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2005年 春合宿 西表島


05年度HWV記録

春合宿西表島縦断

1.メンバー

CL:高野()  SL・装備・記録:清水()  気象:小幡()  医療:森  食当:真船()

2.行動概要(コースタイムに休憩・偵察時間含まず。詳細は下記参照)

3月8日   国立→品川

3月9日   品川→羽田→石垣島→西表島

3月10日  西表島でウェーティング

3月11日  西表島でウェーティング

3月12日  西表島でウェーティング

3月13日  ▲仲間橋横の平地―2:00―縦断道大富口―2:55―▲第一小屋跡(4:55

3月14日  ▲第一小屋跡―0:50―中間広場―2:35―イタジキ川出合―(マヤグスク滝ピストン1:00)―1:30―カンピレー滝入口―0:35―軍艦岩船着場~▲星砂の浜キャンプ場(6:30

3月15日  ▲星砂の浜キャンプ場~(バス)~白浜~()~舟浮港―0:10―イダの浜―1:35―ナータ道入口―0:50―ナータ道出口―0:40―▲網取湾(3:15

3月16日  ▲網取湾―1:30―132―0:35―鹿川湾―1:40―クイラ渡り入口―1:10―▲クイラ浜(4;55

3月17日  ▲クイラ浜―1:20―大浜―1:25―別れ浜―1:30―ナイヌ浜―0:45

林道終点(5:00

総行動時間(24:35)

3. BP・水場・携帯電話(ボーダフォンは全域でほぼ不可)

 ・仲間橋横…川の上流側には「キャンプ禁止」看板が。海側にはないので4泊もしてしまった。近くに大富共同売店があり、少し歩くと南国・大将や玉盛スーパーもあるので便利。ボーダフォン以外は可

 ・仲間川展望台…厳密に言うと「展望台下の休憩所」なのかもしれない。水場はなし。風は心配だが屋根の上も可。やや狭いが一階は雨がしのげる。横の平地は6人テン2張以上できると思う。ドコモ&au可。

 ・縦断道大富口…地面はあんまり良くない。張るなら結構強引になるだろう。水場なし。ドコモはぎりぎり入る。

 ・第一小屋跡…水は川からとる。念のため料理に使ったが、生飲みしたSLに異常はなかった。携帯は入らない。6人テン2張以上可。本当はキャンプ禁止。

 ・中間広場…基本的に狭く、6人テンは張れないと思う。しかし、もう少し下流にぎりぎり一張りできそうなところがある。携帯不可。水は川から?

 ・イタジキ川出合…BPは下流側にあるので、大富から行ったときにイタジキ川が渡渉できない場合はビバークできない。水はイタジキ川からとることになるだろう。だいぶ広い。携帯不明

・第二小屋跡…広いが地面がでこぼこ。携帯不明。水は川から。

・カンピレー滝入口…阪大ワンゲルさんが張っていた。広めのテントを2張していたので十分つかえるのだろう。携帯不明。水は川から?

・軍艦岩手前…いざとなれば泊まれるだろう。携帯不可。

・星の砂キャンプ場…一人300円。シャワー(有料)・水・トイレ・売店あり。多くの人がいる。少し行くとスーパーがあるらしい。

・網取湾…基本的に住人の男性に話を通して、水汲みや幕営を行ったほうが良い。携帯不可。

・鹿川湾…探せば張れる。ただし、潮汐・風・波に注意したほうが良い。携帯不可。長期滞在者がいた模様。

・クイラ浜…かなり強引に張った感じがある。大潮の満潮で風が強ければきついと思われる。ドコモ&au可。水場はなし。

・大浜…かなり広い。うまくはないが水場がある。携帯ドコモ&au可。

・別れ浜…水場あり。携帯可。ビバークも可。

4.コース上の問題点・対処法  

・計画書・入山届…営林署・大原駐在所・白浜駐在所で一通ずつ提出した。営林署では計画書の内容まで見られたが、キャンプ禁止地区での幕営予定に対するコメントは特になかった。あれだけのパーティーが入っていれば計画書の段階で却下するのは不可能なのでろう。星砂の浜で会った老紳士によると過去に届けなしで入山して遭難して、こっぴどくしかられたパーティーがあったらしいので、入山届けは絶対出すべきだ。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

 ・縦断道大富口までのアプローチ…基本的に一番大きな道を行けば問題ない。靴はトレッキングで。緊急車両は大富口まで入れる?

