【08夏合宿1 四国山地 剣山ピークアタック】
※この記録は一橋大学ワンダーフォーゲル部(以下HWV)の部員が記録・作成したものです。主たる対象はHWVの後輩であり、レベルに関する表記などはHWV基準で書かれています。
また、記録対象が「自然」であるため、ここに書かれている記録通りの状態が永続することを保証するものではありません。
日時:
2008年8月11日 前夜発日帰り
山域:
四国山地 剣山
メンバー:
CL:北原(W2) SL:西垣(W2) 顧問:清水(W5) 木村(W1) 寿栄松(W1) 藤井(W1) 森田(W1)
コースタイム:
垢離取-1:20-剣神社-1:10-追分-1:00-一の森-1:10-ピーク-2:40-追分-0:40-剣神社
【合計時間 8:00】(休憩含む)
記録:
公共交通機関で最も近くにアプローチできるのは川上というバス停(JR穴吹より120分)であるが、そこから結構距離があるのでできることならレンタカーをお薦めする。さらに、垢離取のPは最大3台ほど止めることができるのだが、その先の剣神社まで入るとなお楽である。
垢離取ー剣神社までは車道ではないショートカットの登山道がいくつかあるが、結構つらいかもしれない。今回はレンタカーで垢離取までいってテント泊した。翌朝は4時起きで5時過ぎにでた。
剣神社から入山すると始めは少し急な階段があるが、だんだん傾斜はなくなる。追分まで行くとエアリア通りの二俣がある。標識も立っていてわかりやすい。
ただ、水マークがついているが確認できなかった。その後、一の森手前まで行けば、視界が開けてくる。一の森での展望は良い。森林限界を超える感じではなく周囲はササである。四国ではササとムシに要注意であるが、剣ではどちらも良心的であるので心配ない(百名山だからかかなり整備してあり、一般者向けの登山道である。)一の森のピークはヒュッテより少し上にある。わからない場合はご主人に聞けば教えてもらえる。
その後、何の問題もなく登頂。木道が敷かれており、頂上付近ではすべてそこを歩く。下界オーラが満開。
ピークを踏んで下山する。下山ルートを予定より変更し、刀掛からの下山を選択したが、標識の書き方が悪く、道がわからない。刀掛ー行場あたりで鎖場がでてくる。キレンゲショウマの咲いている付近である。エアリアにも書いていないルートがあり過ぎるし、エアリアの2倍ほどの時間がかかった。
下山の際は頂上で情報を聞いてから降りることをお薦めする。
行場から追分までのルートも危険箇所がないわけでもないので、すこしは気をつける必要がある。追分からの下山はスムーズにいった。
感想:この山行で伝えたいことがまず2点。夏の四国は暑すぎる。山にいるときは良いが、アプローチなどが暑いのでバテる可能性もあるし、さらに四国は夏、渇水になることがあり、水の確保が難しい。もう一つは、四国の標識のいいかげんさが甚だしい。これはエアリアも含めてだが、いいかげんするぎる。意味不明なところに標識があったり、必要なところになかったりするので要注意。
反省だが、まずルートを変更したのはミスだったと思う。往路と同じ道ならば、時間をロスすることもなかったろう。しかも、その変更をSLと意見をかわさずに行ってしまったのはいけなかったと思う。