2015年に記録を書いていなかったので、罪滅ぼしとしての意味合いもあります。割と詳しく書いたつもりなので許してください…。
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文責:永喜
山域: 奥多摩 日原川水系 川苔谷 逆川
遡行図「東京起点沢登りルート120」、25000分の1地形図「武蔵日原」「奥多摩湖」、山と高原地図「奥多摩」2015年版
日程:2018年7月17日(火)
目的: 永喜個人の沢始め トレーニング
天気: 快晴、午後から曇り
メンバー: CL;永喜(W4) SL;安陪(W4)
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コースタイム
川乗橋バス停(7:20)-0:30-入渓点・準備(7:50)-0:30-入渓(8:20)-2:00-②スリングのある4m上(10:20)-0:50-大ダワ沢(11:10)-1:10-⑤10m下(12:20)-1:00-⑤10m上(13:20)-2:30-鳩ノ巣駅(15:50)
【沢中】5:00 【沢外】3:30 【合計】 8:30
電波 川乗橋 au・SB ◎ / 沢中は全て× / 林道確認なし
水 沢中で適宜汲んだ ⑤10m上でも汲めるので林道の分はそこで準備した。1Lくらいだったような。
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入渓まで
林道を30分歩く。入渓点が分かり辛いと言われるが、正しいところはカーブミラーの横に、三角形のガードレールがあるので写真等で確認してほしい。
対処
・小滝 特に問題ない
・3+7m
3mも少し癖がある。左側に出っ張った岩を上手く使って直登。
7mは下部と、上部のトラバースがわりとびびった。中間部はガバ多い。途中ハーケン2つ、落ち口にスリング付きハーケン確認。トップはフリー、後続にPRだした。滑落し骨折した事例もあるので、注意が必要だろう。
・CS3m 右壁の階段上を
・2mくらいの淵の深い滝(遡行図になし) 胸くらいまで浸かり、ほんの少し泳いで取り付く。横から容易に巻ける
・2mくらいのナメ滝(遡行図になし) 左から。水流に足、手は側壁をつかんで直登。容易に巻ける
「巨岩のゴーロ」終盤に5つくらい遡行図にない滝があるが、問題なし
緩やかなトイ状の流れになると、左から5mの滝がある支沢
・2m 右岸へつり
・もう1つ深い釜のある滝がある。これも右岸へつり
・4m 木と残置スリングを使う。かなりパワーが必要。左手スリング、右手が倒木で足を左右に広げ、上方のガバへ。
木の上部の先端にスリングがかけられる。後続は追加でこれを使用することで登りやすくなる。
------- 10:20 ここまでで休憩二回
・大岩まで 幾つも小滝があるが、何の問題もない
・山道確認できず。エスケープので利用を考える際は、しっかりとネット記録を探し出してほしい。大岩隣の枝沢には、石垣の跡がある。
・たくさん滝があるが問題なし。疲れてくる
------- 大ダワ沢 11:10
・大ダワ沢以後 同じくたくさん小滝が出てくるが、ほとんど対処に困らない。
・3段10mトイ状m 1・2段目は問題なし。三段目は、はじめ突っ張り、全体の3分の1くらいで、一度左側に移って体制を整えるのが良いだろう。立ち木は未確認
・4m 左岸をへつって直登。一部は腰まで漬かる箇所がある。
・⑤10m滝 右壁をリードで登る。最初は流れのないところを、途中バンド状の所を左にトラバースし、水流右端を登った。残置ハーケンはバンド状の右端に2つ、左端にスリング付きで1つ。つまり残置支点は滝の中間部にしかない。以上よりランナウトするのと、ホールドが細かいので、水流から落ち口に登るパートが恐怖感が高い。
支点は左岸の遠目の立ち木。PRで延長し、セカンドの登りが視認できるところまで移動したうえで確保した。
下山
ウスバ林道は崩壊ヵ所がいくつかあり、疲れている場合は注意が必要だろう。正規の登山道と合流してからは注意ヵ所はないが、鳩ノ巣駅発の電車の本数が少ないので事前に調べておいたほうが良い。
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総評
様々な滝の対処方法が体験でき、また遡行時間も長いため、夏休み前の沢トレには最適だろう。W2にトップを任せるなどすれば、よい練習になると思われる。滝が多い=対処に手間取れば時間のロスは大きくなるということなので、W2トップの場合はW3以上が時間の管理をきっちりと行ってほしい。W1を連れていく場合は、体力を考慮したうえで参加させるのが好ましい。
当然ながら水量が多い場合は対処が異なってくるので、注意されたい。