時 | 20012/4/7~2012/4/8 |
山域 | 上越 巻機山 |
文責 | 木内太郎 |
目的 | 雪山経験 |
日程、コースタイム | 4月7日(1日目) |
8:00国立発〜12:45泉屋さん着〜13:10泉屋さん発〜13:25ワカン装着〜14:00山小屋着 |
4月8日(2日目) |
5:40山小屋発〜6:55井戸の壁〜8:151350m付近〜9:1515分休憩〜11:10ニセ巻機山頂〜11:45下山開始〜14:00山小屋着〜14:50山小屋発〜15:30泉屋さん着 |
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リーダー | CL:木内太郎(W3) SL:佐藤駿介(W3) |
メンバー | 相馬皓介(W2) |
参考遡行図 |
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参考地形図 | 「巻機山」 |
参考エアリア | なし |
参考HP |
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記録 | アプローチについて |
塩沢石打インター付近は買い出しのできるようなスーパーみたいのはいっさいありませんでした。一つ前の湯沢インターで降りるか、一つ先の六日町インター(近くにジャスコやダイソーがある)の利用をお勧めします。 冬期の登山ポストは国道291号線を泉屋さんの方に向かう途中にあります(西谷後バス停)。この付近で3〜4台程度の駐車スペースあり。僕たちは泉屋さんの駐車場をお借りしました。その場合は事前に電話しておきましょう。
1日目 泉屋さんから車道をのぼってゆき、手頃なところから雪上にあがる。一本目の電線(ニゴマン参照)をこえたあたりに南北にのびる明確なトレースがありこれに沿って進みました。これは夏道に沿ってついており、たどって山小屋につきました。かなりしっかりしたトレースだったので年を問わずあるのではないでしょうか。
2日目〜ニゴマンどおりで問題なし〜 山小屋を出て東の方に向かい割とすぐに左手に曲がります。林っぽいところの中に、不自然に木が生えておらず道状になっているところがあるのですぐにそれと分かります。そこをぬけると橋が現れるのですが、これはニゴマン状に記述ありません。橋をわたってすこし進むとみえてくるもう一つの橋が地図上の橋です。2つの橋をわたって尾根状のところを左に巻くようにすすむと景色がぱっとひらけます。割引沢と黒岩峰が視界に入ります。目の前の尾根から上がれそうですが、これは違う尾根。右に曲がって進めば適当に井戸尾根に乗れます。 だらだら書きましたがニゴマン様に従っときゃ大丈夫。本当に頼りになるお方です。
井戸尾根はあがってからは、赤いテープがあったのでそれに沿って進みます。このあたり樹林帯だし特に危険箇所はありません。
井戸の壁(1000~1100m付近)はかなりの急登。両手までフル動員でのラッセルでした。 このあと地図上でくの字に曲がっているあたり(1350m付近)をすぎてからスキーヤーにおいつかれました。後続のスキーヤーが4人ほどいることと木内のスタミナの都合で、15分ほどパーティ全体での休憩を取りました。
スキーのラッセル跡がついたことで楽になるかと思いきや、ワカンずぼずぼしずんで何の意味もありません。ちなみにここまではワカンのみ装着です。
ニセ巻の登り 先行スキーヤーがつぼ足になることもなく登っていくのでワカンのままで登り始めましたが、登りが始まってすぐに雪下10cmくらいが氷になったのであわててクランポン装着です。よく見るとスキーヤーはクトーをちゃんとつけてました。その後もずっとクラストはつづいたので、年にもよると思いますが、ニセ手前のコル状でアイゼンをつけることを進めます。
ここにくるまで、ニセ巻が巻機だと思い込んでいた僕。ニセ巻とはよく言ったものです。良い子でもそうでなくてもニセ巻を登るまで巻機は見えません。変な期待を抱かぬように注意しましょう。
ニセ巻山頂で撤退を決めました。下山開始時はワカンとアイゼンダブル装着。ニセ巻下コルまではアイゼン必要ですが、ワカンはじゃまになってた気がする。コルからはつぼ足でまったく問題なしです。何にしろ帰りはヨイヨイです。
感想 4月ということで、一般的には残雪期のシーズンということなのでしょうが、前日前々日の降雪の影響でがっつり積雪期の様相でした。ラッセルは膝上ぐらいまでありました。 初めての雪山でしたが、時々振り返って眺めた山なみはあまりにも美しいです。あまりにも美しい。 他の入山者はほとんどみんなバックカントリーヤーでした。下山時はもちろん、ラッセルにおいてもスキーの方が断然上手。スキーほしいなぁ。
山小屋は伺っていたとおり薪が不足気味でした。とくに焚き付け用の細い枝と、長持ちしそうな太い木が皆無。
反省点としては主にタイムマネージメントについて。初めての雪山ということで不慣れな点もあったのですが、それいがい(山小屋などで)でも問題ありでした。
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