・縦断道(大富~イタジキ川出合)…長袖必須。所々微妙な道があるが基本的に道標に従えば問題ない。前日までの天候で履物を選択することになるだろう。いずれにせよ顕著な渡渉が三回あるので、その場合はウェーディングシューズのほうがよいだろう。

 ・マヤグスクピストン…川の中を行くところと、巻き道を通るところがある。空身なら素人でも問題ない。ただし、履物は濡れてもいいものを。マヤグスク滝は右側から登る(巻く?)。かなり簡単な登り。

 ・縦断道(イタジキ川出合~カンピレー滝入口)…多少道が良くなるが、下界ではない。

 ・縦断道(カンピレー滝入口~軍艦岩)…運動靴でも十分大丈夫な道になる。

 ・舟浮~ナータ道入口…イダの浜までは民家の間を抜けて、半島を横切る。集落の入口に地図があるので問題なし。イダの浜からは砂浜歩きと、岩場を避ける巻き道を通る。巻き道の入口にはブイ、中にはテープが豊富にある。とげとげの植物があるので長袖必須。ナータ道入口への湾横断は潮汐を考慮すれば問題ない。

 ・ナータ道…入口は何通りかあるのではないかと思う。我々が入った道では稜線まではテープがバシバシ貼ってあり問題なし。しかし、稜線でテープを見失った。しばらく偵察するとやや不明瞭な道だが稜線を南に行くとかなりはっきりした道に出たので、そこを降りると正解だった。かなりはっきりした道では北東方向に道があるような気がしたので、完全正解はそっちから来る道なのかもしれない。ウェエーディングシューズはやや踏ん張りが利かないが、前後の海を考えると十分使える。

・ウダラ川河口~132~鹿川湾…いろいろな記録で下調べをしていったが、ブイ、サキシマスオウ、132の道標は見つからなかった。しかし、地図&コンパスによる読図が美しく決まった。ウダラ川河口でまずは左岸に渡り(渡る場所は潮汐時間で判断する。)、マングローブ林を少し行く。対岸のアダン林にテープがあるので渡渉(膝下もないくらいの水位)。そのままテープ沿いに右岸を行く。川が大きく(下流から見て)東に曲がるところで西に行く支流がありそっちにもテープがあるが、コンパスでチェックしていれば簡単にわかる。その先の地図に出ている南に行く支流も簡単にわかる。ここをすぎてからは左岸を行くと132らしき峠に出る。テープには2ch的な書き込みがある。下りは特に問題ない。履物は132まではウェーディングシューズのほうが適切。それ以降はどちらでも可。

・クイラ渡り(西→東)…この方向なら入口・中の道・出口ともにまったく問題ない。ややテープが少ない気もするが、きちんと探せば迷わない。出口はもし、入るなら分かりにくいと思う。入口にマーキングが少ないので面倒くさいと思う。長袖必須。泥壁が苦手な人はトレッキングシューズ(もしくは登山靴)を使用しても良いと思う。

・巨岩歩き…干潮時間を外した場合は、鹿川湾~ナイヌ浜手前までは巨岩(ゴーロよりは大きいと思う)歩きを余儀なくされる。かなり面倒くさい歩きになる。

5.装備特記事項

・手袋…手のひらが全面ゴム張りになっているのがお勧め、

・ヘルメット…持って行くことが望ましい。

・シュラフ…あって困らない。実際、仲間橋で天候ウェーティング中、第一小屋跡では発動したので、もって行くことが望ましい。

・帽子…日差しが強いことがあるので、ヘルメット不使用時は着用したほうがいい。

・ウェーディングシューズ…登攀より、水のための発動が多いので、足首が硬い秀山荘のスーパープロがいいと思う。

・図鑑・ガイド本…横塚氏著の『西表島フィールドガイドブック』はなかなか役にたって。東京ではなかなか売っていないが、石垣と西表には豊富にある。

・携帯充電器…長期合宿では一人一個持っていくことを必須にすべきだと思う。

6.日記(フィクションが含まれています)

8日…大勢の方がお見送りに来てくれたのにも関わらずダブルMが遅刻!先が思いやられる…。電車で品川へ。品川のロイホで一夜を過ごす。(フロンティア3。)

9日…ロイホを追い出されるとともに羽田へ。ちなみに品川ロイホは24時間営業ではなく4時までです。モノレールは楽ですね。ANAの超割17600円で石垣へ。飛行機に初めて乗るSLは一人興奮する。ジェット噴射に切り替えたときはさすがにびっくりしました。石垣空港からは離島桟橋へバスで200円。カートリッジは中村釣具店で買う。大カートしかないので大4。一個950円。買出しを行ったが、聞いていたより色々なものがあった。白菜や、たまねぎを手に入れた。沖縄の人は親切な人が多いので困ったら人に聞くと良い。昼食は沖縄そばを食べる。ぶっちゃけ微妙な味だった。しかし、帰るころには沖縄料理中毒になっていた。サータアンダギーがつまみとして無料でおいてあった。

