毒水沢
日時 2024/6/1
山域 大沢川水系毒水沢
文責 田中
メンバー CL:大内(W3)、SL:田中(W2)、医療:秦(W2)、無職:河口(W1)、下川原(W1)
天気 快晴 水量 異常なし
地図資料 山と高原地図 「上野草津」
コースタイム
駐車場-0:10-登山道入り口-0:40-香草-0:40-毒水橋(入渓点)-0:40-大滝-1:00-野湯-1:30-登山道-0:40-芳ヶ平ヒュッテ-1:40-駐車場(※野湯及び大滝以前の小さな滝で遊んだ)
コース記録(YAMAP)
【詳細】
アプローチ
レンタカーで高速を使って3時間程度で到着する。午前3時発で国立を出発した。駐車場は台数も多く、6時に開くため、余裕を持って駐車することができた。駐車場のトイレは綺麗。
入渓点
駐車場から入渓点まで1時間半程度歩く必要があるので遠い。駐車場から少し進み、大きな橋を渡ると左側に登山道が見えてくる。登山道を1時間と少し進むと小さな橋があり、それが入渓点である。なんせ入渓点までが長いので疲れる。
大滝
20m程度ありかなり立派な滝である。ただ、残置ロープがあり、左岸から簡単に巻くことができる。なんてことはない。入渓点からこの大滝までナメや小滝が続くが、晴れていれば壮観である。途中の小滝ではウォータースライダーも楽しめる。
香草温泉源頭部
温泉に1~9までの番号が割り振られており、年によって温度が変わっているように思われる。2023年と2024年では適温に感じた場所が異なっていた。行く場合は、温度を確かめながら適温の場所を探って欲しい。ここでは長めの休憩をとり、温泉卵を作ったり、写真撮影を楽しんだりした。温泉卵作りに失敗したのは残円であった。ところどころ火山ガスが漏れ出ているところがあるので、「近寄らない、吸わない」を徹底してほしい。
連瀑帯
源頭部を越えると沢の景色が黄色っぽいものからドス黒い赤のような色に変わり、まるで地獄のような様相を呈するに至る。ここでは小さな滝が連続する。2023年に行った際は基本的には直登、登るのが難しい滝には巻道があり、一切ロープを出すことなく対処できた。しかし、今年は横に巻道があり、ロープがあるにも関わらず、巻けない部分があったため、パワーロープを出した。一年生は少し苦戦しているようだったが、2年生が下からサポートし、登ることができた。
下山
入渓点までは登山道を行く。途中雪渓が残っているような部分があったが、慎重に上を進んだ。アイゼンがなくても問題なかった。入渓点以降は入山の際と同じである。
【総評】
綺麗なナメ、連瀑帯、大滝、温泉、そして景観の変化などこれ見どころに富んだ沢は他にはあまりないだろう。そして、難易度も全然難しくないため、一年生に沢の魅力を伝えるには最適な沢ではないだろうか。そして、道の駅で食べるカツ丼も美味い(2023年の方がうまかった)。ぜひ行ってみてほしい。