6月山行 ナメラ沢遡下降
★本当は2泊3日で釜の沢遡行ナメラ沢下降の予定だったが、梅雨の雨のため、1日
延期。中で1泊しなければいけない釜の沢はあきらめ、ナメラ沢を遡行&下降する
ことにする。
日程:6/25(日)・26(月)
メンバー:CL・記録 新村響子(3) SL 椎谷恵(3) 吉田大輔(2)
松島岳人(2) 月瀬裕之(1)
6/25 曇り 一時 雨
国立st=塩山st―taxi―雁坂峠入口―1:00―クッキリ沢橋―1:10―3段10m滝上―1:20―200mナメー1:10―ルンゼ状源頭部―1:05―2052のポコの破不山側のコル
朝起きて窓の外を眺める。地面は濡れているが、雨は降っていない。行ける?
増水が心配だが、ナメラ沢は集水面積も少ないし、総雨量はそんなにないから大丈夫…かなあ?始発で塩山へ。塩山では小雨が時々ぱらつく。タクシーで雁坂峠入口へ。
林道歩きを始めてから気づいたのだが、バスはここで下車でいいんだけど、タクシーは雁坂トンネル入口まで入ってくれるじゃん!歩いてそこまで行くんだから最初からそこまで乗せてもらえば良かった…。よっしーが林道をすごい速さで歩く。1時間でついてしまった。
入渓点のあたりは整 備がすすみ、よくわからなくなっている。きれいに舗装された道がとぎれ、登山道になるところ、「クッキリ沢橋」と書いてある(遡行図・エアリアのクッキリ
沢とは違う)橋がかかる沢を下降して久渡沢に入る。登山道に入り、少し行ったところからも久渡沢に降りる踏み跡がついている。下降する枝沢には6m滝がか かっており、いきなり懸垂下降。この滝は崩壊がすすんでいて年毎に形が変わる。
久渡沢に降り立つが、あきらかに増水している。恐怖を感じるほどではないので進むことに。
ナメラ沢の入渓点には赤テープがべたべた。この沢はなぜかいたるところに(例えば枝沢の入口)赤テープが下がっている。
よっしーは久しぶりの沢で興奮している。意味もなく水流に突っ込んでいる。うーん。
少し行くと、10m3段滝。増水しているので、迫力があり、とても美しい。水量が多いため、左の水流沿いは登れない。右端を登ろうとしたが、岩がもろく、落石がおきたので、おとなしく左から巻く。巻道は問題ない。
ナメがところどころ に現れるようになり、とてもキレイ。快適だ。ときおり、日差しもさしてうれしくなる。15m2段三条滝はほんとにきれいだ。左から吉田が登ろうとするが、
水が多く、こわいので左にトラバース。巻く。後続も巻くが、濡れているせいもあって、足下が安定しておらず、すこし緊張する。ここは、去年下降したとき、 左岸から巻降りて、怖かったところ。右岸から巻きましょう。200ナメはこの沢でいちばん美しいところ。
源頭部はだるいけ ど、快適に越せる滝ばかり。右岸に笹が見え始めたら、適当なところで笹に突っ込む。しっかりルーファイをして。つらい藪こぎをするとコルにドンピシャ!で
も、コルも笹が生えていて、決して快適なテンバじゃなかった。6人テントははれない。笹平まで行こうか迷ったが、次の日大きく崩れることは無いと判断して そこで泊まる。
6/26 曇りのち晴れ
△―1:05―右俣出合―0:53―10m2条滝上―1:10―久渡沢出合―0:28―クッキリ沢橋―0:50―雁坂トンネル入口
4:30起床。藪を下る。下りはつらくない。20分ほどで沢床におりたつ。
ナメラ沢のナメはけっこうぬめっていて、すべりやすいので、それに気をつけてさえいけば、さくさく下降できる沢である。途中、数人がすべってこける。
200mナメは左岸 をまく。踏み跡のようなものがずっと続いている。10m2条は行くときは登ったが、右岸を巻き降りる。15m2条のまきがちょっと緊張?大きく巻かず、小
さく。パワーロープを使った。3段10mの巻きは問題なし。あっという間に久渡沢。少し遊んで大休止。上流に踏み跡を探しに行く。登山道にあがる踏み跡の 入口には赤テープがまいてあった。
6mたきをのぼって終わり。右から。左からいったよっしーはぷるぷるしてた。
おつかれ。案外充実した山行になってよかったよかった。
雁坂トンネル入口でタクシーを呼ぶ。電話&トイレあり。