。
山田:技術に自信をもてるように。
松川:動きに無駄が多く、洗練されていない。
まT:どうしても言いたくなっちゃうんだから!
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