09新歓沢マスキ嵐沢_記録
文責:木村幸介
メンバー
CL:北原裕己(W3) SL:森田博之(W2) メンバー:寿栄松顕人(W2) 記録:木村幸介(W2) 新人:上村亮介、西山裕之
コースタイム
大滝橋~0:35~入渓点(入渓準備:0:20)~0:30~F1前~0:30~F4前(登攀:0:45)~1:20~F7前(登攀:0:50)~0:20~ツメ終わり地点(休憩:0:25)~2:40~西丹沢教室
記録
① アプローチ
大滝橋に駐車。すぐ横の東海自然歩道を歩く。林道部分15分。分岐は左へ入り、20分間登山道を歩く。入渓点には「マスキ嵐沢」の看板あり。
② F1
水流左の乾いた所を直登。左の人口支点からパワーロープ。
③ F2
水流左の階段状を直登。
④ F3
水流沿いをトップ・CLが直登。左岸の立ち木からパワーロープ。
⑤ F4前のナメ
左はすべるのが怖い。右は若干足場が見つけづらいが、へつり可。最初からぬれていくのも可。
⑥ F4
右岸の遠目の木から、シュリンゲ・パワーロープを連結して確保。水流沿いを若干ぬれながら直登。
⑦ F5
ホールドが乏しいので注意。左岸の立ち木から無理矢理パワーロープ。
⑧ F6
階段状。
⑨ F7
トップ・CLは右側を巻いて後続を確保した。支点は左岸奥の木からパワーロープとシュリンゲ連結でだした。右岸の人口支点でバックアップ。登る途中にもハーケンあり。被確保者は中央を直登。若干高度感はあるが、ホールド・スタンスは豊富。
⑩ ツメ
短い。ツメ上がると狭い稜線にでる。少し左に進むとピークに少しスペースがあるので、そこで沢装備解除。
⑪ 登山道。
「『権現山』と書いてある看板」なるものは存在しませんでした。茶色い土管が地面にあるのでそこを目印に方向を300度くらい変える。今回はそこを見失ってしまったので、大分迷った。コースタイムの下山時間が異常に長いのはそのため。本来は1時間ほどで下山できます。
感想
今回は初新歓沢ということで2名の一年生がきてくれました。二人とも登れる、歩ける、しゃべれる。というワンゲルの基本的な能力をすでに持っていました。つまりウテ坊。今回は下山中迷ってしまい、実際に遭難しそうになり、いい経験になりました。予備食やら共装やら非常セットやらは絶対カットしてはいけないという教訓にもなりました。心配かけた一年生、在京の先輩方には申し訳なく思います。あと、熊に遭遇しかけるというバッドシングのダブルパンチ。さすがに驚きました。「北原唯一神論」を信仰するのもいいのですが、少しでもひっかかる部分があったら早く言うべきですね。これからこの上級生はこのメンバーでいくことが多いと思いますが、これから経験積んでもっと連帯感のあるパーティーにしたいですね。
以上、アフター寿司論をめちゃくちゃに否定されたことを今も怨んでいる木村でした。