Home / 2010年 沢合宿その2 赤木沢

2010年 沢合宿その2 赤木沢


2010年9月23~25日
 
山域:北アルプス 黒部川 赤木沢
 
文責:森田博之
 
目的:沢合宿その2
 
リーダー:CL森田博之(w3)、SL松川文平(w2)
 
メンバー:木村幸介(w3)、湯田啓人(w2)、中村谷祐樹(w1)、横岩弘貴(w1)
 
参考遡行図:『Rock & Snow BOOKS 沢登り』
 
参考地形図:『薬師岳』
 
参考エアリア:『剣・立山』
 
1日目
▲富山―(taxi)1:40―折立―2:00―展望台―2:45―太郎平小屋―2:40―▲薬師沢小屋(9:05)
 
2日目
▲小屋発―4:00―赤木沢出合―2:10―大滝前―2:50―稜線上―3:00―太郎平小屋―0:15―▲テン場(12:15)
 
3日目
▲テン場―2:00―山頂―2:00―▲テン場―0:20―太郎平小屋―4:15―折立
 
※休憩時間、テント撤収時間など含む
 
 
※赤木沢の滝対処の記憶がほとんどないです…ごめんなさい。計画書に記述してあった対処で問題なかったのでそのまま載せておきます。大滝後の3m以降の二股などに関しては薬師沢小屋の人に直接聞いてみてください。
 
~黒部川~
入渓点:薬師沢小屋手前の吊橋手前から黒部川に下りる。テラスから右にはしごを下り、左岸を進む。
入渓点~岩魚止めの滝:膝くらいの渡渉は何箇所かあるが、歩くところをちゃんと選べば問題ない。基本的にずっと左岸を進んでいく。腰まで水に浸かって左岸をヘツるところが一箇所ある(人工支点にシュリンゲが掛かっているが、位置的にまず使えないだろう)。その後まもなくでハングっているところをトラバースする箇所があるが、下は流れが急でザックに振られたりして落ちると危険。本パーティーでは1年生が1名落下、かろうじて岩にひっかかり助かったものの、水温低く(5度くらい)この後のパフォーマンスが急激に落ちる。1時間強服を乾かすなど休憩。PRをつなぐなどして対処して欲しい。
岩魚止めの滝:左岸巻き。しっかりしていて問題なし。
赤木沢出合:左岸をヘツって入る。落ちたらアウト。ロ-プは張れない。巻き道があったかもしれない。
 
~赤木沢~
2段20m:下部は右から直登or左側の踏み跡に沿って巻く。上部は直登。
ナメ滝:流れの中を容易に登れる。
四段の連滝:1段目は右岸を直登し、2・3段目は左岸の草斜面から高巻く。4段目は右から登る。
5m:左岸を巻く。
4m:左岸をヘツり気味に回り込み登る。
ナメの斜め滝:問題ない。
四段に連なった滝:階段状のため容易。下部は水流の中を縫うように登り、上部は左側から抜ける。
階段状8m:容易。
階段状5m:問題ない。
大滝30m+5m:左岸巻き。開始地点はすぐ横の岩ではなくて、階段状5m手前まで戻った草付きの中の沢状のところから大高巻きとなる。岩はもろいがブッシュが多く、安心して巻ける。
3m:大滝を越えて右から入る2本目の沢の入り口にある。左岸を直登。
ツメ:藪こぎなしで快適。

※ツメに至るまで二股が何箇所か有るが、常に水量の多いほうに行けば問題ない。
※3日目は、太郎平小屋のテン場にテントを張ったままにしておき、そこに沢装備やシュラフなどをデポして薬師岳をピストンした。
※薬師岳山荘~薬師岳山頂は風強し。縦走路は特に危険箇所なし。
※太郎平小屋から公衆電話を使って下界に電話をかけられる。




     RSS of this page