日程 | 2012年7月18日 前日発日帰り |
山域 | 谷川連峰一ノ倉沢南稜 |
文責
| 佐藤駿介 |
目的 | これまでの活動の集大成。アルパインクライミングへの挑戦。 |
コースタイム
| ▲天神平ロープウェー駐車場-0:45-一ノ倉沢出合-1:50-南稜テラス-4:10-登攀終了-3:50-登山道-0:40-谷川岳山頂-1:00-天神平ロープウェー
登攀時間【4:10】 登攀外時間【8:05】 合計行動時間【12:15】 |
メンバー | W3:佐藤駿介 W2:相馬皓介
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記録 | >>~駐車場 佐藤家の車で出発。2人は明日に人類学のテストを控える。駐車場にて車のバッテリーが上がってしまい、窓が閉まらなくなる。相馬はガスを忘れる。1時間寝て出発。 >>アプローチ 雪渓が豊富に残っており、ほとんどルーファイの必要なくテールリッジに取付く。右岸巻き道の入口に赤テープあり。日中あちこちから雪渓の崩落音が聞こえてきていたが・・・。テールリッジはⅡ級程度の岩登りだが結構怖い。最後のトレバースだけロープ出す。 >>南稜テラス 快適・広い・支点たくさん。頑張れば10人ぐらい立てるんじゃないか?時々晴れ間がのぞく。 >>1P~3P トポ通り >>4P(20m Ⅲ) 上部から突き出た岩に終了点があるが、少し登ればとっても快適なテラスに出る。 >>5P(20m Ⅲ) ここら辺で左のルンゼ側に入り込み過ぎるとグズグズの登攀を強いられてしまう。右のリッジへ乗り出していく。 >>6P(30m Ⅳ) スタートしてすぐに右のリッジ上に出るのが良い?高度感が素晴らしい。 >>7P(20m Ⅴ) 核心。プロテクションは全てハーケン(腐ってる)なので絶対落ちれない。下部にくっそでかい浮石あり。高度感にビビらないムーブができればそんなに難しくはない。 >>~一ノ倉岳 おそらく衝立尾根に出てしまったのだろうか。確かにスリングが巻きつけてある岩(懸垂岩?)の横を通った・・・。ガスが濃い為、ルーファイがおぼつかず、気づけば踏み跡は消え、ほとんどプロテクション0でグッズグズの岩を登る羽目になった。2人とも半泣き。別ルートの終了点か知らないが、うっすらとした踏み跡を見つけ、辿っていく。ここで正規のルートに合流したと考えられる。背丈ほどもある藪漕ぎを1時間ほど続け、国境稜線に出た。 >>下山 ジュリアンショリエのように駆け抜ける。相馬は携帯落としたことに気づく。CTの半分で到着。
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反省 | なんといっても最後のルーファイミスが痛い。危うく遭難するところだった。アプローチと同じぐらい下山路を調べておくことが普通であり、一番大事なことであると再認識した。最後まで2人とも冷静に対処し、歩き続けられたことはよかった。登攀自体は至極スムーズであったし、楽しく登れたと思う。
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