2010新茅ノ沢 記録
文責:湯田啓斗
コースタイム
入渓―0:07―F2(1:53)―0:18―F5(0:29)―0:48―F10―0:35―CS(0:30)―0:40―山荘―約0:45―駐車場
記録
アプローチ…戸川林道は相変わらず精神衛生上よろしくない。ここ通る時は車高が高いものを借りたいね。でも、意外と大丈夫で安心。あと、陽が出ないうちに出発したので鹿がいっぱいいた。
6:10 沢装備に着替えて出発。駐車場はけっこう広いのでいっぱいになることはないでしょう。まして沢の時間帯なら。
6:20 入渓。下流側、右岸から慎重に降りる。
6:22 さっそく目の前にF1。左から余裕。左壁に古い残置シュリンゲあり。
6:27 F2。うっそうとしていて暗い。CLがリードする予定だったので、アンカー(ビレイヤー用の支点)を探すがない。左壁にハーケン×2、カム×1で作成。さらにバックアップとして看板のすぐ下にハーケン×1。
7:08 リード開始。鬱蒼としていて暗いので上村はヘッ電をつけて登る。残置は下に1つ、上に1つ確認。加えてハーケン×1、ナッツ×1使用。レベル的にはチョンボ。確保支点は右岸の立ち木を使用。左岸にはリングボルトが2本。この時2つあったハンマーのうち1つが壊れそうな状態だったため、トップがPRを使ってハンマーを下に降ろす。こういうのは真似しちゃだめ。ちなみに右に巻き道があり、落ち葉が滑りそうだがいけそう。
8:20 終了。
8:25 7m+4mは右高巻き。FIXあり。落石注意。
8:30 F4 右壁よゆう。
8:38 F5前。なかなかの迫力。取りつきまで行って見てみるが、残置が変色していて岩と見分けがつかない。下部と落ち口付近に1つずつのみ確認。それから少し戻って右高巻きに取り掛かる。SLが偵察。足場が崩れやすく不安になるが、ある程度登ると多少安定する。落ち口の高さを超えたかな、という所で左にトラバース出来るか探ると、かすかに踏み跡らしきものがあるのが分かる。辿っていくと途中で視界が開けて、行けると確信。後続を呼ぶ。後で考えると、トラバース開始地点に目印つけとけば良かった。巻き終了後確保支点を見に行くと、左岸落ち口付近に×2(1個は新しい)、右岸壁に新しいの1個と古いの1個、そして左岸のちょっと奥に懸垂用と思われるものが7個もあった。
9:07 F5上で一休し、出発。
9:15 F6
F7,F8 どこでもよゆう
F9 左の乾いた所よゆう
9:30 一休
9:40 発
9:55 F10は直登よゆう。
10:08 道が二手に分かれ、水流も雰囲気的にも右。ただ左の木にある謎の赤テープが気になり、一応偵察を出す。結局右だったので、きっとあのテープは林業用だ。まったく。
5m けっこうしぶい。フリーでも行けるとは思うが、左岸に支点があるのでPRがベター。
10:30 CS 右から小さく巻けるが、悪いのでPR。SLだけザックを荷揚げして空身で登ることになってしまった。最初だけ腕力つかってつっぱったが、さすがに空身ならいける。ちょうど真ん中辺に古めのハーケンとシュリンゲを発見。だが上には支点はないし、ザックがあったら厳しいか。
11:10 一休し、CS発。
11:50 山荘着。ツメはけっこうなんとなくで行けてしまった。楽ではないが不潔じゃないので個人的には好き。山荘の周りには登山客がいっぱいいた。そんな中、木村さんがすごくやりたそうだったので腕相撲大会を開催。1位木内2位湯田3位上村4位木村さん。全員部内ではかなり弱いグループ。
13:05 駐車場着。登山道はいたってふつー。
予定通り懸垂岩へ向かう。が、ここで道路から降りるときに上村がプチ滑落。最初は爆笑しながら見てたけど最終的に5mくらい滑り落ちる。やっぱり爆笑しながら見てた。でも、まじめに、注意はしよう。
懸垂岩ではおっさん3人組が簡単なルートを使っていたので、右のルートを使う。支点の探し方、リード登攀を主に1年木内に教える。上村と木村さんが。僕は二つの意味で打てない。暇だったので下でカップめんを食う。
16:05 駐車場へ。
行きよりはマシとはいえやっぱり嫌な道だ。が、後ろで上村が3分くらいで寝ててびびった。木内も10分後くらいに寝てた。2人は働いてたからなあお疲れ。木村さんも運転ご苦労様です。
アフターは国立の万豚記。なんと木村さんのおごり!来年は自分に回ってくるのか。