【07山小屋 米子沢遡行 記録 】
※この記録は一橋大学ワンダーフォーゲル部(以下HWV)の部員が記録・作成したものです。主たる対象はHWVの後輩であり、レベルに関する表記などはHWV基準で書かれています。
また、記録対象が「自然」であるため、ここに書かれている記録通りの状態が永続することを保証するものではありません。
メンバー :
CL安井 SL清水 メタボ枠・高野 一年エリート枠・加藤・西垣
コースタイム:
▲HWV威守松小屋-0:25-入渓点―1:05―ナメ沢出合―3:20―ゴルジュ最後の12m下―2:00―二俣―0:20―巻機避難小屋―2:30―▲HWV威守松小屋[9:40]
記録:滝は百名谷参照。また、より詳しくは動画を見て下さい。
30mナメ滝:右から問題ない。
40mナメ滝+6m:滝下の釜でのウォータースライダーが楽しい。ぜひ頭から滑ってください。対処は左巻き。手がかりとなる草や木が大量にあるので危険性は少ない。一部、切れているところがあるので、そこで木に頭をぶつけたりしてバランスを崩すことにだけ注意しよう。
40m滝直後の6m滝:右巻き。巻き道の入り口が少しわかりにくい。右から滝に近づき、後ろを向かなくては、この入り口には気がつかない。
12mスダレ状:右の乾いたところを登る。階段状になっているので登りやすい。
トヨ上15m:これも右の乾いたところを登る。また同じく階段状になっているので登りやすい。
ゴルジュ内
チムニー7m:直登も可能だと思うが取りつきまでの足場がすこしいやらしい。右巻きの方が安全。最後の大岩を登るところが難しめなので、登り終わりにある残置ハーケンから後続にはパワーロープを出すのが良い。
2段15m:記憶なし。
チムニー5mくらい滝:遡行図には書かれていない。左岸の草付き帯をトラバース。ロープが出せないので、一番の危険地帯と認識している。通過には時間をかけ、足元を濡れている草などを踏んですべらないようによく注意する。
2段20m:階段状になっている右から登っていく。集中力をきれてくるころだと思うのでそれにだけ注意。
12m滝:左巻きに登る。直登コースに残置シュリンゲがかかっていて、ぱっと見、登れそうに感じるかもしれないが、トップがフリーなら絶対、左巻き。落ち口へのトラバースがいやらしい。草などからヘッドオンでシュリンゲ等を出すべき。
大ナメ:ゴルジュ抜けた直後が一番危険。すべったら、天国まで一直線である。その後はそこまで大問題にはならない。
二俣後の小滝:5mほどの小滝が続く。前から順に、右巻き、直登、直登、右巻き(or直登)で越えた。最初の右巻きは草つきによって巻き道が不鮮明なので注意。続く直登対処の滝は無駄に水をさけて右巻きすると危ない。最後の右巻きは左から直登でもいいかもしれない。個人的に登った感じがいやらしかったので、右から巻き、パワーロープを出した。右巻きは登り終わりのトラバースが難しかったようだ。
井戸尾根:道具なしで、片手にコーラ、そんな人も登ってくる、いい山道。どんな人をも知らず知らずに走り下山させる懐の広さは必見です。
これでは記録というより対処の列挙ですね。でもこれ以上書きません。終わります。
SLコメント:
以下実施要綱
山小屋祭実施要綱2007/8/13
文責:清水雅文
<概要>
14日:山小屋入り、山小屋説明、掃除、夕食、小宴会
15日:米子沢遡行(草刈り)、大宴会
16日:片付け、水道関係作業、帰京
<集合>
6時45分JR大宮駅高崎線ホーム(一年生及び主将)。
11時30分までに六日町駅(四年生)、12時50分までに六日町駅(高野さん)。
現在四年以上は車アプローチも検討中です。車アプローチの場合は6時10分高尾駅集合。
<電車・バス>(国立~六日町で3890円。学割使用3120円位。谷保から青梅線・八高線経由なら正規3570円に出来るが、厳密には違反?片道切符が望ましい。谷保からなら府中本町経由。一橋学園なら、国分寺から下記と一緒にしてもよいし、他にも安い手はある)。
05:50発 国立 中央線(快速) [東京行き] 3,890 円
05:53着 西国分寺
05:58発 西国分寺 武蔵野線(普通) [西船橋行き]
06:26着 武蔵浦和
06:30発 武蔵浦和 埼京線(普通) [川越行き] 南浦和乗換えもあり。
06:41着 大宮
06:54発 大宮 高崎線(普通) [高崎(JR)行き]
08:14着 高崎
08:23発 高崎 上越線(普通) [水上行き]
09:27着 水上
09:50発 水上 上越線(普通) [長岡行き] (湯檜曽~土樽間は川端『雪国』の「トンネル」を通ります。旧トンネルは上り線用なので、当時のトンネルを抜けて雪国に行くことはできない。)
10:26着 越後湯沢
10:34発 越後湯沢 JR上越線(普通) [直江津行き] (上記長岡行きに乗りっぱなら11時に六日町着)
10:50着 六日町
1250発 六日町 清水行き 460円(荷物+100円かも)
13:40 清水BS(終点)着
<14日の動き>
(本隊)一年生・主将は大宮駅に集合して装点を行う→六日町着→ララ(六日町駅にあるショッピングセンター)で買い物(食材は会計竹川が一括払い)→六日町駅周辺で各自食事→バスで清水へ→山小屋着→内部説明→水道関連説明→掃除→食事作り→食事→小宴会→就寝
(車隊)高尾駅に集合→車で山小屋へ→荷物・高野さんを降ろして六日町へ→ララで合流→買い物→食材・酒・荷物を持って山小屋へ
<持ち物>
別途装備レジュメを参考のこと。
<米子沢遡行>
別途CLから指示があります。
<山小屋詳細>
公式HPまたはワンゲルブログの9月9日の記事を参照してください。
<食事について>
山小屋での食事は(1)初日夕食(2)二日目朝食(3)二日目夕食(4)三日目朝食です(山小屋残り組は二日目の昼食は自己責任で。
(1)食べるのは現役のみ。メニューはトン汁(別途指示)
(2)食べるのは現役(+OB二名?)。メニューは(1)の残り+うどん
(3)参加者全員食べる。メニューはキムチ汁(別途指示)
(4)山小屋泊者のみ食べる。メニューは(3)の残り