鷹ノ巣谷遡下降
日時 2023.10.14
山域 日原川鷹ノ巣谷 1級上
文責 大内
メンバー CL:大内(W2)、SL:前川(W2)、医療:五十嵐(W1)、無職:辻(W3)、長尾(W3)、山口(W3)
天気 晴れ
地図資料 25000分の1地形図 「武蔵日原」「奥多摩湖」
エアリア 「奥多摩2021」
遡行図:「東京起点100」(2020)
コースタイム
日原バス停(5:19)-0:15-入渓点(5:35)-0:27-F2X字条(6:02)-0:30-F3トイ状3m(6:32)-0:10-F4堰堤前の滝(6:42)-1:06-大滝下(7:48)-1:01-大滝上(8:49)-1:29-大滝下(10:20)-2:10-F3(12:30)-1:03-東日原バス停(13:33)
合計:8:14 沢中:0:30 沢外:7:44
<詳細>
・入渓まで
駐車場は基本無料。お気持ちで500円下さいってなってるけど、強制じゃない。
入渓までは明瞭な道が続いている。迷うことはないだろう。
・F1
直登、CD。問題なし。
・F2
直登、左岸巻き下降。
下降はCDしない方が無難かな。
・F3
直登、CD。
釜があるが、そんなに濡れることはなかった。
・F4
直登、トラロープでCD。
・F5
直登、F6と一緒に懸垂下降
・F6
右岸直登、懸垂下降。
2段目の4mに関して、最後に左岸側に渡ったが、流れが速く左岸にわたるのが少し怖い。とはいえ、左岸をそのまま行く方が困難である。
・F7
直登、懸垂下降
・F8
登攀:一段目確保、二段目直登
下降:2段まとめて懸垂下降
正直、或る程度の経験があれば、2段とも直登で行ける。下降は2段まとめるなら、40mロープが必要。
というか、1段目登り切ったところに支点はなかったので、2段まとめて下降すべき。
<総評>
登攀は基本直登が可能で、下降は懸垂下降が多く必要になる沢。比較的危険な箇所は少ないので、初リーでロープワークの確認をするにはもってこいの場所だと思う。
とか言っときながら、今回、下降時に名もなき滝にて、不安定な支点でfixしたことでW1が滑落する事件が起こった。高度がなかったのでケガはなかったが、反省である。
事故の場所を明確に覚えていないので何とも言えないが、正直fixすべき場所でもなく、滝に降りれば安全に下降できる。単に水につかりたくないという考えが引き起こした問題だった。
W3昇格試験だから慎重に行ったが、上級生のみの山行であれば確保はいらず、懸垂下降を2,3回する程度で良いので、行きやすい沢だと思う。