山行始めからシビアな天候判断をせまられる。ウェザーニューズによると10日が雨で11日が曇り。散々迷った挙句入れると判断し、気をもみながら西表島に渡る。(リーダーってつらいんですね。よく分かりましたよ悠さん秀さん!)しかし!テン場につくと11日が雨になっていた。この状況だとたぶん入れるが、遭対基準に違反する。さらに、ここで入らないと12日まではいれない。苦渋の決断でウェーティングすることにする。この決断をしたとたん大分落ち着いた。10日11日の実際の天候を考えると入山できたが、あのテンパった状態で山行を実施していた冷静な判断ができていなかったと思う。ウェーティングはナイスな判断だった。

夕食は雑食。肉・麩・豆腐を醤油で味付けした不明料理だが、うまかった。この夜は汚い話と怖い話で盛り上がった。(フロンティア3。)

10日…暇に耐えかねて共同売店で釣具を購入。12日までの合計釣果はCL1匹(小さいチヌ)、SL4匹(チヌ1、ふぐ1、ブダイ?2)、小幡(ブダイ?2)。小幡は4・5投しか投げていないのに…すごい確率だ! 夕食は南国で。SLは奮発して、いのしし定食1800円。やや臭みがあった。CLのソーキのスープをもらうがやはりうまい。夜はトランプで盛り上がる。193というゲームを色々いじり「Q・9・2」「9・2・3・8」「10・7・2」(読み方は想像にお任せします。)などを発明する。調子に乗ったMrはついに「フリーダイヤル92384545」と大暴言を吐く!

11日…MF以外の四人で観光へ。まず、西表自然保護センターへ。ここで、具体的な動植物や、西表の生態系を学ぶ。保護されたイリオモテヤマネコのライブ映像が見られた。今年度よりこういった自然を学ぶことも行っていきたいと思う。あまりに時間があるので徒歩で由布島へ。水牛で渡り、昼食をとり、植物園を見学。ここではフーチャン定食を。テン場に帰りMFに由布島に行ったことがばれると怒っていた。でもいいじゃん!君はカニと戯れていたんだし。夕食は適当に。(ラクメン7)

12日…一日中テントでボーとしている。突如消えたMFは一人で石垣島に行ったらしい。益満さんのお見送りのビート板は海で使われることはなく、天気図の下敷きやトランプ・花札のために良く使用されていた。しかし、輸送を担当したMFは苦しんでいたようだったが…。 夕食はまたまた南国へ。(セッター14)

13日…ついに山行に入る。朝からアスファルト歩きが続く、林道に入って少ししたら、CLがコンパスを失くしていたことを告白。一同に緊張が走るがMFのを借りることで決着する。その後アダンの木が出てくると「うぁーパイナップルだ!」と二年前のS田先輩・M野先輩を馬鹿にする失礼な男が一名。縦断道大富口でトレッキングシューズ嫌いのSLのみウェーディングシューズに履き替え、塩を付けるなどしてヒル対策。でも、結局この日は誰一人として吸われなかったが。(この山行を通してひるは一回しか見なかった。西表にはいると聞いていたが、時期の問題なのだろうか?)。縦断道では一回だけ道を外しかけるが、偵察で発見し、事なきを得る。オーダーはトップCL、ラストSLで中は途中でいじる。途中で甲南大学さんに会う。イタジキ川出合で泊まったとのことなので、渡渉の様子を聞くと膝までもないとのことで安心。第一小屋に着いたら、すぐさまテントを干す。さらに、YOUさんのお見送りのスープを北東方向に三礼した後ありがたく頂く。夕食はすき焼き風味汁(スパム・白菜・ネギを醤油と砂糖で味付け)でなかなかうまかった。それにしても、(山での食事は拘らない)SL以外はみんな味付けに文句をつけている。食当には手際が悪いときに注意することしかしちゃいけないのに…。何かやってくれる男MFはKの靴を履いてキジ打ちへと向かう。それを知ったKは今までに聞いたことのない大きな声で「○船君!」と叫ぶ。これには一同爆笑、いや約1名は引きつった笑いか?夜はリーダーズの荷物を軽くするべく宴会を実施。軽量化のためにSLが持参した40度のウォッカは酒豪真○によって大量に消費された。感謝! その後確信犯で忘れたMF以外はシュラフを発動し、就寝。

