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2008年 沢トレ シンナソー


【08新歓沢 シンナソー遡行】

※この記録は一橋大学ワンダーフォーゲル部(以下HWV)の部員が記録・作成したものです。主たる対象はHWVの後輩であり、レベルに関する表記などはHWV基準で書かれています。
また、記録対象が「自然」であるため、ここに書かれている記録通りの状態が永続することを保証するものではありません。

メンバー :
清水雅文(CL・上皇) 北原裕己(SL・W2) 加藤崇徳(W2) 寿栄松顕人(新人) 藤井泉(新人) 

日程 :
6月9日 当日発日帰り 車アプローチ

コースタイム:
入渓点→0:25→(1)2段6m→0:20→(3)3段12m→0:35→(4)5m→0:40→(5)3段15mクラック状→1:00→登山道→1:20(休憩含む)→入渓点
【遡行時間 2:40】 

記録:
(1)2段6m:問題なし.(2007安井Pの記述通り)
(2)2段9m:同様.

(3)3段12m:
2007安井Pの記述通り右巻き10mほど登ってトラバース.

(4)5m:
CLのみ直登し、後続確保.支点は15mほど先.
水流沿い(右)はハングしているため登るには不向き.左から行けばホールドも豊富で登り易い.
上級生だけなら確保は必要ない.

(5)3段状5m
右巻き.15mほど登り、トラバース.トップとCLがPR(20m)を出す.支点は明確にわかる.多少高い巻きなので足下を注意する.
ホールドは、巻きの始めは多く登りやすいが、最後になると少なく登りにくい.
足下は崩れやすく、落石は十分に注意した方が良い.

ツメ:二俣から倒木が増え、歩きにくい.それまでの疲れがどっとくる.最後登山道まであがるのは一気によじ登ると楽.

下山路(登山道):去年までエアリアに載ってなかったものの、非常に整備されており、快適.

私的感想:
雨予報が一転、最後の方では日も射してきた.誰が晴れ男(女?)なのか?
水量も多くないのでそれほどは心配してなかったが、ぶっ込んで正解だった.入渓から小さい沢だが、全体としてみればもっと狭く感じる.
水も汚く濁っているし、私(北原)はあまり好きではない.ただ寿栄松は好きだとのこと.来年はよろしくね☆
今回特に気をもんだのは藤井ちゃんが月夜見の次の沢が同沢だったことだ.
多少いろんなところで水に浸かることにはなったが、清水さんのお助けひもなどに助けられ見事完遂.
やはり今年の1年生は優秀だね!

(文責:北原)

CLコメント:
・加藤は「普通の二年生」という感じの動きだった。軍刀利沢に行ってないにしては良かったと思う。北原はSLとしては十分な働きをしてくれただろう。

・直登を気にしなければ、非常に早く終わる沢だと思う。下山も非常に楽になったし。
ただ、やはり「沢一回後の沢トレ」としてはややレベルが高いかもしれない。上級生(だれか一人で良い)の適切なフォローがあれば問題ないし、ガンガン登れる人ならたくさん連れていけると思うが…。丸数字の付いていない名もない滝が意外に微妙だったりする。釜がないから落ちると困るし。今日はショートロープをしたが、こういうことができない場合には、「登れるかどうかわからない人」を連れていくと大変だと思う。全員が登れれば、2-4だって行ける。登れない人は4-1だってきつい。

・駐車は月夜見を参考にしてください。

・ツメは二俣を左、次は左、次は右(左に一本見送って、すぐ上を)左で、後は枝尾根に向かってゼンツ。枝尾根からは今年から「山と高原地図」で登山道に昇格したかなり歩きやすい道をひたすらくだるだけ。




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