日時:5月5日~5月6日
山域:奥多摩
文責:酒井俊介
目的:W2の沢の経験値を積ませる
日程/コースタイム(グンダリはW2の確保訓練で大幅に時間がとられていることに注意)
5/5(1日目): ウルシガ沢出合(9:18)-入渓(9:35)-二俣2条12m(9:47)-落ち口(10:52)-登山道(11:48)-下降開始(12:08)-10m懸垂終了(12:54)-5m懸垂終了 (13:28)-出合(14:16)【4:58】
5/6(2日目):入渓(6:00)-幅広2m(6:17)-3×4m(6:25)-8mナメ滝上(8:00)-3m(8:10)-2段15m(8:25)-5×6mナメ(8:45)-CS5m滝上(10:00)-⑦6m滝上(10:50)-三国峠(13:50)-井戸バス停(15:10)【9:10】
リーダー ・ウルシ:CL佐藤(W4)SL相馬(W3)、・グンダリ:CL佐藤(W4)SL酒井(W2)
メンバー:佐藤(W4)、相馬(W3)、津崎(W2)、酒井(W2)
参考地形図:『五日市』『上野原』『与瀬』
参考エアリア:『奥多摩』『高尾・陣馬』
記録:一日目。朝6:13分国立発で武蔵五日市駅へ向かう。武蔵五日市駅交番で計画書提出。バスで笹平へ。W2が読図をしながら林道を歩き、9:18にウルシガ沢出合到着。入渓して12分ほどで二俣2条12mに着く。二俣を見逃さないように。大滝は佐藤トップでダブルロープでリードし、津崎、酒井をまとめて確保。ラストは津崎が確保。一段目の支点は左壁にナッツひとつのみ。二段目は水流中にカム。10:52に落ち口へ。W2が読図をしながら進み、11:48に登山道に出る。12:08に下降開始。登山道がUの字に曲がっている所から降りるのが安全。12:54に10m懸垂終了。13:28に5m懸垂終了。5m滝は2年がロープを張った。二つの滝とも近くにちょうどいい立木あり。14:16出合に戻ってくる。遡行終了後、グンダリの入渓点までバスと徒歩でアプローチし、そこでテント泊。
二日目。6:00入渓。すぐにゴルジュになる。以下、滝の対処
①幅広2m滝:左から容易に登れる。下降時CD可。
②3×4m:左からへつって水流中にわたる。スタンス豊富。下降時はCD.。
2条4m:右から登る。最初はハイステップが少し大変。岩もろい。落ち口スリップ注意。
5m逆くの字滝:左から登る。スタンス多し。スリップ注意。
8mナメ滝:下部は右水流、上部は左からトラバースして水流上を抜ける。津崎は上部トラバース。相馬カマ泳ぐ。確保支点は左岸立木。
3m:左の乾いたところを登る。計画書のミス?右は滑りやすいけどいける。左岸巻き可。右岸に立木あり。
2段15m:右の少し手前から巻く。フィックスロープは今のところ信用できる。落石注意。トラバースのところはパワーロープを出したほうがよい。下降時左岸落ち口の立木より。
CS:膝を使って直登。
5×6mナメ:右岸数本の木を支点にパワーロープを出す。左巻き可。
CS5m:佐藤左巻き。支点右岸立木。下部左からトラバース。上部はチョックウッドをホールドにして容易に登れる。
⑦6m:右巻きトラロープで安全。直登はしっかりとした残置ハーケンがあり、スリングをかけて突破。上段前半は突っ張り、クラックで直上。滝上の立木が折れた。支点は左岸立木。
3m:楽。
4m:残置ロープを使って右巻き。
⑧10m:右巻き。落ち口よりも少し登って降りたほうが安全。滝上に丈夫な立木支点あり。津崎、佐藤トップロープで直登。
ここから枝沢が次々と入るので、読図を慎重に。水流の多い方をすすむ。
CS:岩の右から容易に登れる。
二俣。読図の良い練習になった。下見をしたうえで、標高、コンパス、沢線など総合的に勘案して進む。ツメを越えて少しヤブをこぐと、三国峠にでる。
下山は軍刀利神社経由で、井戸バス停へ。特に危険個所なし。
各自反省点まとめ:
・酒井SL 読図、ロープワークもっと早くする。事前のトレーニングや今回の反省をしっかり生かす。1からたたきこむ。登りが荒い、3点支持はしっかり丁寧に。判断も早く。計画書を出せなかった。地図の原本を持ってこなかった。
・佐藤 コンパス忘れるな。
・相馬 2年を見るというより自分の反省になった。目立たなかった。
・津崎 2年主体でできたのは良かった。前に出てない。もっとガンガンコミュニケーションをとった方がよかったのか。視野が狭い。