Home / 一橋大学ワンダーフォーゲル部 記録集 / 2009年 沢トレ 小草平の沢

2009年 沢トレ 小草平の沢


日時

2009/6/27

山域

丹沢 小草平ノ沢

文責

木村幸介(遡行)、西垣健大(下降)

目的

沢トレ

日程、コースタイム

※フォールナンバーは遡行図(東京周辺の沢)に従う。

 

(国立~県民の森駐車場)-1:10-入渓点-1:00-①上-1:20-③上-0:45-⑥前

 

⑥7m下―0:55-③3条3m上―1:00(懸垂下降)―③3条3m下―0:40―①5m上―0:50―入渓点―0:30―県民の森駐車場 

遡行時間【325】下降時間【3:25】 下降外時間【1:40】 合計【730

 

 

リーダー

CL:西垣健大(W3) SL:木村幸介(W2

メンバー

北原祐己(W3)、森田博之(W2)、西山裕之(W1)、山田亮太(W1)、上村亮介(W1

参考遡行図

東京周辺の沢 p49(小草平ノ沢)

丹沢の谷110ルートp46(小草平ノ沢)

参考地形図

「大山」

参考エアリア

「丹沢」

参考HP

多数(グーグルの「小草平ノ沢」等で出てくる上から20件ほど)。

 

参照部内資料

08安井P,

07安井P

など

記録


















(遡行時)

0530 一橋大学西門前より出発

0800 県民の森到着。駐車スペースは15台ほどだろうか。われわれが着いたころには、かなり駐車場は埋まっていた。

0820 入渓準備を済ませて出発。

     しかし、道に迷ってしまう。「二俣経由鍋割山」の看板は見逃さないように。

0930 入渓点到着。登山道を伝って、堰堤を越えた勘七ノ沢出合いあたりまでいけるようだが、今回は堰堤手前から入渓した。

0945 ①前到着。①は遭対段階から、難しいとされていた。対処としては、CLがザイルの端を腰に巻きつけて空身で直登。ザックを荷揚げした後、メンバーを確保した。支点は人口支点3つを流動分散で利用した。

1025 ①登攀終了。

1030 ②到着。一段目はトップ・CLは直登。岩からPRをだした。二段目は左を直登。滝の真ん中、右岸に残置ハーケンあり。3段目は左巻き。

1050 4mは中央と左が可能。中央が簡単。

1100 ③3条3m前到着。トップ・CLが直登。右岸人口支点と木の根を使い、一年生とSLを確保。なお、過去の部内記録にあったような巻き道は存在しない。

1145 ③登攀完了。

 

    ④は記憶にありません。問題ない。

 

    続くフォールナンバーのふられていない小滝について説明します。

   最初の7mは2段4m+3mというイメージ。右直登、右巻き可。

   続く3mは直登はシビア。右巻きが可能。

   なお、7mと3mをまとめて巻く道が右にあります。

 

   ⑤左壁を直登の後、落ち口へトラバース。このトラバースが非常にイヤらしい。しかし、ホールド・スタンスをうまく使えば容易に抜けられるので、慎重に行動してください。左壁の人口支点からPRを出して対処しました。また、CS上の人口支点も利用して、フィックスロープも張れるらしいが、角度があまりよくないらしい。

 

1230 ⑥前到着。10分間の小休止の後、下降開始。

 

(下降時)

⑤4mCS:遡行時と同じ右岸から。はじめの落ち口からのトラバース気味のルートがいやらしく、ロープも出せないが、しっかりとしたホールドとスタンスを慎重に使って降りよう。残置ハーケンのところまで降りれたら後はなんのことはない普通のクライムダウンだ。新入生用にはここからPWRを出した。

 

7m:左岸巻き。立ち木からPWR。

④3m:クライムダウン。上からだと岩がハング気味なため下部のスタンスが見えずらいが、豊富にある。

 

③3条3m:左岸から少し巻きあがった所の立ち木から懸垂下降。一直線のルートで懸垂できる。ただ、下部の岩壁は左に振られやすくなるので足をしっかり開いて確実に降りよう。

 

②3段12m

 5m:右岸をフリーで巻き下りて、岩壁は残置スリングを使ってクライムダウン。

 3m:左壁をクライムダウン。

 4m:岩にかかっている残置のロープスリングにPWRをカラビナでかけてクライムダウン。この残置は信頼できるし、岩へのかかりも問題ない。

     5m

左岸の立ち木から懸垂下降。ここは特に滝の音が大きくて声が通らないのであらかじめの意思の疎通はしっかりと。

 

堰堤:隠れた危険個所。残置をガン頼りで右岸から降りよう。落ちたら数メートル下の滝へまっさかさま。でも落ちない。

 

 





     RSS of this page