14日…試験的に普通のインスタントラーメンを朝食に採用した。5人なら3~4袋でちょうどいいだろう。食当の手際が悪い。しかし、久しぶりの食当なので特に注意しない。SL以外はトレッキングでスタート。ちゃんと地図を見ていますか?例によってすぐに履き替え。イタジキ川渡渉もあるので、みんなそのまま沢シューで。道が悪くなかなかペースが上がらない。イタジキ川出合についたときSL以下数名は時間の関係でマヤグスクピストンはないと考えていたが、CLが行こうというので、リミットを決め行くことにする。SLがトップで快調にとばす。わずか15分で到着し、しばし遊ぶ。ここで阪大ワンゲルさんと遭遇。大所帯で女の子もいて、うらやましい。彼らはカンピレー滝口で張っているとのこと。出合に戻ったところで、小幡をトップ(セカンドCL、ラストSL)にする。道が良くなることと、縦走経験を考慮してスピードアップを図る。カンピレー滝口で沢シュー解除。ここからはトップ森(セカンドCL、ラストSL)。特に問題なく軍艦岩へ。ちなみに軍艦岩船着場は本当にただの岩に船が着くだけで何もありません。注意しましょう。浦内橋までは遊覧船で。と突然船が止まると、何と岸にカンムリワシのつがいが!!これは大分ラッキーなことらしい。後で分かったことだが、最初に発見したのはCLだったらしい。浦内橋についたときにはバスがなくなっていた。しかし、遊覧船を運営している浦内観光さんがただで星砂の浜キャンプ場に送ってくれた。本当に感謝。星砂の浜キャンプ場では快適に過ごした、農工のカヌー部さんや隠居後素潜りをしている老紳士などいい人がいっぱいいた。しかし、問題なのは店員の態度。沖縄で会った人で唯一困った人がいた。ここでは犯罪防止のために宿泊者の身分証明証のコピーをとっているのだが、何の説明もなしに持っていかれたときはきれそうになった。夕食はスパムとミートボールを入れたカレー。食器・コッヘルが洗えるのはうれしい。

15日…バスで白浜へ、船で舟浮へ。民家の中を抜けて、イダの浜へ。確かにきれいな海だが、ここで時間を使って満潮になってしまうなんて○○○はできないので、沢シューに履き替え出発。浜歩きと巻きで順調にナータ道前の湾に着く。できるだけ川に近いところで渡りたいCLと、すぐに渡れると判断したSLの争いになるが、明らかに浅いのでそのまま渡ってしまう(このとき干潮3時間前)。ナータ道入口は偵察でSL・MF組が簡単に見付ける。稜線までは簡単に行く。それでもテープを付け足した。稜線についてから、紛らわしいテープと踏み後のせいで偵察をてこずる。しかし、イダの浜で遊ばなかったので時間に余裕たっぷり()。稜線を南に行くとかなりはっきりした道ハケーン!そこまで行く道にもテープを足しておきました。網取湾に着くと天気図のため長い休憩。MF・MRは海水浴、リーダーズはウダラ川河口の偵察とテン場探し。偵察から戻るときに網取湾に住む男性に会う。天候のことや水場のことテン場のことを話す。この辺では北風が吹くと波が高くなり、気温も下がるらしい。夕食はフリーズドライのシチュー。

16日…満潮が10時と非常に中途半端で迷う。日の出は7時なので、7時の水位と13時の水位はまったく同じであるため、早朝から入山して、クイラ浜まで行くことにする。結局これは大正解。ウダラ川河口渡渉はある程度の水位があったほうがやりやすいと思う。しかし、SLは全身濡れて泳ぐ。他の人は腰までで済ます。132のピークに行くまでに法政ワンゲルさんに会う。帰宅後HPを見たら、かなりシビアな計画のようだ。132では木に「冷たいビールキボンヌ」、←「逝ってよし」などの書き込みがあった。2chの影響が西表島にも及んでいるのだとシミジミ思うorz。鹿川湾ではテン場探し、水場探し、潮待ちを行う。巨岩歩きは本当にだるい。捻挫しないように足首に気を使わなければならないので、しんどい。クイラ渡りは入口を簡単に発見。中も問題なし。クイラ浜に着いたときは小幡の足先、みんなのモチベーションともに限界のため、ここで幕営。ここでテン場論争勃発。潮汐を心配するSLは大分上を整地して使うように主張したが、他の人は割りと低めでも潮は来ないという。満潮直前にチェックすることでSLが折れる。テント設営後は思い思いに過ごす。海に入る者、服を洗う者など。もちろんSLはボルダリングに興じる。さすがに2週間もやらないと辛くなってくる。しかし、砂岩でぼろぼろ崩れる岩もあり、なかなか大変だった。早くパンプに行きたい…。夕食を作成しているときに「高清」と書いてある発泡スチロールハケーン!夜はお見送りで宴会を実施。マシュマロを贈呈者にちなみ干物にしようということで()、コンロで炙る。ただ融けただけだった。ピータンは強烈だった。

