【08春合宿 NewZealand Kepler Track ~NZ行ってきます。~Part3】
※この記録は一橋大学ワンダーフォーゲル部(以下HWV)の部員が記録・作成したものです。主たる対象はHWVの後輩であり、レベルに関する表記などはHWV基準で書かれています。
また、記録対象が「自然」であるため、ここに書かれている記録通りの状態が永続することを保証するものではありません。
【14日 涙のクイーンズタウン】
起床後すぐさまバスに乗り込み、ティアナウからいざクイーンズタウンへ。さて何をしましょうか・・・下山したんやしぱぁーっといきましょうや。クイーンズタウンといえばリュージュ、スカイダイビング、バンジー、ジェットボートなどアクティビィが盛んです。ただ問題なのがめちゃめちゃ金がかかるのです。何とかしてオークランドのバッティングセンターに行くためにお金を残しておきたかった私はアクティビティに断固反対し、とりあえず水族館へ行くことに。そこで思わず叫んでしまいましたよ”Oh it's wonderful!!"やはりいくら日本人とはいえ現地に行けばその国の言語が自然に出てくるもんです。となりのピザデブ少年も僕等の英語力に圧倒されてましたよ。しばらくして阪大ワンゲルさんと偶然に遭遇しました。人生何があるかわかりませんね.
魚に飽きた僕たちはそれから浜辺でぼーっとしました。今回の合宿で一番いやされたひとときでしたね。ホントに。なんといいますかこうただ単にボーっとしてるだけなのに暇じゃないんですよ。この時間が永遠に続けばいいのにと思いました(笑)これがほんまもんのバカンスか~としみじみしちゃいました。いとあわれなりってやつです。
さて晩飯ですがやっぱりステーキを食べました。そのあと北原の要望でスイーツ(笑)を食べに行くことに。そこで入ったお店なんですがなんかもうわかりくい表現で申し訳ないですがリア充の集まりのような店だったんですね。自分らがかなり場違いな空気を出していたので酒をいっぱいだけ飲んでそそくさと逃げて帰っちゃいました。”いつかあんな店の似合う大人になって帰ってくるからな!!おぼえてろよ!!”我々はそう胸に誓って別の店にはいってスイーツをいただきました。
ここからは別行動。安井さんと私は再びカジノへ。北原と竹川は砂浜へ。ではカジノの結果を簡単に。
安井さん:対面形式のブラックジャックに挑戦するも、わけがわからぬまま数分のうちに40$スる。
私:それにびびってスロットでちまちま小金を稼ごうとするもやっぱり40$スる。
涙がこぼれないように上を向いて帰る。すると満天の星空が目に飛び込んでくる。涙。
私「40$スらずともこんないいものが見れたんや。」
安井さん「40$スッたからこそ星がきれいにみれるんや。」涙。プライスレス。
北原、竹川と合流し、夜もヒッパレ的なのりでみんなでサライを熱唱し、ちょうどいい頃合でホステルへ帰り就寝。
【15日 オークランド~本物の愛を見つけた日~】
特に何事もなく無事飛行機でクイーンズタウンからオークランドへ。空港発市内中心地行きのバス乗り場では現地の兄ちゃんがフレンドリーに話しかけてきてくれました。なんか欧米来ちゃったな~と改めて感じました。
中心地に到着し、ホステルのチェックインを済ませて早速情報収集。何の情報収集かって??そんなの決まってるじゃないか!!NZのバッティングセンターですよ!!おとといの下山後から私の頭の中を占めていたのはシーフードでも、ステーキでもカジノでもないんです。情報収集にはかなり苦労しましたが、そこは一橋クオリティでなんとかTRUTHという現地雑誌に詳細な情報が載っていることが判明。すぐさま街にくりだしTRUTHを捜索しました。やっぱり嗅覚が違うのでしょうね。一発で見つかりました。
野球があまり好きじゃない北原・竹川とは一時わかれ、生粋の野球少年である安井さんと私はヴィンセント通りのバッティングセンターへ。
やっぱりメジャーは違いますね。機械ではなく生身の人間が球を投げるんです。そして速い!!そして変化球も豊富でかつめちゃくちゃ曲がるんです。しかも今年で42歳ですよ。うわさ以上でした。自分はポテンヒットが精一杯でしたが、安井さんはさすがにアマチュアの野球リーグでの試合経験がおありだけあって、なんなくクリーンヒットを放っていました。
まああんまり野球の話をするのもなんなのでこの辺にしときましょう。いよいよ。明日はNZ出国・韓国で一泊です。
【16日 インチョンの肝っ玉母ちゃん】
この日は一日の大半が機内でした。コリアンエアーに乗り込み、くつろぐこと12時間。夜の8時に韓国のインチョン空港に着きました。乗り継ぎの関係上、そのまま成田にはいけなかったので航空会社が取ってくれたホテルに宿泊することに。すごくラッキーですよね韓国もついでに観光できるんですから。ところがどっこい連れて行かれたホテルの周辺には何もなくとんでもない田舎町でした。でもわれわれはかなりお腹がすいていたので。飲食店を探しにぶらぶら歩くこと数十分。海岸につきました。そこにはわりと栄えてる感じで、店が結構あったので、ある店に突入。
メニューを見てもすべてハングル文字なので適当に指をさしてチョイス。しばらくして運ばれてきたのが大皿に乗った山盛りの貝・貝・そして貝。かなりエキゾチックな感じでした。どう食べればいいのかわからずきょろきょろしていた我々に見かねた店のお母さんは何も言わず、その食べ方を実演してくれました。私はそのおおらかでどっしりととした風格の中に、ラファエロ聖母マリアを見ました。料理の味自体も最高にうまくて、今年は朝鮮語も履修しようと決意するほどです。
店を出た後は、ファミリーマートにて酒、カップめん、お菓子、韓国のりを買い、ホテルに戻って韓国のテレビを見ながら飲みました。最終日だったのでテンションが上がり、男同士でダブルベットの上でわちゃわちゃしたのは言うまで