2010 沢トレ モミオグ


 モミソ沢遡行・小草平ノ沢下降 記録    2010.6.12()

文責:湯田啓斗

 

メンバー CL森田(3) SL上村(2) 無職 寿栄松(3) 湯田(2) 木内(1) 中村谷(1)

 

コースタイム 秦野ビジターセンター―約0:30―新茅山荘―0:10―入渓点―0:22F10:30F20:30F2上―0:11F30:38F40:49F4上―0:50―ツメ終了―0:07―下降点―0:27―⑦―0:27―⑥―0:46―⑥下―0:52―③―0:38―③下―0:41―②―0:41―①―1:07―下山完了

 

ケータイ  モミソ入渓点…ドコモ○ au×

         ツメ終了点(大倉尾根)…ドコモ○ au× ソフトバンク○

     小草⑥…ドコモ×  …ドコモ○  ①下…ドコモ○

 

オーダー SL上村―寿栄松―湯田―木内―中村谷―CL森田

 

6/11()19時部室に集合。マツダレンタカーでMPVを借りて20時頃出発。23時頃秦野ビジターセンター着。下降終了までここに車を駐車しておく予定だったが、駐車場が8時~20時までしか開いていないことが判明。結局この日はここで寝て、次の日入渓点(新茅橋)まで車でアプローチすることに。自販機、トイレなどあり比較的快適。ただ夜中にヤンキーが襲来した時はうるさかった。

 

6/12()4時半起床、の予定だったがみんな目覚めが早く実質4時起床。朝食を済ませて50分頃出発。新茅山荘までは車で30分かからないくらい。戸川林道は半分以上舗装されてなくて道悪い。タクシーも入りたくないわけだ。鹿が飛び出してきてびびった。

5:31 新茅山荘前に車を止め出発

5:40 入渓点着。橋を渡って少し進み、左手が林になっているところ。

6:10 入渓。途中降りるのに念のためPR

6:32 F1。右壁を直登。問題なし。残置ボルト2本あり。 

6:36  2m。滝は登らず左壁をトラバース。少し怖い。後でわかったことだがこの滝の手前から最初のゴルジュを全て左巻き出来たようである。

 2m。トップがへつりで直登してみたが、後続は手前からゴルジュ上へ左巻き。PRを出す。

   3m2条。先ほどのゴルジュ上巻き道でそのまま通過。

6:53  (4:1)の二俣。まあ迷わないだろう。

      3m。水流左で問題なし。

~F2までの滝は不明。そこまで問題のあるものはなし。~

7:02  F212段目は直登。3段目はトップ・セカンドが右巻きしPRを出す。後続も右巻き。落ち口へのトラバースは立ち木を支点にしてFIXロープ。直登用の確保支点となる倒木もあったが、落ち口を乗り越す所を別の倒木が塞いでいたため、この時は直登は困難な状態であった。7:32終了。

7:36  3m。水流中(といってもほとんど水はないが)直登。

7:43  F3。チムニーに体を入れつっぱって登る。フリーの方がよい。滝上右岸に下降用と思われる古い残置シュリンゲあり。

7:55  3mCS。多少テクニカルな登攀になった。つっぱり+腕力ゼンツ。左巻きもありそうだがトラバースが危険で支点も遠いので実質使えないと思われる。

   次のゴルジュ内(おそらく)2つ目の4mくらいの滝は左巻き。直登の方には新し目の残置ボルトがあったが、今回は倒木のため直登不可。

8:21  F4。トップ・セカンドが左巻きして後続を確保&PR。巻き道を高巻きしすぎると危険なので注意。落ち口と同じ高さまできたらトラバースとのこと。確保支点は立ち木。人工支点も3つあり。直登については、上部に行くまでに残置3か所あり。ただここは使わなくても大丈夫だと思われる。問題は上部で左にトラバースしてからである。上部には残置が2か所あるが、スタンスが乏しく上に乗り越せなくなる。ネット資料に多数みられるように残置を利用してA0しないと厳しく思われた。湯田は早々に見切りをつけてPRゴボウ。木内はスタンスに困ったものの腕力ゼンツ(ホールドを上手く使って)で見事クリア。他2人もPRに頼る。9:10終了。

9:15発で、10:05にツメ終了。この間特に問題はなし。道も読図すれば間違えることはない。

 

大倉尾根では寿栄松さんのお楽しみ1.5Lコカコーラが拍手喝采を浴びる。少し休んでいる間CLSLが下降点探しに出かけたがすぐに見つけて戻ってきた。10:34出発。

10:41 下降点。『緊急時通報27番』の標識で一目了然。それにしても大倉尾根の登山道は快適である。

11:08  ⑦。クライムダウンで無問題。

    ⑦~⑥の間の3mくらいの滝は水流右(左岸)からクライムダウン。

11:35  ⑥。左岸の立ち木に支点を取って懸垂下降。支点までのトラバースが危険なので後続にはPR12:21終了。

12:37  ⑤。落ち口からのトラバースが厄介だが、左壁の残置ハーケンまで行けばPRが出せるので、それをゴボウで降りる。ラストはロープ回収するとき注意。

    3m。左岸巻き。

12:53  7m。左岸巻き。立ち木からPR

13:05  ④。水流中をクライムダウン。ハング気味なのでスタンス選びに注意。

13:13  ③。左岸の立ち木を支点にして懸垂下降。⑥同様に支点までのトラバースが危険なので後続にはPR13:51終了。

14:17  4m。左岸巻き。立ち木を支点にしてPR。クライムダウンは岩が滑っていたので避けた。

14:32  ②。3段目5mは右岸をフリーで巻いて、沢床に降りるところで人工支点からPR。スタンスが少ないので慎重に。2段目3mは左壁をクライムダウン。ここもハングってて足場が見えない&スタンス少ないので注意が必要。先に降りた人は次の人にスタンスの場所を教えてあげること。1段目4mは岩にPRをかけてクライムダウン。またまたスタンス少ない。15:13終了。

15:13  ①。左岸立ち木から懸垂下降。関係ないが滝上に確保用の人工支点が4つある。切り立っているので振られたりしないよう慎重に。ここはドコモが通じるのでSLは在京に遅れるかもしれない旨を伝えていた。15:35終了。

 

帰りの釜で感動のあまり上村が飛び込む。岐阜高校の先輩に触発されて木内も飛び込む。後輩に飛び込まれて追い込まれた湯田も飛び込む。…ん、ポケットに入っているのは松川から借りたデジカメじゃないか。

 

(記録を忘れたが)16:20頃下山完了。だがかなり最初の方で下山道を間違えてしまったようで、「みくるべ病院」まで来てしまったため、タクシーを呼んで寿栄松さん、森田さんだけタクシーで大倉、走って新茅橋のレンタカーを取りに行くことに。残された者たちはみくるべ病院で寝転がり、マルタイに舌鼓を打つ。先輩方ありがとうございました。

 

ちなみに立川のマツダレンタカーの営業時間は20時まで。国立に着いたのが23時頃だったので、次の日の朝8時に返すことになりました。ご注意を。





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