2010 沢トレ 湯葉ノ沢


2010.5.15 沢トレ 奥多摩 南秋川流域 小坂志川 湯場ノ沢

文責:湯田啓斗

 

コースタイム

  (武蔵五日市ST-0:26-笹平BS)-0:42―入渓点(湯場の沢出合) ―(入渓準備0:24)―0:36―トバノ万六沢出合―1:12―ナカノ万六沢出合―1:47―⑦上―2:10―ツメ終了―0:48―柏木野BS(―武蔵五日市ST)    【合計7:15(遡行5:45、遡行外1:30)】

 

 

ケータイ

笹平BS    全キャリアOK

入渓点    全キャリアOUT

ツメ終了点  全キャリアOK

 

オーダー

SL湯田(W2)-西垣(W4)-上村(W3)-中村谷(W1)-佐藤(W1)-CL木村(W3)

 

記録

5:52 国立発。中村谷だけいないのでみんな心配。

6:44 武蔵五日市駅着。中村谷が来たのでみんな安心。計画書を提出する。「ちゃんと持ってくる人いるんだ…」って顔をされる。

7:10 数馬行きのバス乗車。あまり混んでない。

7:36 笹平BS到着。すぐ脇の道行けばOK。最初から橋が見えてる方はちがう。

7:44 出発。

8:26 入渓点着。ここまで特に迷うところはない。「水源かん養保安林」の看板があるすぐ手前の橋の右脇から入渓。

8:50 一年に装備について簡単に教え、出発。水量が多い気がする。そして最初の方は倒木ばかりでとてもだるい&不安。もしかして今年最初のパーティ?って思ってしまうほど。

9:02 ②。水流中にスタンスがある。絶対水量多いよ。

9:06 3m。右のクラック状。無問題。

9:12 ③。釜が深く、最深部は胸までありそう。SLは右から行こうとしたらパンツを濡らす予感がしたので、たまたまあった倒木を利用して左からいく。西垣さんも同様に。上村は右からへつりやはりパンツを濡らしてきた。中村谷が取りつくところで滑ってずぶ濡れになり喝采を浴びる。佐藤は右からほとんど濡れずに上がってきて喝采を浴びる。木村さんは右からあっという間に来たがみんなが見てない。

9:26 トバノ万六沢出合。明瞭。上村が一年に読図講習。

9:28 ⑤。全員左巻きの方針だったが見てみたら行けそうなので直登させることに。コースタイムが普段より遅い理由その一。トップ、セカンドがフリーで左巻き。巻きは無問題。遠くの木を支点にしてPRを出す。木は見た目以上にしっかりしている。SLは初めての沢での確保ということで手際が悪い。後続は右側を登る。ここもやはり心配ないようだ。10:06に全員終了。

10:14 3m。以下ナカノ万六沢出合まで小滝が連続するが、もうどれがどれやら分からなくなった。ただそこまで問題あるやつはなかったので全部フリーで大丈夫だろう。おそらく3mが右、次2mが右、次2m不明、次2m不明、最後の2mは左右両方可(右優勢)。

 

10:38 ナカノ万六沢出合。明瞭。再び読図講習。ここから⑦に向かう際にハプニングが起こる。SLが何でもない場所を登るときに左手のホールドが外れ、そのまま手が下に下がった拍子に左肩が外れてしまった。コースタイムが普段より遅い理由その二、というかこれのせい。「あ、これが脱臼ってやつ…?」と思ったSL。「うわー…、伝令やだなあ」と思ったCL。その場が凍りつくが、3分ほど悶えながらいろいろしたら肩が入った。「あ、大丈夫です。」となり一安心…だったが、⑦直前にきて再び外れ、結局オーダーを交代することに。以下トップ西垣さんでセカンドが湯田。ちなみにSLはこの後ももう1回外しました。(診断の結果亜脱臼とのことで問題なし。ガチ脱臼だったら自分ではめたりできないそうです。)

 

10:58 ⑦。倒木パラダイスのせいで普段なら何でもない一段目のがだるそう。まず西垣さんがフリーで登り、二段目上にある倒木を支点にザイルを出す。その際上村が1段目上に待機してザイルを下に回す役目を負う。最終計画書の対処だと一段目は水流中直登となっていたが、どう考えても水流中というか水流右だった。2段目はたしかに「積極的に水流の中に入って行った方がよい」です。スタンスが案外豊富にあるので、ずぶ濡れになりましょう。ずぶ濡れといえば、負傷したSLのザックをあげるためにCL2回登る…ということになっていたのだが、CLが自分のザックをあげるのを忘れたため、荷揚げすることになった。そしてあがってきたCLのジャック(ザックの名前)は、見るも無残な姿になっていた…。僕は心の中でひたすらごめんなさいを繰り返していた。12:15終了。

その後ゴルジュの終わりにある3mで右壁を登る際けっこう怖かったのでPRを出す。ここでSLはロープ回収を手伝わないことを怒られる。

ここからツメまでは特に問題なし。ただ倒木帯に入るとまさに上村がブログにも書いたとおり「林業関係者の嫌がらせ」としか思えない状況がひたすら続くので、みんな途中で嫌気がさして右の尾根に逃げることに。これは今考えても正解だったと思う。尾根までのツメも落石のおそれなどありそこそこきつかったが、あの倒木帯は個人的には今までの沢で一番不快だった。

14:25 尾根を登って登山道に合流。

14:40 下山開始。先頭のCLに用事があったためハイペースでBSを目指す。

15:28 柏木野BSけっこう早く着いた。1年生は予想以上にタフでえらい。SLが一番遅いようだ。

反省会はバス待ちの間にBSで。アフターは武蔵五日市駅のパン屋で。店員から敵意を感じたけどまあ、お疲れ様でした。そしてメンバーにはいろいろ迷惑かけてすいませんでした。

 

 

※文責からのお願い…このコースタイムはあまり参考にしないでください。特にナカノ~登山道のところは。あと普段はもっと水量少ないはずなので対処も変化する可能性は十分にあります。




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