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湯檜曽遡行



日程2013年9月28日‐29日 予備日1日
山域上越国境湯桧曽川本谷
文責
佐藤駿介
目的沢トレ
コースタイム
()は時刻

0日目

土合駅(10:30)-魚止の滝前(12:30)▲

1日目

出発(7:00)-十字峡(8:34)-七つ小屋沢出合(11:00)-⑨赤茶けた2段12m上(11:45)-二俣(14:15)▲

2日目

出発(7:00)-つめあがり地点(9:20)-土合駅(14:13)

メンバーCL:佐藤駿介
外部:仲井祐輔(早稲田大学山岳アルコウ会)
外部:今川翔平(富山大学ワンダーフォーゲル部)
記録

〜入渓

佐藤が電車を乗り過ごし上牧駅で今川車でピックアップ。土合まで。土合から入渓点までは少し崩壊気味、水量が昨年に比べて異常に増えていた。(雪渓が溶けたからか?)


魚止の滝

右岸バンドもしくは巻き道明瞭。難しくない。


②ウナギ淵

左のバンドを辿れば少しも濡れないで抜けられる。下からは足がつかないのでパス。



④抱き返り滝2段20m

下段は階段状。上段は一応ロープを出して今川がリード。残置ハーケン1本は抜いてしまった。スリップさえ注意すれば容易。中段アンカーは残置ハーケン×2、上部はブッシュから。


⑥3条10m

左のチムニーから。ホールドスタンス共に豊富。


七つ小屋沢出合

本流の方が高くなっていて(4m滝がかかっている)、間違えやすい。地図を合わせよう。


⑧10m

シャワークライミング必須。下手に巻こうとすれば余計に危ない。釜が深いのでまぁ落ちても……

左岸からバンド伝いに左壁へ。特に難しいセクションはない。


⑨2段12m

下段は水流左を抜け口のホールドを拾っていく感じで。なかなか細かくて怖い。

2段目は右の垂壁を上がる。一部ぬめっているので、慎重にホールドを探していく。途中に残置ハーケン1ぽんある。



BP

二俣手前右岸にテント2張りほどの幕営適地。焚き火の跡多数。ここまで早いペースで来れていたが、この先のこうていを考えて来たこともあって幕営…といっても皆で焚き火を囲んでゴロ寝だが。遅れて3時間程でもう1パーティ。テントに煙が被りまくっていた……ごめんなさい……


2日目

二俣

BPから数歩。右は平凡らしく、実際後出したパーティに抜かれていた事が山頂でわかる。左へ。


2段(下3mが難しいやつ)

兎にも角にも下の処理。///

立っていてホールドが細かいのでなかなか大変、ザックは荷揚げした方がいいだろう。釜を腰まで浸かり、水流左に取り付く。中断に残置はないので、ザックを手で引き上げて後はフリー。


つめ

BPの二俣を左に進んだ後、北側に伸びる枝沢から稜線に出るのが正解。しかし東に進み続けてしまい(枝沢出合に倒木が多く、もっと奥に曲がるべき二俣があるだろうと判断してしまった。)急登+激藪漕ぎの憂き目にあった.


反省

万太郎(登攀込み)よりも簡単だった印象。それほど悪い登攀や巻きもなく、非常に美しい渓相は見ておいて損はないだろう。

もちろん滝の登攀や巻きが出てこないわけではないので、しっかりとした技術を身につけて(ブッシュから支点を取る・フィックスを張る・ハーケンを打つ等)行かなければならない。

この時期になると既に寒い。テントなしで突っ込んだのだが、3人とも初日から震えて眠れなかった。2日目は焚き火を囲んで寝たので何とか……文責はシュラフに加えて銀紙を使って寝ました。




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