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添付資料


計画書の写真と滝が異なることが多かったので、計画書の写真と実際の写真を合わせて振り返る。


秋北川出合


シンナソー出合

とりつきは左。後半は写真のように右から。



二段6m

計画書の写真では三段10m。したがってここでは三段10mにいると思っていた。計画書三段10mの対処通りなら右巻きだが、巻き道より直登の方がより安全という判断をして全員直登。二段目がすこし難しい。あとで分かったことだが、これは二段6mなので直登で正しかった。



三段10m

遡行中は三段10mを超えたと思っているので、次の大きな滝5mと判断。計画書通りトップとW3が右巻きで後続を確保した。支点も15mほど離れていて計画書通りたったのでおそらく5mなのだろうと思っていた。PRと120スリングを三本ほど連結。後続は確保したが、登攀はかなり難しい。中盤でも足場が見当たらないし、最後落ち口に乗り上げるのもかなり苦しそうだった。立ち木が15m離れていてセットに時間がかかること、登攀もかなり難しく時間がかかることから、全員巻くべきだったと指摘を受け、反省していた。後で分かったがここは三段10mで間違いなく、右巻きが正しい。ただ、巻き道も危ないので、すべって滝に落ちないよう気を付ける必要がある。


5m

先ほど5mをこえたと思っているのにこの滝が現れてすべてを理解した。計画書でいう5mで間違いない。つまり、5mと思っていた滝が三段10mで、三段10mと思っていた滝が二段6mなのだとこの時点で理解した。

遡行図にはないものの高さもあって易しくはない小滝が連続して現れたこと、ここまで約二時間半程かかっていることもあって、まさかまだ5m地点にいるとは思わなかった。遡行図ではスタートから5mまで遠くはないように感じるが、実際はなかなか距離がある。遡行図の距離感を信じてはいけないことを改めて知らしめられた。


対処はトップとW3が右岸巻きで後続を確保。支点は5m程先の立ち木支点。PRで延長した。後続はハング気味の中央を避け、左の階段状を直登。かなり濡れて寒そうだった。


計画ではここで懸垂下降の練習をする予定だったが、結果的に三段10mで余計に確保して時間が足りなくなったため、懸垂はしなかった。



三段15m

全員右巻き。一枚目が全様、二枚目が巻き道。

トップが登り、後続にPRを出す。支点は15m登った所の立ち木。(写真でPRがつながっている木)そこから滝までフィックスを張ってトラバース。さらにトラバース先から落ち口まで立木支点でPRを出す。最後のPRについては落ち口近くに出したが、落ち口からすこし進んだところに出して降りればより安全だった。そのルートからでも沢に戻れそうである。





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