17日…結局食当の手際は良くならなかった。少し歩くと大浜に到着。水が手に入るので、甘酒を頂く。そして、4年生のお見送りの美しいスティックを使用していないことに気付き、それでビーチフラッグを行った。MFのダッシュ力には恐れ入った。そして、巨岩巨岩巨岩巨岩……巨岩巨岩巨岩巨岩。もうお腹いっぱいです。っと真船が捻挫しました。古傷とは反対の左足です。海水で冷やして20分休憩。その後はなんとか歩き切った。最終日で良かった…。このへんは干潮を狙ってリーフ歩きしたほうがいいです。しかし、沢始め前に良い岩歩きが出来たと思う。そのために沢シューが悲鳴をあげたが…。暑いのでかなり短い間隔で休憩を取る。やっとのおもいで、南風見田の浜に到着。長かった合宿もいよいよ終わりである。三戸Pはここから集落まで歩いたが、そんなにストイックではないので、ジャンタクを呼んで大原港まで。駐在所と営林署に下山連絡を入れる。

最終便で石垣島へ帰る。素泊まり3000円(シャワー・ネット・コーヒーなどあり)の楽天屋に泊まる。店の人はいい人だし、お勧めである。反省会は有名人のサイン色紙のたくさんある店で行った。ラフティー・ミミガー・チラガー・ティビチ・(ゴーヤ・フー・ソーメン)チャンプルーなどを食べる。かなりうまい!! 宿舎に帰った後は急いで帰京する八王子東組は早々と就寝。フェリー・電車で帰ることを計画していたSLCLの力を借りて、ルートをせっせと調べる。結局寝付けなくなったリーダーズは夜の石垣島へと消えていった。

帰りは森・小幡は朝すぐに出発し、石垣→那覇→羽田と帰る。東北P面子はゆっくり出発で、ひとまず那覇へ。CLはここから熊本へ。そして、MFは故郷福島へ。羽田行きのないSLは散々迷った挙句、ヨン様にあやかって福島へ向かうことに。そして、気合の鈍行帰りで東京まで。本来フェリーで博多まで行き、青春18切符で帰って来る予定からしたら、郡山から帰ってくることなど朝飯前である。

7.コースタイム詳細

 13日 0600起床

     0700出発

     0825展望台下休憩所一休

     0845発

     0920大富口着

     0940発

     1035一休

     1050発

     1140一休

     1150発

     1235分岐前渡渉点

     1255発

     1320第一小屋跡着

 14日 0600起床

     0710出発

     0720渡渉のため履き替え

     0730発

0810中間広場着一休

0825発

0930一休

0945発

1115イタジキ川出合着偵察

1135発

1150マヤグスク着

1230イタジキ川出合着

1235発

1255第二小屋跡着一休

1305発

1415カンピレー滝入口着

1435発

1450展望台着

1500発

1520軍艦岩船着場着

 15日

     0800起床

     1025星砂の浜バス停発

     1047白浜バス停着

1055白浜港発

1110舟浮港着発

1120イダの浜着

1140発

1300一休

1315発

               1330ナータ道入口着、偵察開始

1340ナータ道入口発

1410稜線着、偵察開始

1500発

1520ナータ道終わり

1545浜途中で、天気図待ち。リーダーズは偵察。

1645発

1700幕営地着

 16日

0500起床

0700出発

0830132着一休

0845発

0920鹿川湾着。偵察、水場、潮待ち。

1030発

1120一休

1130発

1210一休

1230発

1240クイラ渡り入口着。偵察

1305発

1415クイラ渡り終了。

 17日

0530起床

0640出発

0720一休

0730発

0810大浜着

0930発

1015さざれ浜着

1035発

1040真船捻挫。休憩

1100発

1135別れ浜着

1145発

1220一休

1235発

1310一休

1325発

1345ナイヌ浜着一休

1430発

1515林道終点

8.リーコメ

CLからコメント

一言で言うと安直ではあるけど面白かったでしょう?2年前の計画の踏襲とはいえ実際言ってみると、ルーファイで迷ったり、久しぶりの長期山行のため準備や食当などの動きに違和感をおぼえることも多かった。しかしSLのこの素晴らしい記録からとれるように確実にみんなが成長しているということも感じられた。これからも安心して上級生として信頼していける仲間の存在を確認できる山行となった。自信を持って新歓にのぞもう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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